• 締切済み

ゆとり教育について…

ゆとり教育はいつ頃から作ろうといわれていたのですか? また政府はこれを使うとどうなると思っているんですか? そんでもって問題点は何ですか?

みんなの回答

回答No.6

大学で、教職の授業をとっています。 「ゆとり教育」という言葉が登場したのは実は意外に古くて、70年代の教科書改訂時にはすでにこの言葉が出てきています。 英語の単語数などもこの頃から減りはじめているんですよね。 さかんに言われるようになったのは下の方々の回答にあるように、もう少しあとのようですね。 ちなみに70年代は、不登校、落ちこぼれ、非行等の問題がクローズアップされ、いわゆる詰め込み教育が盛んに攻撃されました。そういったものの反省からゆとり教育というのが注目されるようになったのです。 すなわち、日本の子供たちは勉強しすぎ、とか受験戦争で子供たちの心は荒廃している、なんてのは70年代の教育現場の話。 非常に不思議なことに、ゆとり教育が実施され始めた80年代に学校の荒れはピークに達しました。その後は落ち着いたものの、いじめというさらに深刻な問題が。 何故か、こういった問題にスポットがあたる時、かならず受験教育の批判が行なわれました。それで世論はゆとり教育を支持してきたのです。 不思議なもので、ゆとりを増やせば増やすほど子供たちは、学校は荒れていくんですね。 「ゆとり教育」が一つの実験だとしたら、もうすでに結果は出ているんです。 ちなみにアメリカやイギリスではゆとり教育が大失敗に終わり、公教育は手におえない状況になっています。 この期に及んでゆとり教育を実施するのはなぜなんでしょうね。

  • nubou
  • ベストアンサー率22% (116/506)
回答No.5

ほぼ同様のことを、文部省の「学習指導要領」担当者も主張しています: もしそうだとしたらいっていることとやっていることが違ってますね 記憶しないで理解すればいいのならもっと高度なことをいっぱい勉強するゆとりが増えるのだから 教科書は厚くなるはずです 勿論教科書がcdromになればいいのですがまだ早いかもしれません さらにサイバー化が進めばオンライン教科書になりますね とにかく テスト、試験の方法を記憶しないでもいいものに変えるべきです 例えば何があったのが何年か?というような馬鹿な問題は必要なし 勿論あってもいいのですが試験中データベースにアクセスできるようにして そのような問題は誰でもできるのです 大学入試をデータベースアクセス許可のもとすればいいのです 数学の問題で・・・を証明せよ 等の問題ならば・・・がデータベースにのっているような既存の命題でない限り 理解していなければいくらデータベースにアクセスしてもできませんが 一度理解していれば証明するのに必要な定理など多少忘れても定理などのデータベースにアクセスするなどして すぐに解けるはずです 学習で時間を取るのは記憶労力が95%以上を占めると思われるので 記憶をしないですむのなら20倍のゆとりができますから 10倍のものを学んでもまだ2倍のゆとりができます 学ぶことが多いのにゆとりが大いにあるというのはいいものですね

