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ハリーポッター

今回、ハリーポッターの英語版(イギリス)を読んでから、最近でた翻訳版を読みました。ひとつ疑問に思ったのは、最後の文章でした。英語版ではAll was well.という文章が翻訳版では、「すべてが平和だった」と訳されています。この文章なのですが、 もちろん意味と前の内容は合うのですが、もう少し良い訳はないのかなぁ、と思いました。私は英語が完璧にわかっているわけではないのですが、wellを平和と訳していいものかなと思います。英語から日本語に訳すときは辞書に載っているようなものとは違うものだということは知っています。ただ、色々な方の意見を伺いたいと思います。この文章はもっといい訳があると思いますか?それとも、この訳が最適でしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • genmai59
  • ベストアンサー率45% (1214/2675)
回答No.3

もとの意味を生かしながら、読みやすく自然な日本語に翻訳するのは、大変難しいことだと思います。「みんなしあわせに暮らしました。めでたし、めでたし」では意訳になりすぎますから。 私は一読者にすぎず、よりよい翻訳など思いつきません。ただ、あくまで読者の立場で言えば、ハリー・ポッターの文体は全体に堅苦しく、訳語などを工夫した努力は評価できますが、それほど素晴らしい翻訳とは思えません。ハリーの言葉遣いなど、文句をつけたいところは、たくさんあります。翻訳者は同時通訳者としては国際的に活躍しているエキスパートだそうですが、小説の翻訳はハリー・ポッターがはじめてだそうです。翻訳者としては一応プロのレベルだと思いますが、児童文学の翻訳者としては、残念ながら超一流のエキスパートとは言えないのだろうと思います。

その他の回答 (2)

  • trgovec
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回答No.2

その本は読んでいませんが All was well から受ける印象は「万事うまくいった/すべてうまくまとまった」です。 形容詞で述語として使う well は「好都合の/望ましい」などの意味です。 all being well 全てがうまくいけば All's well that ends well. 終わりよければ全てよし All is well with us. 我々には全て好都合だ 「全てが平和だった」という訳ですが、プロの翻訳にいろいろ言うのは気が引けますが、何となくぎこちなさを感じます。 「平和だった」の主語としては場所や人々に当たるものがはじめに思いつきます。「全て」と言われても物なのか事柄なのかはっきりしません。もっともここでは「万事/あらゆる事柄」であるとしても、それが平和というのはどうも結びつきが悪いと感じてしまいます。何というか「翻訳調」なのです。well に「平和」を当てることは(それをどう感じるかは人それぞれですが)かなり練られている一方、 all に「全て」を当てるのはまるで生徒が条件反射的に all を普段あまり使い慣れない「全て」と訳してしまうように感じられるのです(all を全部とか皆と訳せる生徒は意外に少ない)。 以上個人的な感想です。

  • usikunns
  • ベストアンサー率0% (0/2)
回答No.1

自分が思うのは、この本を訳しているのは 翻訳者が読者に読みやすいようにしているのです。 つまり、物語に合わせた役を取っているからです。 All was well.の訳の参考は 「すべてはよかったです」となります。 この場合物語的には、 「すべてが平和だった」と訳したほうが適切だからです。

kuruki
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 確かにそのように訳してしまっては内容が変になります。しかし、それを踏まえて、「平和」という意味ではなく、wellの本来の意味である「良い」という言葉と同じ方向の言葉はないものか、と思いました。 やはり、平和のほうがわかりやすいのかもしれませんね

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