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親に反抗することは必要なこと?
こんにちは。19歳大学二年の男です。 高校生のときスクールカウンセラーの人に悩みを相談しているときに自分が親に一度も反抗したことがないことを伝えたら「それは問題ですね」といわれたことがありました。 家でもしかられっぱなしで学校でもうまく行かず暗い学生時代をすごしてきたのですが周り(クラスメートとか)がアホだからしょうがないのかもしくは自分が変わるべきかの二択で考えてきました。 でも最近になって親が悪いという可能性もあるんじゃないかと思えてきました。 当時は反抗期という言葉について、「学生の間で親をいじめるのがはやってんだろ」位に思って軽蔑していました。 しかし親に不満がなかったかといえばそうでもなく、気に入らないことをいうと「誰に学校行かせてもらってんだ」とか「誰に食わせてもらってると思ってんだ」と脅してきます。こちらは可能な限り理屈を立てて説明している(つもり)ですが論理に対して感情で返ってくることが多いです。 そんなことがあって一度も親にはむかったことがありません。一度でいいからぶつかってみたいと思っていましたがその脅しのせいでいつも寸前でひるんでしまいます。 しかし一方で、父に確かに生かさせてもらってることは事実で、それだけでも十分に感謝すべきことだ、という考えもあります。そして父の教えを守り、それを信じて生きていくべきで、今の迷いは単に自分の弱さだ、と思う自分もいます。世間も親を敬うことは大事だといいますし。 父の言うことは正しいのです。(と感じました。)しかしその教えを守ろうとすると、社会の自分の周りの人を敵に回すことになります。今までそうでした。小学校のころも、TVやまんがやゲームを取り上げられて「馬鹿の真似はするな」といわれてきました。ですが、正直もうひとりはいやです。父の教えを守る強さが僕にはありません。父も職場では周りと敵対しています。 それに、大学の次は就職ですが、職場でも人間関係は必要だと思うし、父の考えはあまり得策ではないような、正しいけれど器用でないような気がしてきました。父の教えを守ると逆に、まともな社会人になれないような気すらしてきました。 これからどう生きるのがいいのでしょう。学校を辞めさせられる、家を追い出される覚悟を決めてぶつかって見るべきでしょうか、それともそうするまでもなく父についていくべきでしょうか。自分が悪いのか、親が悪いのか、周りが悪いのか、わかりません。どうすべきでしょう。 大学二年生にもなってこんな初歩のことで悩んでる自分が恥ずかしいですが、今決めなければ次はないような気がしたので相談させていただきました。 よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
反抗期…これは、本来ないに越したことはないのです。 反抗期が生ずる理由は親が子に対して与える愛と子が親に対して求める愛が一致しなくなることで起きるからです。愛といっても親が子を愛する場合、1歳は1歳の愛を2歳は2歳の愛を3歳は3歳の愛を…14歳には14歳に相応しい愛を…18歳には18歳の愛をという具合に子供の成長に合わせた愛を与えなければならないのです。親が子の実体を普段から観察しておればこそ、次なる成長のための愛を与えることができるのです。ところが、親側の問題で、ある時期から子の年齢や成長に応じた愛が与えられず子の求める愛とのずれが生じてしまうのです。その時、子から見れば、いらぬ愛として映り、たとえば、もっと突き放してもらいたい年頃なのに、以前と変わらぬべたべた愛で接しようとすると、「俺をまだそんな子供扱いするのかよ!!」とかそんな愛はいらないと反抗したり、子が親に三下り半を下したりする…このようなメカニズムでいわゆる反抗期は発生するのです。逆に言えば、親側が子の年30歳なら30歳までに愛の質を年齢ごとに変えながら(厳密には1ヶ月単位、もっと言えば1日ごとに微妙な成長があるはずだから、よく観察しながら適切な愛に変えつつ)愛を正しく与え続けることができたなら、与える側の愛と求める側の愛がいつも一致していることになり、よって反抗期はありえないのです。