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海洋学は、大学で編入か、大学院で編入するかについて・・・
こんにちは、私はUCSDの大学院で海洋学を専攻し、魚類学者になるのが目標です。九月からはHoly Names Universityの一年生になります。質問なのですが、海洋学を勉強する場合、HNUで四年間生物学全般を勉強し、UCSDの大学院に行くのと、HNUの一般教養を二年間取り、UCSDの三年次に編入してあとの二年間を海洋学に費やすのとでは、どちらがいいのでしょうか?お恥ずかしい話ですが、UCSDの三年次に編入して、大学院に行くほどのお金はありませんので、大学に編入をしてしまったら卒業したら大学院には行かずに就職をしなければいけません。HNUは奨学金で行かせて頂いたため、四年間も行くことができます。ある情報によれば、大学院には大学で違う学部にいた人も比較的穏やかに入学できる、と聞いたのですが、それでは大学の専門課程で学ぶのと、大学院で学ぶのとでは何が違うのでしょうか?回答をいただけるととても助かります。
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質問者が選んだベストアンサー
素敵な夢ですね! 僕はアメリカの大学院で生物学を勉強している者です。 UCSDの大学院に行くためにそこの学部に行くのは多分あまり意味がないと思います。 こちらの大学院って、日本と違って、大学からそのまま同じ大学院に来る人はかなり少数派なようです。 むしろ違う大学院に来る学生の方がやる気があると判断されるらしいです。(伝聞なのでここは自信なし) でも質問者さんが聞いているのは、UCSDの大学院か、学部2年間かの選択なのですよね。 これは、本人の意識によって変わります。 学部と院の違いは、いわば知識と研究の違いでしょうか。 学部でも実験はやりますが、それは与えられた指示にしたがってやるものですし、専門と言っても基礎から幅広く勉強すると思います。(でもアメリカの学部は行ったことないので、あまりよく分かりません。) 大学院では、将来研究者になることが前提になりますので、生命現象がどうこうよりも、それを解明するための実験手法を中心に勉強する感じです。 ディスカッションでも実験が論理的かどうかを議論しますし、課題でもgrant proposalといって実験の長期計画書を書いたりします。 授業も基礎的なことはすっ飛ばしますから、僕みたいに基礎がおろそかだとついてくのが大変です。 ということで、研究者になりたければ院、ただ知識が欲しいなら学部で十分だと思います。 最後にひとつ耳寄りな情報。 UCSDの海洋生物学の大学院では、大部分の学生に無償の資金援助(stipend)が出るみたいですよ。 参考URLのSpecial Financial Aidのところを見てください。 Twelve-month graduate student researcher positions for 2002-03 carry stipends ranging from approximately $18,291 to $20,415 and include tuition and fee remission. これは、年に2万ドルくらいお金をくれる上に、授業料も免除と言う意味です。 24カ月だけっていうのが気になりますが、これは学校に問い合わせてみてください。 stipendはアメリカではけっこう一般的で、とってもお得な制度なので見逃さないようにしてください。 同じ科学者を目指す日本人として応援してます。
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- milky2222
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こんにちは。理科系の修士を卒業したものです。 学部で奨学金を貰えるなんてすごいですね。 viva-eminemさん、学者になりたいなら、がんぱってPhDまで行きましょう。 大学はどこでもいいです。本格的な研究は院が中心なので、PhDで最高の学校を卒業すればいいんですよ。アメリカは最終学歴が最も重要なんです。 また、日本と違い、アメリカの院は成績重視です。内部進学よりも外の大学からの優秀な志願者を優先します。 私の友人のアメリカ人は普通の大学から難関ハーバードのLaw Schoolへ行きましたし、友人の留学生は、中レベルの大学をオールAの1番で卒業したら、有名大学院からフルスカラシップつき入学のオファーが降るようにありました。