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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:微小振動する角振動数)
微小振動する角振動数と慣性モーメントについて
このQ&Aのポイント
- 微小振動をする棒の角振動数ω(h)を求める問題について解説します。
- 質量m、長さ12Lの棒が微小振動し、支点を通る軸周りの慣性モーメントは12mL^2+mh^2とします。
- また、回転の式ではなぜマイナスになるのかや、微小振動ならsinθ≒0になるという疑問についても解説します。
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質問者が選んだベストアンサー
>回転の式 I・dω/dt=-mghsinθ >となっていますが、なぜマイナスになるのか分かりません。 ω=dθ/dt はθが増える方向が正ですよね? 右辺のトルク (力のモーメント)はθを増やすまいとする方向だからです。 通常θは反時計回りを正にとります(本当はθは回転方向を ねじの回る方向としてねじの進む方向へのベクトルとして 扱うのが普通です)。一方トルクも反時計回りに回転させる 作用を正とします(トルクももちろん通常はθと同じ決め方を したベクトルとして扱います)。今両者は逆向きですよね? 同じ向きだったらどんどん回転が速くなっていって,振動には なりません。これは,もっと初歩的にはばね振り子の運動方程式 m dv/dt = -kx と形式的に同じ形をしていますよね。 >微小振動ならsinθ≒0になると思うのですが、この考え方は間違っていますでしょうか? ダメです。それでは運動することになりません。 sinθ=θ-θ^3/3!+・・・という無限級数からθの1次の項まで とって近似します。すなわち,sinθ≒θと近似します。 そうすることで,ばね振り子と同じ形 m d^2x/dt^2 = -kx ←→ Id^2θ/dt^2 = -mghθ になって初歩的に解くことができるようになるわけです。
お礼
素早いご回答ありがとうごうざいます。 涙が出るほど分かりやすかったです。 つまり、単振動と同じように考えてみますと、 I・d^2θ/dt^2=-mghθ≡-kθ T=2π√(I/k)=2π√(I/mgh) ω(h)=√(mgh/I) と、この解でよいということですよね。 非常に助かりました。ありがとうございます。