もし秋葉通り魔事件で犯人を射殺していたら・・・

質問

もし秋葉通り魔事件で犯人を射殺していたら・・・
日本では警官は殺人罪で書類送検、不起訴になるのでしょうか

短刀相手に銃を使って撃つぞ！もどうかと思いますけどね～

回答No.9

thorium90

該当の事件と同じ状況で
犯人が拳銃を使った場合、死者は少なかった可能性がかなり高いです。
現場の状況によっては迷い無く抑止力として使うべきですが
アスファルト、コンクリートに囲まれたせまい場所では
跳弾が恐ろしくて銃は使えません。

回答No.8

gerappa

刑法上は、『違法性阻却事由』というのがありまして、刑法第３５条～第４１条まであります。
その中で今回のような場合、警官がもし犯人を射殺したとして、適用されるであろう違法性阻却事由は、第３５条（正当行為）、第３６条（正当防衛）、第３７条（緊急避難）が該当するでしょう。
尚、正当行為や緊急避難は、準用という形になると思います。
特に正当防衛は、「急迫不正の侵害に対して、自己又は他人の権利を防衛する為、止むを得ずした行為は、罰しない」となっておりますので、まずその警官の処分は考えられません。
但しその第２項で、防衛の程度を超えた行為については、刑の減免のみを定めているので、いくら短刀を持った犯人に対してといえども、やたらとぶっ放すのは問題です。犯人がもはや戦意を喪失し、ただ短刀を持って突っ立っているだけなのに、射殺したでは通用しません。ですので、その見極めが重要です。
私は以前からNo3さんが言われるように、『非致死性の武器』の装備を提案していました（警察に限らず、現金輸送車等のガードマンにも装備させるべき）。

最後に少し気になるのは、このコーナーでは「何故あの時警官は、犯人を射殺しなかったのか」というような問いが散見されることです。
私も射撃の経験はありますが、実は射撃というのは静的な一般的標的射撃でも、思った所に命中させるのは難しいのです。
しかも、今回のような動的標的体に命中させるというのは大変なテクニックを要します。その上自分も犯人を追いながらの射撃です。更に警官の持つ拳銃は回転式なので引き金が重く、軽くして撃つ事も可能なのですが、そうすると暴発の可能性も高くなります。状況から判断するに、落ち着いて狙いを定めることも不可能と思われますので、相当そうした特殊な射撃訓練を、小さい時から練習（テクニックというより、ハンターのような、経験から培われる射撃勘が重要）を積まない限り、無理だと思いますよ。
発砲し犯人に命中すれば良いですが、万一外れて、通行人が死傷したとしたら、それを我が身に置き換えても、仕方の無い事として納得できる人は、どれだけいるかということでしょうね。

回答No.7

lvmhyamzn

殺人罪で書類送検？そんなことになるわけありません。
おそらく総監賞をもらい、国民栄誉賞をもらい、時期国政選挙で当選し当選１回で国家公安員長になれます。命を救われた女子大生と結婚することになります。
なぜなら、結果的に１０何人も殺す犯人を射殺したのですよ、そのおかげで死なずにすんだ会社員や女子大生がいるわけです。

9・11のハイジャック犯が通っていた航空学校の教員が、事件後インタビューで
「奴が9・11の犯人とわかっていたら俺が絞め殺していただろうに」とコメントしていました。
でも、本当に事前に殺してしまったら単なる殺人事件です。
いくら有能な弁護士を雇っても、こいつはいずれ9・11を起こすから先に殺したなんて理由は通りません。

もう我々は秋葉通り魔事件が起きたことも顛末も知っています。
事件は5-10分で終わっており、事件当時の警察官が犯人を射殺していたらと想定自体が無理です。
#1の人もいってますが、タラレバの質問にはタラレバの回答しかできません。
つまり、警察官がこいつは結果的に１０何人も殺すことなると知っていなければ射殺はできません。
それに天才バカボンに出てくる警官ならできますが、「天才バカボンに出てくる警官が・・」というような質問をこんな場ではできません。

回答No.6

ryuken_dec

＞犯人を射殺していたら・・・

状況次第です。
明らかに自分に向かって直進して来てナイフを振り回し、自分も切られたような状況で相撃ちのように発砲した結果射殺してしまったのであれば問題ないでしょう。
そうではなく、誰かが犯人を捕獲して、犯人が武器を手放した後に至近距離から頭を打ち抜いて殺せば殺人でしょう。

補足

テレビ撮影・中継されていたから撃てなかったかもしれませんね

回答No.5

fuwapoyo

書類送検するためには犯罪として立件されなければなりません。
ご質問の場合、正当行為とみなされるでしょうから事件として立件すること自体難しいと思われます。
流れ弾が通行人に当たって二次的被害者が出ていれば別ですが。

