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進振り制度について皆さんはどう思いますか?
東大などで行われている進振り制度についてなんですが疑問があります。 教養というものは非常に重要だということは感じておりますが、一番の問題は進振りで希望の学科に行けなかった学生をどうするんだということです。東大は非常に優秀な学生ばかりなので平均80点ぐらいとらないと希望の学科にいけないということがあります。例えば、建築の勉強がしたいのに成績が少し悪く土木に行かなければならないという学生がいるとします。勉強はできるが、自分のやりたくない勉強を嫌々やるということは苦痛であると思います。特に研究は好きでないと続けられないと思います。 化学なんかは京大がノーベル賞を多く輩出しているのはやはり化学がやりたくて入学してくる学生のモチベーションの高さがいい研究をしているからだと思います。 皆さんは進振りについてどうおもいますか。必要だと思いますか?
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質問者が選んだベストアンサー
私は理科2類からもろ工学ばっかりやる工学部の学科にいきました。少し珍しい例です。 高校2年くらいの時は自分は絶対工学部だなと思ってたのですが3年夏で研究活動のようなことで生物関係のことをやって、生物もいいと思って理科2類へ。 そして実際に大学の生物や、力学、数学、物理化学、電磁気などを勉強し、やっぱり自分は工学だと再確認しました。教養でいろいろな授業をとったおかげで本当に自分のやりたいことが見つかったわけです。 現在工学部のある学科にいますが、やはり学科によって人の種類というか性格的なものは偏ります。教養時代は本当にいろいろな考えの人がいてバラエティにとんでいました。いろいろな人と知り合うという意味でもよかったと思います。 また、ノーベル賞受賞者数の比較は、受賞者数が少なすぎてどっちの大学が優秀云々の指標にはならないと思います。過去ノーベル賞受賞者が京大100人、東大30人なら京大の方がノーベル賞はとりやすい環境にあるといえるかもしれませんが、京大5人、東大2人ということで、正直統計的に語れるほど受賞者がいないのが実状です。
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- come2
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No.4です >むしろなぜ他の私立大学は「進振り」やらないのか? >と疑問に思っている方です。 と書いた後に、もうちょっと考えてみたのですが 大学運営から考えると、進振りってやっぱり面倒ですね 学生を振り分けるのに、大学入試の時に分けちゃえば それで済むのに、わざわざ学内でもう一度、振り分ける これは面倒だ・・・ 私大なら数千人単位になりますし、学校来ない人もいるだろうし ちょっと大変ですね。それで何らかの収入があるわけでもないし 釣った魚に餌をやる必要はないって気もします なので進振りって大学側からすると凄い手間のかかる制度ですね と考えるとそれを続けてるということは 想像以上にメリットがあるということなのでしょう >東大には土木はございません なるほど、それは失礼しました。
- staratras
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理科I類から文学部に進学した者にとっては「ありがたい制度」でした。 私の例は極端だとしても、大学を受験する際には大学の細分化された学科について十分に理解できているとは言えませんので、入学後にある程度事情がわかってから進学先を選択できるということは、学生にとって利益になる場合が多いと30年以上経った今でも考えています。 見方によっては教養学部時代に学生によく勉強させるための巧妙な制度だとも言えるかもしれません。実際に希望の学科の人気が高いために、進学するためにいい成績が必要になって、大変な思いをされている方も少なくないでしょうが、そのことを考え合わせても総合的に見れば「いい制度」だと思います。
- tanuki4u
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1:大学入試段階で行きたい分野があれば京大へ行け ごもっともです 2:東大も京大風にしろ 京大風もあり、東大風もありでよろしかろうと。 それぞれの大学が欲しいと思う学生を取るために、独自のことをすることは、学問の多様性を保つために重要です。 ===質問者の認識に関しての補足 東大には土木はございません http://www.t.u-tokyo.ac.jp/department/index.html 京大で化学のノーベル賞を取っているのは、理学部化学ではなく、工学部の応用化学です。昔の話ですが、福井さんは、「物理ができるなら化学に行け」と、指導者に言われて化学に行ったそうです。
- hpsg
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かなり昔ですが、理科I類に入学しました。進振り制度のメリットデメリットを理解して入学した人ばかりでした。デメリットを重視する人たちはおっしゃるように京大など他大学を目指しました。 というわけで、(1)入学後に進振り制度を突然提示されわけではないし、(2)振り分けの仕組みは公開されているし、さらに(3)進振り制度のない大学・学科を選択する自由が十分に与えられている、という状況である限り問題ないと判断しますし、進振り制度を持つ大学が存在することには賛成です。高校生の時点で進路を決められないが学習に全般的に努力する覚悟がある人間は有る程度の割合で存在しますから、進振り制度を持つ大学が日本にいくつか存在することは必要だと考えます。 ちなみに東大は品質の良い社会の歯車を製造するのが役目みたいな大学ですから、進振り制度を持つ大学なのは望ましい事じゃないでしょうか。
- zingaro
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東大に進振り制度があるのは入学する前からわかっていることなので、最初から学科を決めたいなら、あなたのおっしゃるとおり京都大学に行けばよいので、何も問題ないんじゃないですか。 実際、今みたいに薬学部が乱立するかなり前のことですから、人気の薬学を専攻するのは難しいから、京大を最初から志望する、ということはあったようです。 既回答にあるように、大学に入って大学の勉強をしつつ専攻を選べるというのはメリットだと思います。
- leo-ultra
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進振り制度であまり聞かない学科に進学し、でも今考えると、それでよかったと思っている者です。 別に東大生だけじゃなくて大学初級生に多い傾向だけど、理系だったら、高校の科目にある、物理、化学、生物といった名前の学科に進みたいと漠然と思っている人が多いのではないでしょうか? xxx工学とか、農業xx学なんて、なにをやるのか想像できないところには進学したくないと思っている。進学したら恥じだとさえ思っている。 でも学問は細かく細分されていて、むしろ聞いたことの無い最新の分野こそが若い優秀な頭脳を求めている。 進振りという制度は、ある意味でそういった優秀な頭脳を各分野に、 シャフルするのに都合のいい制度だと思う。 大学1,2年の時に勉強しないで遊んでいたやつが新しい分野に優先的に配分されることになるけれど、「研究」と「勉強」は違うし、かえって遊んでいたやつの方がその学問に興味をもったら伸びるもの。 大学1,2年の時に遊ばずに勉強していたやつらなんて、「研究者」としては伸びない伸びない。旧態然として学科に進学して、大した成果を挙げずに終わるのかも。 進振りは多くの人がいい思い出をもてない制度だけれど、頭脳をまんべんなく分布させるという観点からは、必要悪の制度だと思います。 それに所詮、リアルワールドは「弱肉強食」なんだよ。
- come2
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こんにちは むしろなぜ他の私立大学は「進振り」やらないのか? と疑問に思っている方です。 世の中的には、学科レベルでやりたいことがある受験生というのは少なく 特に文系なんか、法でも経済でも経営でも、どこでもいいから受かりたい という方が多いと思います。 それならまとめて教養で集めて、3年次に好きな学部学科 選ばせればいいと思いますけどね ここの質問見てても経済学部と経営学部区別ついてない人とかいっぱいいるし 入って一度でも経済学原論と経営学原論を履修すれば違うわかるから その後学部決めた方がいい まあ私学助成金とかいろいろな問題でできないんでしょうけど。 理系の場合は確かに、学部レベルで将来の職業が決まっちゃうこともあるので たしかに建築希望だったけど、土木に回るとショボーンということはあるでしょうね ただこれも所詮高校レベルで考えた希望で 理学部に入ったけど、工学部の方が向いていたということもあるだろうし 本当に行きたい学部学科がある人は、勉強が大学受験で終わらず、進振りまで 続くというだけの話では? 「東大入っちゃえばこっちのもの、学部はどこでもOK。どんな学問でも 軽くこなしちゃうよ!学部違ったって自分で勉強しちゃうから問題なし!」 頭のいい人はこんな感じなのでは? たまに合格体験記読んでると 東大法学部卒業したんですが、どうしても医者になりたかったので理3に 「受験で」入りなおしました。とか言う人がいるような世界だから あんまり心配しなくて良いと思いますよ ノーベル賞の京大の話も、よく実例としてあげられますが、日本人受賞者 10人もいないですよね?それに対して、東大京大の卒業生の数は? 統計的にノーベル賞受賞者の数で東大京大の違いを語るほど 有意な差はないと思いますよ
- otx
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例えば、化学がやりたいという人がいて、東大のシステムを最初から知っているのなら、その情熱に比例して勉強するでしょう。 そうすると、勉強もよりできて、モチベーションもより高い人が集まるわけですから、それこそトップレベルの研究が可能になるのではないでしょうか? 最初からわかっているのに勉強しないなんて人のことを考えるなんてナンセンス。 もし、一生懸命やってもダメだったら、自分より上がいるのを目の当たりにして、東大生なら何かかんがえますよ。 東大生でもない質問者様が心配することはないと思います。
- mackid
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>化学がやりたくて入学してくる学生のモチベーションの高さがいい研究をしているからだと思います。 東大生もやりたい事をするためには入学後も頑張って勉強しておけ、というだけの事ではないでしょうか。 やりたい事をするために必要と思えない学科も勉強する、という意味では大学受験がまさにそれです。それに勝ち抜いて東大に入り、さらに東大で建築や化学がしたいのなら入学後も頑張って何番以内には入れ、という続きがあるだけのことです。その覚悟と能力がない人は最初から別の大学で学びなさない、ということですね。
同じ事ですが、医学部の倍率が高いことをどう思われますか? 医学への情熱よりも試験のテクニックが高い人が医師になるのです。 (ドイツ語が「可」だったために医者になり損ねた化学屋)
お礼
ありがとうね