回答No.4

 少し混乱されているようですが、実は↓のNO.2の方が書かれているのと ほぼ同様のことを、文部省の「学習指導要領」担当者も主張しています。  いわく、学力とは知識ではない。このインターネットの時代に年号やら 日頃使わない公式を詰め込む必要はない(むしろコンピュータ教育を充実 していきましょう)。そして何よりも、こうした知識を競い合う偏差値支配 の受験体制もよろしくない。だからこそ、暗記すべき内容などは削減して 「ゆとり教育」に切り替えるのだと・・・。 (NO.2の方をだしにしてしまったようで申し訳ありませんが、) 教育の問題について議論すると、意外と多くの国民が気づかぬうちに こうした考えを口にしています。だからこそ、文部省も「表向き」には このような説明をするのだと思います。  いわゆる「ゆとり教育」を基本方針とする新しい学習指導要領が告示 されたのは、99年のことです。(実施は今年から)  おきまりの「文部省批判」ばかりしていると、見落とされがちですが、 しかし実際に、その内容について方向付けしたのは、中曽根首相時代の 私的諮問機関「臨時教育審議会」(84~87年)でした。 (だからある意味では、文部省は自分達の縄張りを荒らされたかたちで もあり、最初のうちは抵抗もしたようです。でも当時の中曽根首相の 強力なリーダーシップにはかなわなかったのでしょう)  そのメンバーには、もちろん名誉教授の立派な肩抱きを持つ学者なども いましたが、それ以上に経済界のお偉いさんたちが沢山入っていました。 ですので、「ゆとり教育」には、それまで文部省の聖域だった教育現場に、 企業の論理がもちこまれたという側面がうかがえます。  その最大の特徴は、(逆説的な感じもしますが)「エリート重視」の 思想です。駄目な社員はいつまでたっても駄目、結局は少数のエリートが 企業を牽引し、国の経済を繁栄させるという考え方です。  当時文化庁長官で、新学習指導要領の下敷きになる答申をまとめた最高 責任者だった作家の三浦朱門氏は、 「落ちこぼれの底辺を上げることばかりに注いできた労力を、できる者を 限りなく伸ばすことに振り向ける」 「非才、無才には、せめて実直な精神だけを養っておいてもらえばいい」 「エリート教育とは言いにくい時代だから、(ゆとり教育と)回りくどく 言っただけ」などと、インタビューで語ってもいます。 (『機会不平等』斉藤貴男・文芸春秋社) 要するに、全ての子供に手厚い教育は必要ない、これからは「ゆとり教育」 でコストダウンをはかって、その分を国にとって有益な、本当に才能のある 子供への高等教育にまわそう、というのが狙いのようです。  最近では「愛国心」教育が話題になっていますが、これなどはまさに 「非才、無才には、せめて実直な精神だけを」ということなのでしょう。 その一方で、この10年間にノーベル賞受賞者を何人輩出しようというような 国家プロジェクトも出てきてますよね。  ご承知のように、小泉内閣は経済最優先、徹底した競争原理による社会の 構造改革を方針に掲げていますから、こうした「エリート重視」の方向性が、 今後ますます加速されていくことは間違いないとと思います。

noname#8695
noname#8695
回答No.3

この場をかりて ゆとり教育への不満をいっぱつ! 中学生と小学生の子がいます。 まず 中学生の子は 私立の学校を受けるのに ゆとり教育ではずされた 単元を塾で補わなければなりません。 希望する子が 全員 公立高校へいけるわけではないのです。 それから ふえた「総合の時間」ですが あまり有意義とは 思えません。 本人も総合の時間が一番うっとおしいようです。 また 授業時間が足りないので 運動会でも下準備の練習の必要な種目は やめるとか簡素化される傾向にあり、中間や期末テストも一回だけにするとか廃止するという話も聞いています。 小学生では 土曜が休みになった分 平日に授業時間がふえて 帰宅が遅くなりました。うちは 学校からあまり近くないので 平日に家に帰ってから 友達と遊ぶ時間が減りました。 土曜が休みになったとはいえ、この地域では何の子供向けの 催しもなく 子どもはひまです。 かためて休めるのを喜ぶのは 先生だけかな ほかに いろいろと有意義な点もあるかと思いますが とりあえず うちの 生活の雑感でした。

  • nubou
  • ベストアンサー率22% (116/506)
回答No.2

文部省には余り頭がいい人がいないですね ゆとり教育だといって教科書を薄くすることは内思います 勉強でしんどいのは記憶しないと行けないからということが一番です 理解することは必要でこれは記憶ほど労力を必要としません 試験に携帯電話やノートパソコンを持ちこんでもいいということにならば 知的肉体労働である記憶に時間を割かずにするのでゆとりが出てきます 要は理解することが重要で記憶ごとはデータベース化して いつでも取り出せるようにしておけばいいのです 馬鹿な歴史学者が1192に何があったか知らないとはあきれる といっていましたが そんなことは重要ではなく 歴史の流れや意味することが重要なのであって 年号はパソコンからいつでも取り出せるように 関係機関がデータベース化していればいいのです 司法試験もそうです 法文をデータベース化してロボット検索できるようにしていれば 記憶力でしか勝負できない頭の悪い弁護士を排除できます 記憶をしないですむのなら理解だけでいいのなら 多くのものを学んでもゆとりはできます 文明の利器を使うように教育改革をしてほしいものです

