- ベストアンサー
無差別曲線について
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
無差別曲線が「曲線」であるのは、傾きの意味を考えてみると分かります。 無差別曲線の傾きを「限界代替率」といいます。簡単に言うと、交換比率のこと。 図が書けないので、イメージしながら読んで下さい。横軸に、例えばキウイ、縦軸にみかんをとります。今、私(横軸)がキウイを持っていて、あなた(縦軸)がみかんを持っているとします。 私があなたに「自分が持っているキウイとみかんを交換して欲しい」と言うと、あなたは、キウイをたくさん持っているときは、(図で言うと、縦軸で0より随分上にいる点)あなたも太っ腹になって、「みかん1個に対してキウイを2個交換していいよ」と考えます。このときの交換比率は1:2です。 しかし、私がその後再度交換を頼むと、あなたの手持ちのミカンが、最初より減っているので、ちょっと不安になって「さっきは1:2で交換してあげたけれども、今回は、1:3で交換しよう」と思います。 再度交換を頼まれると「今度は1:4」「1:5」…という風に、自分のミカン1個に対して、交換する際に求めるキウイの数を増やしていこうと思うはずです。 つまり、自分が持っていたミカンが、最初たくさんあった時、ミカンに対して、あなたはそれほど価値を認めていなかった。(数が多いモノは価値が低い。経済学のイロハです)しかし、自分の手持ちのみかんがだんだん少なくなって行くにつれて、みかんの価値が高まる。無差別曲線とは、そもそも「自分の満足度を一定に保っている線」だから、自分の満足度を減らさないためには、交換する時に、もらうキウイの数を増やしていかないといけないのです。 交換比率比率がだんだん小さくなっていきますよね。これを、経済用語で「限界代替率(交換比率)逓減(徐々に小さくなる)の法則」といいます。 だから、無差別曲線は、「直線」ではなく、「曲線」になっているし、右下がりになるわけです。 というところで、よろしいでしょうか?
関連するQ&A
- 凸型の無差別曲線と直線の無差別曲線
「限界代替率逓減の法則(Xの消費量を1単位増やし、同じ効用水準に戻るようにYの消費量を減らしていくに連れて、限界代替率は次第に小さくなっていくもの)により、無差別曲線は原点に対して凸型となるはずですが、直線のものがテキストの中に見られます。 直線の無差別曲線と凸型の無差別曲線とで、どのような違いがあるのでしょうか。
- ベストアンサー
- 経済学・経営学
- 無差別曲線の性質について
2つの財の選考を考えた時、無差別曲線には 1,どの点に対しても、そこを通る無差別曲線がある 2,右下がりである 3,より右上にある無差別曲線はより高い効用に対応する 4,交わらない …といった4つの性質がありますが(ここまでは実際にグラフを書いて理解できました)、 (1)2財のうち片方が貨幣財の場合 (2)さらに貨幣財でない方の財xの効用に上限が設けられている場合(xの数量>sならU(x)=Sといったような) これらの性質は変わってくるでしょうか? 貨幣財もプラスの効用をもたらすので特に変わらないと思っていたのですが、そうでないとしたら、どの性質が変わるんでしょうか? 長々とすみません。
- ベストアンサー
- 経済学・経営学
- 効用関数?効用水準?無差別曲線?
一生懸命テストの勉強をしていたのですが、何がなんだかわからなくなってしまいました。 効用関数、効用水準、無差別曲線ってそれぞれ何なんでしょうか? 今読んでる教科書には、詳しい説明がされてないので困っています。 無差別曲線に関しては、同じ満足のものを無差別に結んだ曲線、という認識でいいんでしょうか? 効用関数に関しては、まったく理解できていません。 教科書には、無差別曲線に対して45度線を使用して定義できる、と突然書いてあって、何のことだかさっぱりです。 効用水準に関しては、その効用関数の45度線上の無差別曲線と交わった点なのだ、ということが書いてあり、これもまったく意味が理解できません・・・ これら3つってどういう関係があるんでしょうか? いろいろ検索もしてみたのですが、基本的なことが見つけられず、今途方にくれています・・・ どなたか、教えてくださいませんでしょうか。
- ベストアンサー
- 経済学・経営学
- 効用関数 無差別曲線
学校の宿題で出されたのですがどのようにやればいいのか分かりません。 効用の値が10のとき無差別曲線のグラフをかけ u(x,y)=xy^2 どなたか解答お願いします。
- 締切済み
- 経済学・経営学
- ミクロ経済学、代替効果、無差別曲線の特性
ミクロ経済学に関する質問です。 課題の中で代替効果を説明する際、2財モデルを用いて「1財の価格が相対的に安くなると需要が増加する」との記述をしたところ、『相対的に安くなると何故、需要が増えるのかを無差別曲線の仮定(凸性など)を用いて示すべきです』との指導を受けました。 無差別曲線が持つ特性としては、 1.右上の無差別曲線の方が効用が高い 2.無差別曲線は右下がりである 3.無差別曲線は交わらない 4.選考の凸性 などが挙げられると思いますが、「1財の価格が相対的に安くなると需要が増加する」という事実を説明する上では、どのように関連させるべきなのか、恥ずかしながら理解が及びません。 参考文献としては「マンキュー経済学(ミクロ編)」や「経済学・入門(塩沢修平)」を用いて学習しています。 ミクロ経済学に明るい方、ご教授のほどよろしくお願いいたします。
- 締切済み
- 経済学・経営学
- 複数の無差別曲線が交わらないことの証明
掲題の通りです。 複数の無差別曲線が交差しないことの証明ですが 条件として ・微分は使わない(ただし「接線の傾き」などという表現はOK) ・予算線は使っても使わなくてもいい です。 宇宙人にもわからないとのことです。 http://okwave.jp/qa/q6846146.html のNo.9 どなたか解説いただけますでしょうか?
- ベストアンサー
- 経済学・経営学
- 効用関数と無差別曲線
ミクロ経済学において、効用関数 U=U(x,y) というのは、 UをZとすると、(しなくてもいいのですが) 例えば z= 2xy などの3元の方程式で、 x,y,zの各軸をもつ三次元で表すと、右上が高い山の斜面のような曲面を表し、 zを特定の値にした平面で、曲面を切断したときに切断された部分の曲線が、無差別曲線ということで良いのでしょうか?
- ベストアンサー
- 経済学・経営学
お礼
ありがとうございます。よくわかりました。