- ベストアンサー
どうしてもヨーロッパの大学で勉強したい
現在神奈川県内の大学の4年次に在学する者です。 昨年の春から就職活動を開始し、無事関西の中堅メーカーに内定を頂くことができました。 ただ、指導教授への卒業研究の提出期限が迫っており、一体何について書けば悩んでいます。 現在水産学科に在籍しており、論文のタイトルは要約すると海の生態系の変化に関するものだったのですが、今になって自分の希望する題目に不安を感じるようになりました。 私の親は地方で開業している歯科医です。 親からは、無理をしてもいいので薬学部を卒業するように言われていました。 しかし、体が弱くて私立大学の薬学部を中退してしまい、かといって今さら医療職に就くことは困難でした。 そのため、自分を誤魔化すために海洋学科に入学し、生物海洋学のプロになろうと思いました。そうすれば生物学への未来が拓け、博士号の取得も夢ではないと思ったからです。 しかし、1年のときに誘われて入部したESSで代表を務め、英語やフランス語についてかなり深く勉強しました。 (英検準1級、フランス語検定3級です) そのため、どうしてもヨーロッパの大学に入学したいとの気持ちが強くなりました。 今は、ドイツ語圏へ入学するために独学で勉強をしています。 そんな中、本当は興味のない海洋学で論文を書き、民間企業に行くのは正直苦痛です。 私は一体どうすればいいのでしょうか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
何のために大学に行くのか、ということをしっかり考えた方がいいです。 こんな言い方は失礼かもしれませんが、 薬学部、海洋学科、ヨーロッパの大学。 この大学の学費や、それまでの生活費等を出すのは誰ですか。 あなた自身が、どうしても学びたいもののために、自分でお金を稼いで、大学へ行く、というのならいいでしょう。 ご自分の人生です。好きにしたら良いのです。 でも、親御さんにお金を出してもらっているのなら、いい加減な気持ちで決めてはいけません。 将来やりたい「仕事」のために、行く大学でなければいけません。 「自分をごまかすために入った」海洋学科なのに、 >生物学への未来が拓け、博士号の取得も夢ではないと思ったからです。 これはおかしいでしょう。 大学院まで行って、研究職として本当に食べていける人など、一握りです。 博士号をとったからといって何なんでしょう。それこそ、自己満足、金持ちの道楽ではありませんか。 ヨーロッパの大学に行きたいのはわかりましたが、 そこで何を学びたいのですか? そして、それは、将来どんな仕事につくためですか? そこまではっきりしなければ、親御さんだって賛成しないと思います。 もう一つ。 >体が弱くて私立大学の薬学部を中退してしまい、かといって今さら医療職に就くことは困難でした。 慣れない海外で暮らす、というのは、精神的にも肉体的にもタフでなければ不可能です。 私は、愛する家族と共に、大好きな国での海外生活を数ヶ月だけ経験しましたが、体重が10キロ落ちました。 何度も日本に帰りたい、と思いましたが、どうしても叶えたい夢のために、歯を食いしばって月日が過ぎるのを待ちました。 転勤で海外へ行って、孤軍奮闘がんばろうと息巻いて行ったものの、数ヶ月で適応障害を起こして帰国する駐在員だって少なくありません。 あなたに、「夢」がなければ、 どうしても諦めたくない何かがなければ、 海外で暮らすことなど無理です。 ・・・と、少々きついことを書きましたが、もう少し前向きな提案も。 どうでしょう。 どうせ本意ではない卒論など適当に書いてしまって、その後、アルバイトをがんばってお金を貯めて、1、2ヶ月ほどヨーロッパで暮らしてみては。 ツアーではない、個人旅行ですよ。 宿の手配等、全て御自分で。 自分が本当に何をやりたいのか、考えるいいチャンスだと思います。
その他の回答 (2)
アホみたいな素朴な疑問なのですが、 体が弱いので薬学部を中退されたのに、海洋学は大丈夫だったのですか? と言いますのは、船に乗ったりいろいろありそうな気がするので・・・・ そうだったら体が弱い人が長く続けるにはそもそも不向きな選択であったのではと思いますが、 私の勘違いでしょうか。 パッと見た印象では、「ヨーロッパの大学」というのが大雑把過ぎると感じました。 ドイツなのかもしれませんが、タイトルがヨーロッパ・・・・。 的が絞れていない気がします。 ヨーロッパはご存じのとおり、言語が様々です。風土だって違います。 ヨーロッパも広いですよ。 >私は一体どうすればいいのでしょうか? とりあえず、卒論を書くことでしょう。 今後何をやるにしても卒業しちゃったほうがいいと思いますよ。 せっかくここまで来て、半端になってしまうでしょう。 もし、この先の人生まで考えてしまうと論文が書けないというのなら、 「卒業するために」書いたらいいと思います。 一生懸命やっていると思っているのかもしれませんが(たしかに、頑張ってないわけじゃないと思いますが) 英検準1級で「かなり深く」とは、学生さん以外は言えないと思います。 大人の中に入ると出来る人はもっと出来ますし。 出来るようになればなるほど「いやー、まだまだですね」の世界ですし。 何か、夢のような暮らしがしたいのでしょうかね。 パラダイスがどこかにあると思っている? それとも逆に、希望がないのか? 人生、時には一時退却も必要ですが、 ここぞというときの踏ん張りも必要かと存じます。
補足