回答No.1

思いっきり斜めから見た意見です。 ゆとり教育は、戦後すごい勢いで力を付けてきた日本を警戒したアメリカが、その要因が、日本の教育にあるときがつき、日本の国力を弱体化させようとした陰謀です。 そのアメリカの思惑と日本の官吏のぼんくらで反抗心のない国民を作りたいという思惑が一致して、共謀して行っている政策です。 この説が、本当かそうでないかは、後10年したら分かります。多分10年後の日本は、一部の官吏だけがのうのうと暮らし、一般の国民は、ひーひーいって暮らしているはずです。 そしていろんな所でアメリカの食い物にされた日本の風景が見られることでしょう。 そうならないためにも、早くGを日本から駆逐しましょう。

関連するQ&A

  • ゆとり教育について

    ゆとり教育が導入された頃は私は既に社会人でした。 以前から、ゆとり教育の不要論がメディアで取り上げられているのを見たりしました。ここでお聞きします。 (1)ゆとり教育が導入されてから良い点・悪い点とは? (2)今後はゆとり教育はどうなるのでしょうか? ぜひお教え下さいませ。

  • ゆとり教育について

    明日の学校でディベートすることになりました。 その内容について調べろとのことなので、たくさんの意見がほしいです。 議題は『ゆとり教育』についてです。 ゆとり教育に賛成・反対の意見と(あったら)疑問点、 そしてゆとり教育廃止についての意見がほしいです。 自分はゆとり教育反対派なのですが、賛成派の意見も集めたり考えたり しなきゃいけないので、皆さんよろしくおねがいします。

  • ゆとり教育は失敗だったと思いますか?

    タイトルの通りです。 ゆとり教育の良かった点、悪かった点、それぞれあると思いますが トータルで考えてゆとり教育は良かったと思いますか?

  • 日本のゆとり教育、改善されているのでしょうか?

    数年前まで日本では「ゆとり教育」をやっており それを受けた者は「ゆとり世代」などいわれておりました。 しかし、日教組などにより推進された「ゆとり教育」は やがて学力低下をまねきました。 世界の中での学力調査などでも 日本の学生の点数低下が、顕著になっていきました・・・。 やがて問題に気づき政府の指示にて 改善を始めたようですが…  疑問です。 実態は改善されているのでしょうか? ・教育を受けている方 ・教えている先生など ・親御さんなどで聞いたことがある方 お教えください。

  • ゆとり教育の弊害

    ゆとり教育の弊害について調べています。 ゆとり教育の弊害とはなんなのでしょうか? 良かった点はないのでしょうか? 個人的には良かった点もあるんでしょうが、悪かった点の方が多いのではと考えています。 ご意見の他にも、参考になりそうなURL、お勧めの書物、などございましたら、ぜひ教えて下さい。よろしくお願いします!

  • 中国語で「ゆとり教育」ってどういえばいいですか?

    中国人のお母さんに「ゆとり教育」について、説明したいのですが、どのようにいえばいいでしょうか?「知識重視でなく、子供に考える力をつけさせたり、人とのコミュニケーション能力をつちかったり、いろんなことに対処できる能力を育てたりすることのできる教育を重視していたが、、、、政府はその「ゆとり教育」を見直そうとしている」これは、中国語でどう訳せばいいですか?おしえてください。 「ゆとり教育」という言葉を直訳すると、どうなるでしょうか?

  • 「ゆとり教育」と「脱ゆとり教育」、どっちがいいの?

