複素平面の三角形の合同条件を行列式を用いて表す方法

このQ&Aのポイント
  • 複素平面の三角形の合同条件を行列式を用いて表す方法について解説します。
  • 三角形が正の向きに相似であるための必要十分条件は、行列式が0となることです。
  • また、三角形が正の向きに合同であるための必要十分条件も、行列式を用いて表すことができます。
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複素平面の三角形の合同条件を行列式を用いて表したい

お世話になります。 複素数α1,β1,γ1 と,複素数α2,β2,γ2 で表わされる三角形が正の向きに相似(裏返しは除く)であるための必要十分条件は,行列式を用いた次式で表わされます. |1 α1 α2| |1 β1 β2|=0 |1 γ1 γ2| これは、行列式が0ということは縦ベクトルが線型従属なので、複素数z1,z2を用いて、 (α1,β1,γ1)=z1(α2,β2,γ2)+z2(1,1,1) と同値なので、三角形(α2,β2,γ2)を回転・拡大し、平行移動したものが、三角形(α1,β1,γ1)になることを意味しているので、理解できます。 次に、複素数α1,β1,γ1 と,複素数α2,β2,γ2 で表わされる三角形が正の向きに合同(裏返しは除く)であるための必要十分条件を,行列式(もしくは簡単な等式)を用いて表したいのですが、いい方法がありましたらどうか教えてください。 参考http://hooktail.maxwell.jp/kagi/c153866f077ba1434fc247c174ae690f.html

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  • kup3kup3
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回答No.3

こんばんは。 #2です。 いろいろ訂正します。すみません。 ◎「行列式=0」は2つで必要十分です。 ・・・・・途中略・・・ ・・・・ 逆に(3)のとき、 角B'A'C'=arg(γ2-α2)/(β2-α2)=arg(γ1-α1)/(β1-α1)=角BAC ゆえに (1)かつ(2) ⇔ (3) よって、(γ1-α1)(β2-α2)-(γ2-α2)(β1-α1)=0が必要十分で (3)は次と同値  |1   0     0 |     |1 β1-α1 β2-α2|=0  |1 γ1-α1 γ2-α2| 1列目にα1を掛けて2列目に加え、1列目にα2を掛けて3列目に加えて ⇔ |1 α1 α2| |1 β1 β2|=0 ・・・(4)が必要十分。これが(高校や) |1 γ1 γ2| 「複素関数論」の最初に習うところ。 ・・・・・途中略 ・・・ ◎以下 γ2の複素共役をγ2^(-)などで表すことにする。   よって  △ABCと△A'B'C'が合同 ⇔ (γ2-α2)/(γ1-α1)=(β2-α2)/(β1-α1)・・・(*)   かつ |γ2-α2|=|γ1-α1| ・・・(6)だけでよい。  ( なぜなら、(*)すなわち(4)は△A'B'C'と△ABCが正の向きに相似と  を意味し、(6)はA'C'=AC ということで「相似比=1」を意味するから)  ⇔ |1 α1 α2| |1 β1 β2|=0・・・(4)   |1 γ1 γ2|     かつ 例えば|γ2-α2|=|γ1-α1|・・・(6) ・・・・・途中略 ・・・・ (6)は|γ2-α2|=|γ1-α1|を平方して (γ2-α2)(γ2^(-)-α2^(-))=(γ1-α1)(γ1^(-)-α1^(-))・・・(#) これを「行列式=0の形」にして |1      0     0 |     |1 γ2^(-)-α2^(-)  γ1-α1 |=0 |1 γ1^(-)-α1^(-)  γ2-α2 |      ⇔ |1 α1^(-)+α2^(-)  α1+α2 |     |1 γ2^(-)+α1^(-)  γ1+α2 |=0 ・・・(7) |1 γ1^(-)+α2^(-)  γ2+α1 | となり、(4)かつ(7)の二つの「行列式=0」 となるが、 (7)はあまりきれいな式ではない。 なお、 (6)を|α2-γ2|=|α1-γ1|とすれば、 |1  γ1^(-)+γ2^(-)  γ1+γ2 |     |1  α2^(-)+γ1^(-)  α1+γ2 |=0 ・・・(7') |1  α1^(-)+γ2^(-) α2+γ1 | とかける。 ◎ ゆえに、求める必要十分条件は |1 α1 α2| |1 β1 β2|=0・・・(4) かつ 例えば  |1 γ1 γ2| |1  α1^(-)+α2^(-)  α1+α2 |     |1  γ2^(-)+α1^(-)  γ1+α2 |=0 ・・・(7) |1  γ1^(-)+α2^(-)  γ2+α1 | などとなります。すみませんでした

qqqqqhf
質問者

お礼

ありがとうございます。 合同というのを、3辺が等しい、つまり、 |α1-β1|=|α2-β2| |β1-γ1|=|β2-γ2| |γ1-α1|=|γ2-α2| とみると、これを対称的にきれいに(できれば一つの式で)まとめるにはどうすればいいでしょうか?

