• ベストアンサー

無差別曲線について

無差別曲線はなぜあのような特徴的な曲線になっているのでしょうか。教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#24590
noname#24590
回答No.1

無差別曲線が「曲線」であるのは、傾きの意味を考えてみると分かります。  無差別曲線の傾きを「限界代替率」といいます。簡単に言うと、交換比率のこと。  図が書けないので、イメージしながら読んで下さい。横軸に、例えばキウイ、縦軸にみかんをとります。今、私(横軸)がキウイを持っていて、あなた(縦軸)がみかんを持っているとします。  私があなたに「自分が持っているキウイとみかんを交換して欲しい」と言うと、あなたは、キウイをたくさん持っているときは、(図で言うと、縦軸で0より随分上にいる点)あなたも太っ腹になって、「みかん1個に対してキウイを2個交換していいよ」と考えます。このときの交換比率は1:2です。  しかし、私がその後再度交換を頼むと、あなたの手持ちのミカンが、最初より減っているので、ちょっと不安になって「さっきは1:2で交換してあげたけれども、今回は、1:3で交換しよう」と思います。  再度交換を頼まれると「今度は1:4」「1:5」…という風に、自分のミカン1個に対して、交換する際に求めるキウイの数を増やしていこうと思うはずです。  つまり、自分が持っていたミカンが、最初たくさんあった時、ミカンに対して、あなたはそれほど価値を認めていなかった。(数が多いモノは価値が低い。経済学のイロハです)しかし、自分の手持ちのみかんがだんだん少なくなって行くにつれて、みかんの価値が高まる。無差別曲線とは、そもそも「自分の満足度を一定に保っている線」だから、自分の満足度を減らさないためには、交換する時に、もらうキウイの数を増やしていかないといけないのです。  交換比率比率がだんだん小さくなっていきますよね。これを、経済用語で「限界代替率(交換比率)逓減(徐々に小さくなる)の法則」といいます。  だから、無差別曲線は、「直線」ではなく、「曲線」になっているし、右下がりになるわけです。 というところで、よろしいでしょうか?

209belon
質問者

お礼

ありがとうございます。よくわかりました。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう