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丹田呼吸は胃腸を強くできるか??
元来 胃腸が弱くて困っています。 ちょっと食べ過ぎたり、飲みすぎたりしただけで、 すぐ下痢になったり、便秘になったりします。 特に疾病をもっているわけでもないのですが、 胃腸が弱いのです。 漢方薬、運動などをしておりますが、なかなか丈夫とまではいかないのです。 そこで、 丹田呼吸を取り入れてみようとおもっていますが、 丹田呼吸で、胃腸は強くすることができますか? また具体的にはどのような感じで行えばよいでしょうか?
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私も丹田呼吸法に興味を持ち、何冊か書籍を読みました。『健心・健体 呼吸法』(祥伝社 村木弘昌)、『医僧 白隠の呼吸法』(村木弘昌 柏樹社)などです。ビデオも持っています。『丹田呼吸健康法』(創元社 帯津良一)などです。 丹田呼吸法は、理にかなっています。人間は、内臓の動きを意識によって動かしたり、止めたりすることはできません。しかし、呼吸(肺)の動きだけは、無意識によって行われているにもかかわらず、意識によっても制御することができます。それゆえ、呼吸は、唯一、意識と無意識によって制御することができる境界線上にあるものです。座禅が、呼吸を重要視するのはこのためです。現在では、仏教のみならず、キリスト教の一部でも瞑想が行われています。書店でも、多くの呼吸法の本があります。 しかし、この呼吸法は非常に難しいものであると言われています。我々一般人は、「呼吸は、文字通り、吐くことが最初で、吸うことが後である」ということと、「肺による浅く、速い呼吸ではなく、ゆっくりと、へそのあたりを意識して、お腹で呼吸する」ということです。これが丹田呼吸です。禅の高僧になると、一分間に、二回程度しか呼吸をしない方もおられるそうです。生物は、生まれてから死ぬまでの呼吸数がおおよそ決まっておることがわかっており、呼吸が速い哺乳類(ハムスターなど)より、呼吸が遅い哺乳類の方が長生きすることが分かっています。僧侶に長生きする方が多いのは、そのためかもしれません。 >胃腸が弱いのです 胃腸が悪い場合には、「大振息」という呼吸法を用います。中曽根元総理が実践しておられることはあまり知られていません。 大振息の簡単にやり方を説明しますと、 1 体の上半身を左側に曲げ、三回吐く。元に戻って、反対方向でも同じ事をする。 2 吐くときに、丹田(みぞおちのあたり)に力を込め、吸うときは談伝の力を抜く。 簡単に言うと、内臓をねじ曲げながら、呼吸をするというイメージです。内臓の血流をよくし、そこに酸素を送るという感じです。マラソンをすれば、自然に酸素が必要となり、息が荒くなります。丹田呼吸法は、運動ではなく、内臓の鬱血した血液を血管内に送り出し、酸素を補給するのです。ですから、内臓に新鮮な酸素が行き渡り、内臓が強化されます。 丹田呼吸は、大振息以外にも多くの方法があり、鬱病を治したりするなどの方法もあり、精神面にも効果があります、実際に効果があることが証明されており、治癒した方がたくさんおられます。ただ、毎日、続ける必要があり、継続することが難しいのです。習慣は力なりです。 心身一如という思想にも通じ、まさに東洋の知恵と言えます。 ご参考までに。誤字、乱文はご容赦ください。
お礼
ありがとうございます。 早速試してみました!! これは スゴイ。本当にスゴイ。 即効で効果がありました。 いつも下痢気味でしたが、2日、3日で正常になりました。 本当にありがとうございます。 丹田呼吸は 真の健康法かもしれません。