    子供時代、バカのアメリカ人の方がノーベル賞が多いし、日本人より賢い韓国人はノーベル賞、確か0ですが! 「脱ゆとり教育」で韓国化でも目指してるのだろうか? http://d.hatena.ne.jp/lalablog/20121213/1355408893 2011年に実施された、国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)の結果に、以下、マスコミ各紙のタイトルに見るように、マスコミ各紙、「脱ゆとり」の教育効果か! と、浮かれているが、、、単に、詰め込み教育やったって、意味がないと思うんだがなぁ~~ 小学生 理数学力が向上 脱ゆとり教育の効果か 東京新聞 - 2012年12月11日 脱ゆとり効果、小4の理数向上…国際学力調査 読売新聞 - 2012年12月11日 理数学力改善 文科省「脱ゆとりの効果」 国際学力テスト MSN産経ニュース - 2012年12月11日; 小4の理数学力改善、脱ゆとり効果か 国際テスト 日本経済新聞 - 2012年12月11日 国際理数学力調査:日本の小4過去最高点「脱ゆとり」効果 毎日新聞 -2012年12月11日 国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)における数学の成績(中学校) http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2012/12/11/1328959_02.pdf 1位,韓国 613 点 5位、日本 570 点 9位、アメリカ 509 点 ノーベル賞の数から言うと 韓国(たしか0個) < 日本 < アメリカだが! 国際なんとかがついたり、 「ゆとり」を否定出来るような事象に出くわすと、 直ぐ浮かれて下のような記事を書くマスコミの方が「脱ゆとり」が必要なんじゃない? と思ってしまうが。。。。。 脱ゆとり効果、小4の理数向上…国際学力調査  小学4年と中学2年に相当する年齢の子供を対象とした世界的な学力調査「国際数学・理科教育動向調査」(TIMSS ティムズ )の結果が11日、国際教育到達度評価学会(IEA、本部・アムステルダム)から公表された。  日本の順位は小4、中2ともに5位以内で前回調査と同様だったが、小学生は得点が上昇した。文部科学省は「脱ゆとり」教育をめざした新学習指導要領の成果とみている。一方、同時に行われた学習意欲などに関する調査では、国際平均より学習意欲が低い傾向が続いている。  調査は4年に1度。2011年3月に実施された今回は、小4は50の国と地域、中2は42の国と地域の計約50万人が対象で、国内からは無作為で選ばれた約8800人が参加。1995年の世界の基準点を500点と設定、国ごとに偏差値化した得点で比較できるようにしている。学校で習う基礎的な知識が出題される。  今回は、小4算数が585点(前回568点)、中2数学は570点(同570点)でいずれも5位。理科は小4で559点(同548点)、中2は558点(同554点)でいずれも4位。順位は横ばい状況が続いているが、得点は小4理科が11点、算数で17点も前回より上がった。文科省は顕著な向上としている。  理数科目では09年度から授業時間を増やした新学習指導要領が先行実施されており、同省は「反復練習や観察、実験を重視した成果が表れた」と評価している。中2の得点が前回とほぼ同じだったことについては、「積み重ねが必要な理数科目では、中学から新指導要領になっても成果が表れていない」とみている。 (2012年12月12日08時15分 読売新聞)

  • ゆとり教育に関すること

    大学の発表でゆとり教育について調べています。 以下の3つについてお答えください。 すべて公立学校の教育としてとします。(塾や予備校等で習うなどことはなし) 1、ゆとり教育では円周率は3で習った、と思ってるもしくは思っていたことがある? 2、ゆとり教育の子供はゆとり教育以前の子供より学力が低い、と思ってるもしくは思っていたことがある? 3、ゆとり教育になって勉強が好きという人が減った、と思ってるもしくは思っていたことがある? 可能であれば何歳代の方かと理由も、ご記入いただければ幸いです。

  • ゆとり教育とは?

    ゆとり教育とは? あなたが考える理想のゆとり教育とは何か教えてください。 その他ゆとり教育に関するいろいろなお考えがあれば教えてください。 (ひとつ前の質問は質問文章を書かずに誤って投稿してしまいました。)

  • 「ゆとり教育」のどこが何故いけないのですか?

    最近、色々なメディアで、日本の子供達の教育レベルが世界レベルから落ち込んできたのは「ゆとり教育」が原因だ、と言われていますが、本当にそうなのでしょうか。 ただ単に子供達に無理矢理知識を詰め込んで、より偏差値の高い学校に合格することだけを目的としたような全くゆとりの無い教育に戻す方がよいと、真剣に思ってのことなのでしょうか。 逆に今以上に情操教育を強化して、もっと更にゆとりのある人間教育をしていくことこそが子供達の為の真の教育と思うのですが。 この「ゆとりの無い教育」を推し進めようとしている胡散臭そうな真の目的は何なのですか。 どんな小さな情報でもかまいませんので、教えてください。