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陶芸で桐箱入りの保証書をつけた作品について
陶芸についての質問です。私は陶芸ショップを運営しています。 商品の中にとても素晴らしい作家さんの作品があって、 ちゃんとした桐箱に入れ保証書もつけてお客さんに渡したいと考えています。 そこで、保証書なのですが、どういった書き方をするものなのでしょうか。 ネットの陶芸ショップをのぞいてみると、真筆・真贋保証・本物保証・時代保証 といったものがあります。 一般的なテンプレート(陶芸の世界の決まり)はありますか?
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お礼を拝見致しました。 こちらこそサイト上で京都の老舗の素敵な桐箱を拝見することができ、また目の保養をさせていただきました。 ありがとうございます。 海外の地域への梱包・送料とサインの数とのからみで 桐箱の蓋へのサインをご依頼されるか、 はたまた洒落た和紙へのサインをご依頼されるかで迷われることかと存じます。 願わくば、その海外の作家さんも「篆刻」の作成をなさっていただき、 サインと共に朱印を捺されるとより一層 風雅な印象が生まれてより望ましく映るかもしれません。 作家さんへサインをご依頼の際、打診なさってみてはいかがでしょうか。 私個人的な趣味から申し上げますと、桐箱の蓋にはやはり流麗かつ達筆な行書体での筆跡、 もしくは老舗サイトで拝見した控え目なモチーフなどのみにとどめ、 上質な和紙の上に作家さんの直筆サインと朱印の捺された但し書きが添えられているほうが、 より上品に感じますし、好ましいであろうと思いました。 ですがこれも実際の「作品」と「桐箱」との兼ね合いかもしれません。 たかが作品を収める「箱」ですが、 この「箱」と「サインのあり方」一つにも「こだわり」を感じられる質問者様の文章を拝見するにつけ、 質問者様の作家さんとその作品への愛情と自負を感じることができ、私は大変感動致しました。 質問者様の卓越した美的センスを持って、作品がより一層美しく収められますことを願ってやみません。
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こんばんは。 どなたのレスもつかないので未熟者ながら回答させていただきます。 母が道楽半分で骨董をたしなんでおります。 骨董品の中には桐箱に「価値」がつくものもあるようで驚きです。 ですが、現代物ならばむしろ作家さんの紹介文の方がより重要かもしれませんね。 自宅遣いの中でも最も新しい、第14代酒井田柿右衛門の桐箱を取り出して、今手にとって見ております。 中身は柿モチーフの夫婦茶碗が入っておりました。 桐箱の蓋表面には流麗な文字で右一行に「錦 湯呑」、 中央に「白粉花文」と行書体で記されております。 同蓋裏面には左半分より下に 「十四代 柿右衛門」と朱印が捺されています。 象彦の漆器などとは異なり、白い薄手の緩衝材にてくるまれておりましたが、 カラーのA4判のパンフレットが一枚添えられておりました。 表面 「重要無形文化財 十四代酒井田柿右衛門」 「家元 佐賀県(以下住所) 電話番号 店住所」 「赤絵完成と柿右衛門様式の確立」 「Kakiemon(以下英文紹介)」 裏面 「濁手~にごしで~」 「柿右衛門の食器」 『酒井田柿右衛門家 年譜』 1573年~1982年まで主だった系譜 >ネットの陶芸ショップをのぞいてみると、真筆・真贋保証・本物保証・時代保証といったものがあります。 あいにく「真筆・真贋保証・本物保証・時代保証」なる類の記載は一切パンフレットにも桐箱にも記されておりませんでした。 恐らくネット販売においては、「念を押した保証」の必要に迫られるのかもしれません。 ですがネット販売で薄利多売をするわけでもなく、ましてや素晴らしい作家さんの見事な作品である限りにおいては、 むしろ作家さんの経歴プロフィールや販売店名・住所を記載した紹介文と 桐箱への確かな筆跡を備えれば充分ではないかと私個人的には思います。 手に取られてご縁を感じて購入される方は、あくまで「作品自体」に惚れこんで手元に残したい、 との想いがおありでしょうから。
補足
丁寧なご回答ありがとうございます。ご意見から察するに、 箱書きとパンフレットが基本ということなのですね。 英文紹介が入っていることはちょっと驚きでした。 私の扱っている陶器は、外国製のものなのでこれは重要かもしれません。 早速、桐箱を探そうと、以下の店舗を見つけました。 http://www.hakotou.co.jp/info/index.html 計画では、桐箱の蓋を海外に送ってサインしてもらうか、 或いは、和紙にサインしたものを桐箱に糊付けしようか迷っています。