実際は甘えを求める幼児期に厳愛を与えたり、厳しさを求める自立期に優しすぎたりと親側がメチャクチャです。あまりに求める愛との差が大きくなりすぎると愛の恨みは恐ろしく、つまり愛が狂ってしまった場合は、必然的に自殺や他殺が発生してしまうのです。愛から生命が生まれたわけですから、生命よりも根本にあるのが愛、愛の歪みの大きさにより、反抗で済む程度のものから親殺しまで行ってしまうものまであるのです。但し、親も可愛そうな面があります。それは、愛というものの性質上、自分が体験した愛しか子にあたえられないからです。もし自分の父親が13歳で死んでいた場合、それ以降は父親の愛を知らずに過ごすことになるわけですから、結婚して自分の生んだ子供が14歳になった時からはもう未経験な領域として悪く言えば適当な愛でしか愛せなくなってしまうのです。親が生きている場合でも、間違った愛しか与えられないなら、死んでいるよりもっと悪いかもしれません。 さて、貴方の父上殿に関していえば、父親として非常にいい責務を果たしておられると感じます。貴方がおっしゃるように確かに不器用なところもあるかもしれません。しかし、単なる不器用ではかたずけられない「信念」を感じます。もし、反対だったら貴方はどう思うでしょうか? 父上が周囲の人間に器用に振る舞い、如何にも世渡り上手だった場合、 貴方の中に父親ならではの何か大切なものが心に残るでしょうか?きっと残らないでしょう?良く感じたとして、せいぜい「世渡りの知恵」ぐらいかと思います。そういう人やそういう風な生き方をしようとしている人は少なくありません。また、そういう人達はどちらかというと自己の信念を通すというより、周りに合わせることから、自分の主体性とかアイデンティティを失ったり、最悪八方美人化してしまいます。そんな父親を見て「ああはなりたくない」などと反面教師的な理解もできますが、決して父を誇ることはできないでしょう。誇るべきは、今の父上殿でしょう。多少周りから浮いているにせよ一本筋の通った生き方はむしろ、世の多くの父親に貴方の父上殿の爪の垢を煎じて飲ませてあげたいぐらいです。正直そう思いました。 さて、貴方の悩みですが、簡単です。貴方は父上殿の言葉に囚われる必要は無いのです。父上殿の信念はしっかりとよきものとして心に刻みながら、その土台の上に貴方の信念、貴方の主体的判断で行動した結果が重要なのです。たとえ父上殿の言葉と正反対の行動になったとしても、なんら裏切ることにはならないのです。大切なのは信念です。信念と信念がぶつかっての結果なら、正反対でもいいのです。きっと父上殿も内心は喜ばれると思いますよ。「やっぱり、あいつは俺の子だ」と。
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親には確かに育てて頂いたご恩は大切です しかし神でも仏でもないので親の言う事は絶対ではないです 自分で考え自分で行動する失敗は全て自己責任です 親の良かれの押し付けでも失敗は親の責任には 出来ません 親離れは簡単ですが子離れは難しそうです 反抗して一人前の男になるんですね 親の言う事は参考にきくべし 決めるのは貴方です 誕生日がきて20歳の成人 節目です 尚更のこと世間知らずを マルチ商法は狙っています 契約書にサイン カード借金 自己管理 自己責任ですよ 保護法の隙をつかれ痛いめに会わないように気をつける 親の管理下など無理な話です
お礼
お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。 >しかし神でも仏でもないので親の言う事は絶対ではないです >親の良かれの押し付けでも失敗は親の責任には 出来ません >反抗して一人前の男になるんですね そのとおりですね。やらない理由はないですね。覚悟を決めたいと思います。 ありがとうございます。
- TKMH2568