その他の回答 (2)

  • kup3kup3
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回答No.2

こんばんは。 >複素数α1,β1,γ1 と,複素数α2,β2,γ2 で表わされる三角形が正の向きに相似(裏返しは除く) A(α1),B(β1,),C(γ1)とA'(α2),B'(β2),C'(γ2)が相似 複素数平面で、適当な角θと正の数rがあって、 γ2-α2=re^(iθ)(γ1-α1) ・・・(1) かつ β2-α2=re^(iθ)(β1-α1) ・・・(2) となること。このとき、 (1)÷(2) →(γ2-α2)/(β2-α2)=(γ1-α1)/(β1-α1)・・・(3) 逆に(3)のとき、角BAC=arg(γ2-α2)/(β2-α2)=arg(γ1-α1)/(β1-α1)=角B'A'C' よって (1)かつ(2) ⇔ (3) よって、(γ1-α1)/(β2-α2)-(γ2-α2)/(β1-α1)=0が必要で十分で(3)は次と同値  |1  0    0|     |1 β1-α1 β2-α2|=0  |1 γ1-α1 γ2-α2| 1列目にα1を掛けて2列目に加え、1列目にα2をかかけて3列目に加えて ⇔ |1 α1 α2| |1 β1 β2|=0 ・・・(4)が必要十分。これが(高校や)「複素関数論」のところでならうもの。 |1 γ1 γ2| ゆえに「合同条件」は、(1)(2)でr=1ということだから、同様にして  |1 α1 α2| |1 β1 β2|=0 ・・・(4) ( と (1)(2)から  ) |1 γ1 γ2| かつ (γ2-α2)/(γ1-α1)=(β2-α2)/(β1-α1)=e^(iθ) ・・・(5) このとき |γ2-α2|=|γ1-α1|,かつ|β2-α2|=|β1-α1| ・・・(6)となる。 ◎以下 γ2の複素共役をγ2^(-) で表すことにする。   よって  △ABCと△A'B'C'が合同 ⇔ (γ2-α2)/(γ1-α1)=(β2-α2)/(β1-α1)かつ   |γ2-α2|=|γ1-α1|,かつ|β2-α2|=|β1-α1| ・・・(6) ⇔ |1 α1 α2| |1 β1 β2|=0・・・(4) かつ |γ2-α2|=|γ1-α1|,かつ|β2-α2|=|β1-α1|・・・(6) |1 γ1 γ2| (何故なら 2辺挟角等しくて合同) (6)は|γ2-α2|=|γ1-α1|を平方して(γ2-α2)(γ2^(-)-α2^(-))=(γ1-α1)(γ1^(-)-α1^(-)) これを行列にして |1  0         0  |     |1 γ2^(-)-α2^(-)  γ1-α1 |=0 |1 γ1^(-)-α1^(-)  γ2-α2 |     | ⇔ |1   α1^(-)+α2^(-)  α1+α2 |     |1   γ2^(-)+α1^(-)  γ1+α2 |=0 ・・・(7) |1   γ1^(-)+α2^(-)   γ2+α1 | |β2-α2|=|β1-α1|から 同様に |1   α1^(-)+α2^(-)  α1+α2 |     |1   β2^(-)+α1^(-)  β1+α2 |=0 ・・・(8) |1   β1^(-)+α2^(-)  β2+α1 | となり、 (4)かつ(7)かつ(8) の3つの行列式=0 となるが (7)(8)は美しさはありません。 計算間違っていたらすみません。

  • ji---san
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回答No.1

行列式ではかけません。なぜなら行列式はベクトルの方向だけしか考慮しないからです。 |a1 x*b1 c1| |a1 b1 x*c1| |a2 x*b2 c2| = |a2 b2 x*c2| |a3 x*b3 c3| |a3 b3 x*c3|

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