回答No.4

Bayonets

もっと早い段階で警察官が発砲して無力化していれば死傷者の数は減っていたかも知れません。

もっと簡単に銃使用ができるような法整備が必要です。
それとともに、警察官には米国で行っているような実戦射撃の訓練を数多くさせることが必要です…法整備より実弾消費の予算確保が難しいと思います。

また、携帯する銃器の見直しも必要です。
現状の初速の高い小口径弾では近距離の貫通弾による二次被害の危険性が高く、また貫通することにより対象の無力化には効果が低いと思います。
二次被害を出来るだけ防止することと、犯人を効果的に無力化するためには弾頭の貫通力を低め対象の体内に留める弾頭の使用が望ましいですね。

対象付近にいる第三者や野次馬は、突っ立ってみすみす流れ弾に当たる愚をさけるため、速やかにその場に伏せたり、建物に避難することが日頃から心がけることが必要です。

また薬物などによる異常行動をとる対象はゴム弾や催涙弾では無力化が難しいのが実情です。
対象の身体にあたれば確実に無力化できる実弾が尤も有効でしょう。

また、精神異常者の予防拘束や、薬による異常者の予防拘束はもっとすすめるべきだと思います。
犯罪者に優しい法律は、被害者を二重に苦しめることになります。

お礼

ダムダム弾を使えば効果的に止めれそうですね

回答No.3

cse_ri2

個人的には射殺すべきだったと考えていますが、現実問題としては人ごみの中で銃を発砲すると、No.2の方の指摘のように外れた弾が第三者に当たる危険性があるため、難しかったでしょうね。

通り魔を事前に摘発することは難しいですし、都会で暴れられると銃の発砲もままならないので、ゴム弾を使用するという意見は一考の価値があると思います。

なお、銃の発砲規制は最近緩和される方向にあり、ニュースを注意深く聞いていると、警官に刃物を振りかざしたり、車で体当たりしようとした犯人が、警官に射殺されることがあります。
統計的にきちんと調べたわけではないのですが、年に何件かはそういうニュースがあるようです。

回答No.2

Vwiyoonn

第三者が被弾する可能性が極めて高い状況においての発砲は論外です。また、至近距離の発砲で弾丸が体を貫通して第三者が被弾した近年の事例もあります。まともな警官であればあの状況で発砲という選択肢はとらないように思われます。
　実際、日本の都市部においては実用性の低い拳銃よりも、テーザー銃やゴム弾のような非殺傷武器によって無力化することを考えたほうが通り魔などの犯罪の抑止には有効に思われます。
　威嚇発砲もまた、あの状況では、誰が被弾するとも限らないのでやはり賢明な選択ではないと思われます。

　結局のところ、あの状況においては刺又などをつかってよってたかって押さえつけるというのが最善であったと思われます。

　とはいえ、法律ではこのようになっています。

警察官職務執行法
　第７条　警察官は、犯人の逮捕若しくは逃走の防止、自己若しくは他人に対する防護又は公務執行に対する抵抗の抑止のため必要であると認める相当な理由のある場合においては、その事態に応じ合理的に必要と判断される限度において、武器を使用することができる。但し、刑法（明治40年法律第45号）第36条（正当防衛）若しくは同法第37条（緊急避難）に該当する場合又は左の各号の一に該当する場合を除いては、人に危害を与えてはならない。
　1．死刑又は無期若しくは長期３年以上の懲役若しくは禁こにあたる兇悪な罪を現に犯し、若しくは既に犯したと疑うに足りる十分な理由のある者がその者に対する警察官の職務の執行に対して抵抗し、若しくは逃亡しようとするとき又は第三者がその者を逃がそうとして警察官に抵抗するとき、これを防ぎ、又は逮捕するために他の手段がないと警察官において信ずるに足りる相当な理由のあるとき。

　で、法的にはあの状況で運良く犯人一人を射殺できたとした場合、緊急避難が適用され不起訴となるとは思われますが、あの状況において銃を使用した判断の是非は相当に問われることとなるでしょう。

回答No.1

myeyesonly

こんにちは。
書類送検になってしまうのでしょうかね？

目の前で殺戮が行われてる状況ですよ。
犯人は刃物を持って逃走中、実際に押さえた警官も刺されたんですよね。
拳銃で阻止する事はいけないのかな？
それで犯人が死んでしまっても仕方がない事にしか思えないんですけど。

これはタラレバになっちゃいますけど、警官が到着した時点で状況を見て、すぐに犯人を射殺していれば、数人の命は救われた事になります。

どう考えるべきなんでしょうね。