ご回答をいただき、ありがとうございます。 父が実学主義だったために海洋科を受験したのですが、航海実習はそれなりに大変なものでした(ただ、私の大学は特殊な学科だったことと、専門科目が少なかったために船に乗る機会自体はそれほど多くありませんでした)。 私はただ単に、ヨーロッパで修士の学位を得て親を見返したかったのだと思います。この年になって親の脛を齧り続けるのは恥ずかしいことですが、私のような文科系人間が企業社会で成功するとは(経験上)思えません。そのために、教育先進国であるドイツに留学して学位を得ることが、私にとって都合のよい現実逃避だったのです。 幸いなことに卒論(卒研)の指導教授は文系に理解のある方で、大学の教養科目を基盤にして執筆してよいとおっしゃってくれています。 なので、本当は理系に弱い私でも、よっぽどのことがない限り論文は教授会を通過するのではないかと考えています。 少し長くなってしまいましたが、私は理系であるにもかかわらず理系コンプレックスなので、このようなわけの分からない悩みを抱えてしまっているのだと思います。 せっかく就職先も決まっているのですから、これからは卒業のみに全力投球したいです。
- nanami_wic
- ベストアンサー率32% (31/96)
キツイ言い方ですが、あなたの生き様は逃げの人生ですね。 薬学部を中退し、海洋学科に入学。 でも、博士号の取得は難しかったんですよね? 思ったより簡単に取得できないと分かったら、次は自信のある語学へ。 英語とフランス語が堪能なのはすばらしいですが、それでドイツへの留学を検討されるのが、薬学部から海洋学科へ転向された貴方らしい選択だと感じました。 ドイツへ行って、何を学ばれるんですか? ドイツ語ですか? それなら、ドイツ人に日本で教えてもらったらどうでしょう。ドイツ語を勉強するために海外留学するのは、お金と時間の無駄です。 そして、たとえ『ドイツ語』を学ばれるために、あなたがドイツに行ってもこのままでは、最終的にやはり『苦痛』と感じられてしまうに違いありません。 これが最後のチャンスだと思い、自分のやりたいこと、しなくてはいけないことを再度、見直されてはいかがでしょう。
補足
親身のアドバイスをいただき、ありがとうございます。 英語も日常会話レベルですし、フランス語にいたってはネイティブと意思疎通したこともありません。 ですので、語学の実力といいますより、やはり自分の専攻への自信のなさを誤魔化すために語学に熱中したのだと思います。 ドイツは物価が高いと聞いているので、そこで語学を勉強するのはあまりにも効率が悪いかもしれません。また、私なりに調べてみたのですが、ドイツの日本人社会というのはエリート集団だと聞いていたので、そのためにも自分の適性を試させていただくため、ご質問させていただいた次第です。 海洋学科出身で、現在同じ大学の修士に進学している先輩がいるのですが、その実態は生物学者とは程遠いらしく(ピペドと呼ばれているそうです)、私も同分野での博士号は悲観しております。 ドイツに行って専門に勉強したいのは、ドイツ語と古典物理学です。 ただ、自分の曖昧な目標設定について、やはり真剣に検討せねばならないと感じました。
補足
ご回答をいただきありがとうございます。 理系なので学費は当然高いですし、薬学部の初年度学費を考えるととてつもない学費になってしまいます。 また、あまり才能もない自分が親の金で私立薬学部に進学するのは、苦学して国立に進学した友人にも申し訳ないと感じておりました。(もっとも、薬学部は中退していますが) 基本は、やはり名誉欲なのかもしれません。 自分の文系の出自(高校時代は文系コースでした)から理学や工学に異常なコンプレックスを持っており、またその幼い性質は未だ治っておりません。最初の大学を中退した後に工学ではなく海洋学を目指したのも、文系の自分でも学士の資格が得られるとの短絡的思考によるものでした。 ですので、職能や人脈、社会力のための大学というよりは、すべて自尊心を満たすための進学であったと思っています。 (ヨーロッパへの留学も同様で、情けない自分に自信を付ける(=修士号を取る)ことが目的でした) 結果として、私は非常なコンプレックス人間といえるでしょう。 rosavermelha様の在留経験者としてのご意見、とても参考になりました。私の投稿は幼稚なものでしたが、それでも真摯に回答していただけることに率直に感動しました。 確かに日本ですら学者になれる自信がなく、民間企業で生き残る自信もない。そのための逃げ道として海外留学を考えていたのであれば、それはきわめて安易な発想だと認めざるを得ません。 まずは企業社会に適応しながら夜間学校に通い、少しでも残っているコンプレックスを解消していきたいと考えています。 また、ドイツ語を学びたいと思ったのは単純な学究的な興味によるのですが、日本国内でも充分にドイツ語を学べる機関はあると思うので、少し苦しいかもしれませんが地道に努力をしていきたいと考えています。 ドイツへの旅行についてですが、私もとてもいいアイディアなのではないかと思います。人づてにではありますが、ドイツ語圏での不動産物件の取得は異常に困難だと聞いておりますので・・・。 恥ずかしい話ですが、現在はドイツ語の学習とともにハングルも勉強しております。外国語を勉強するのは私にとても向いているようで、韓国の放送は現代の日本のものとほとんど変わらないように思います。(同時にドイツの国際放送も聴いたのですが、とてもではないですが保守的な曲(日本の演歌?)が多く、現在はテキストのみを開いております) たいへん長くなってしまいましたが、今後の人生で必ずや参考にさせていただきます^^