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難しい問題で答えになるかどうか分かりませんが、回答させて頂きます。 親に反抗した事がないと言うのは、別に問題ではないと思います。 必要なら反抗すれば良いし、不要なら要らないと思います。 親も人間ですから、当然間違いも犯すと思います。 私は現在46歳になりまして、子供は貴方と同じ19歳の娘が居ます。 私は娘に対して食わせてやっているとか、学費を出してやっているとは一度も言った事が有りません。 何故なら其れは親である以上、当然の義務だからです。 私も子供の頃は貴方と同じ言い方をされて、育ちました。 長い人生経験において、其れは間違いだと思い、自分の子供には食わせてやっている等とは一度も言っていません。 私は親と考え方が違いましたから、社会人になったと同時に家を出ました。 貴方の場合学生なので、家を出て自立するのは難しいと思います。 でも難しいからと言って、親が間違っているのに無理に従う事もないと思います。 極端な事を言えば、自力で大学に通う事は可能だと思います。 勿論決めるのは貴方自身ですが、間違った事に従っていると、貴方の親にも良くないと思います。 答えにならないかも知れませんが、私は貴方の方が親より常識人だと思います。 苦労をするかも知れませんが、私は自分の意見をきちんと主張する事を勧めます。子供は、親の持ち物では有りません。 私は親と対立して家を出た事を、後悔はしていません。 勝手な事を言っていると思いますが、自分の経験を話させて頂きました。
お礼
お礼が遅くなってしまって申し訳ありません。 就職できたら、即刻家を出ようとは考えていました。 しかし、できれば社会人になる前に自立した生活を体験しておきたいのです。 なってからでは遅いとか、そもそもこのままでまともに就職すらできるのか不安だという気持ちがあります。 この二年間悶々としながら学校の勉強以外はほとんどやってきませんでした。 何とか早いうちに、この狭い秩序の外へ出てみたい気持ちがあります。 そうなると、少しお金をためて20才で家を出てアルバイトしながらひとり暮らしで学費を払うことになりますが、本当に可能でしょうか。 学費は最悪奨学金を申し込むとしても、授業があると生活していくだけのお金を稼ぐためのアルバイトをする時間が足りません。 なので今考えているのは休学(半年で5万)ですが、その先の策がなくて行き詰っている状態です。 それでも自分の意志を通すことは間違いではないことは改めて感じました。 ありがとうございます。
- myamu2
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そういったことは、いつ悩んでも恥ずかしいことでは無いと思います。 生き方に疑問を持ってきたのであれば、それは自分自身を変える時期が来たのだと思います。 質問者さんの親をどうこう言うつもりはありませんが、例え親であっても生き方が不器用な人は沢山います。 自分が親の意識を超えた時に、そういった表現方法でしか接する事が出来なかったんだと理解できたり、親にも深い傷があったことに気付いたりするものです。 生き方、考え方は人それぞれですし、親であっても言う通りにしなくてはいけない事などありません。 人生は、自分で作り上げていくものですので、どんな選択をするのか全て自己責任なのです。たとえ親の言った通りの生き方や考え方を選んだとして、幸せが得られなかったとしても、その生き方を選択した自分に責任があるのです。 ですから、何が正しいと思うのか自分で考えて自分の信念を作っていくことが大切で、それが誰のせいにもせずに自分の人生に責任を持てるベスト方法だと思います。 たとえ親でなくても、自分が素直に尊敬できる人やこんな人になりたいと思う人の真似や考え方を取り入れた方が、なりたい自分に近づけると思いますよ。
お礼
ご丁寧な回答ありがとうございます。 尊敬する人、なんですが、そういう人と父の尊敬する人は似ているんです。「一人になっても正義を貫くべきだ」「強く生きるべきだ」とか言う人を尊敬し、今の多数派の若者の(といっても同世代の)感覚的な言動は軽蔑しがちです。 ですがそれは父に植え付けられた感情で、本当は自分もみんなと仲良くしたくて、寂しさをこらえるためにこういう言葉を選んでいるんじゃないか、という気持ちが最近膨らんできました。というか、以前から抱えてきたそういう負の気持ちがいまになって自分に訴えかけてきているような感覚です。 なのでむしろ、なりたい自分を見つけるために、自分自身の価値観を見つけるために反発したいという気持ちです。 ですがやっぱり、自分の信念がわからずにこのままいくのは危ない、ということは強く感じました。何とかやってみたいと思います。 ありがとうございます。