努力次第でチャンスは必ずあります。 だから、奨学金が貰える今の大学でDean's Listを目指してください。学問だけでなく、ボランティアやクラブ活動などもしてください。こういう活動や「奨学金を4年間貰えた」実績も、院の選考時にプラスになりますから。 また、アメリカの理系の大学院は奨学金が豊富です。きちんとした成績を修めていて、TAやRAなどの教授の手伝いをすれば、最低でも授業料は免除になりますし、うまくいけば生活費の分まで貰えます。奨学金で節約した分をうまく使えば、就職で中断することなく、余りお金も掛けないで、最短距離でPhDを取ることが可能です。 そして、UCSDの海洋学の授業を受けたかったら、一般に開講しているサマークラスやContinuting Educationのクラスを見つければ受講できます。普通の授業でも、UCSDの担当教授に談判して許可してもらえば、他大学の学生でも「聴講生」扱いになるかもしれません(交渉次第で、けっこう融通がきく場合があるんですよ)。 最後に1つだけ。 先に自分の行きたい大学院の入学要綱を調べておきましょう。院入学に要求されるPre-requirementの単位がありますから、それを必ず大学の間に履修しておくことです。 海洋学なら、生物学系を専攻すれば、殆どのPre-requirementを満たせるとは思いますけどね(マイアミ大学の海洋学の院に留学してきた日本人は、日本では理学部生物学科を卒業したと言っていましたから。) Good Luck! 未来の海洋学者にエールを送ります。
お礼
丁寧な回答を本当にありがとうございます。同じ日本人として、milky2222さんのような方を誇りに思います。自分は一人じゃない、他にもたくさんアメリカでがんばってるということを、このHPで知ることができました。本当に感謝しています。本当に努力をすれば、たとえお金が足りなくても道は必ず開けてくるんですね。ボランティアや部活も、積極的に参加したいと思います。海洋学者、必ずなってみせます。どうか、自分のことを心の隅にでも覚えていていただけるとうれしいです。本当にありがとうございました。
- tnk_tk
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UCSDの大学院が最終目的なら、そして経済面を考えるなら、ホーリーネーム大学(奨学金つき)を卒業してから大学院に進むのが一番良いのではないでしょうか? UCSDへの編入は非常にcompetitive(競争が激しい)です。しかも編入の場合は95%がカリフォルニアのコミュニティーカレッジ卒業生で占められています。UC系はCAのコミカレ卒業生を優先するからです。 他の大学からの編入はいわば「その残り」です。しかも編入には前の学校でGPA3.5以上が望ましい。これは、留学生にはかなり厳しい成績です。 ですから、もしUCSDへ学部から入りたかったら、ホーリーネーム大学よりもむしろコミカレ(優秀なところを選んで)に入ったほうが少しでも有利かもしれません。でも、すでに入学も決まり、奨学金もいくらかもらえるということなら、そのままHNUに行ったほうがいいですものね。 いずれにしても、UCSDはかなりのレベルの大学です。がんばって学部時代のGPAを高く保つ努力をしてくださいね。
お礼
丁寧なご返信を本当にありがとうございます。HNUは奨学金で学費と生活費の50%を出していただくことができるようなので、なんとかそこで努力をしていい成績で卒業し、UCSDの大学院に進みたいと思います。一人でずっと悩んでいたことなので、答えていただいてとてもうれしく、がんばろうという気持ちになりました。Tnk_tkさんも留学生の方なのでしょうか?本当にありがとうございます。
お礼
こんにちは、回答を本当にありがとうございます。一人でたくさんの本を読んで調べたりしたのですが、どうしても心細くなってこのページにたどり着きました。奨学金の情報は、本当に目が飛び出るほど驚きました。なにしろ学費だけで留学生は230万と聞いていたからです。これを取れるように邁進していきたいと思います。大学院の研究、がんばってください。僕もOverthisgrayskyさんのように、自分の夢を実現できるようにがんばりたいと思います。それと、もしよろしければ、自分のMyページにメールアドレスを載せておきましたので、メールをいただけると幸いです。相談に乗っていただける先輩になっていただけたらなと思います。