- aymhfgy
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とても素直でおとなしい質問者さんと思います。 今、遅い、反抗期が来たのでしょうか。 お父さんに対する疑問が出てきたようですね。反抗期というのは人にとって必要だと思われます。何故かというと人はあまりに親御さんを正しいと思い込み、何の疑問も持たないまま年を重ねてしまうと、その人自身の成長が妨げられますし、又、何かおかしいと思いながら無理をするといつかその不満がたまり、碌なことにはならないと思うからです。 確かに、威厳があり厳しくて、押さえ込むような力で教育されるとそうなりやすいかもしれません。お父さんは正しいことを言われたかもしれないですが、正しくないことも言われています。それに気づくことは貴方にとって大切なことだと思います。 客観的に見て独断的な面があり、強い所でおしてこられるのでしょうが、今度ばかりは負けないでください。 覚悟してぶつかってください。殴られても良いと思うくらいの覚悟で思ってることを率直に言うべきと思います。 大学2年生は反抗するには普通の人よりは遅いかもしれませんが、素直なままよりはずっとましです。これから社会に出る時、お父さんの価値観で生きるのではなく、ご自分の価値観で生きて頂きたいと思います。 その為にも今、ぶつかることは大きな収穫があると思えます。 但し、穏やかに辛抱強く話し合ってください。 お父さんの教えを守り続けることは決して強さではありません。 どんなに脅されてもひるまないでください。 どちらが悪いというのではないと思いますが、貴方が新しく、生まれ変わる為にも今回の摩擦は避けたらいけない、私はそのように思います。
お礼
ご丁寧な回答ありがとうございます。 やはり避けては通れない道なんですね。 ただ・・・父はおそらくやるといったらやります。 現実的に追い出された後の策を用意しておくべきでしょうか。 免許も車もないので車に泊まるとかもできませんし、路上は危ないですし。 あと、本当に自分が間違ってるかもしれないという懸念もあります。 が、それもぶつかってみなきゃわかりませんよね。 覚悟を決めたいと思います。
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お礼
>愛といっても親が子を愛する場合、1歳は1歳の愛を2歳は2歳の愛を3歳は3歳の愛を…14歳には14歳に相応しい愛を…18歳には18歳の愛をという具合に子供の成長に合わせた愛を与えなければならないのです。 >愛を正しく与え続けることができたなら、与える側の愛と求める側の愛がいつも一致していることになり、よって反抗期はありえないのです。 確かに、反抗する要素がなければ反抗することもないだろうなというのはわかります。 ですが、反論する気は毛頭ないのですが、親に完璧さを求めるのもどうかと思います。なのであくまで理想だと思います。親がそこまで気負ってしまえば今度は親がつぶれてしまいかねないと思います。 そうなると反抗することになるのはやはり必然になるのでしょうか。 >父上が周囲の人間に器用に振る舞い、如何にも世渡り上手だった場合、 貴方の中に父親ならではの何か大切なものが心に残るでしょうか? そう言われてみると・・・確かに、「現実的で器用な人だな」とは思うかもしれませんが、憧れることはないかもしれません。 >父上殿の信念はしっかりとよきものとして心に刻みながら、その土台の上に貴方の信念、貴方の主体的判断で行動した結果が重要なのです。 そうですね。父の考えを真っ向から否定せずに、良い部分は評価するというのが正しいと思います。 なのでやはりそうするためにも、自立して親と子としてでなく対等にひとりの人間と人間として話せたらいいと思います。 ありがとうございます。