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レールガンを歩兵に持たす事は出来ないのか?

phantom1の回答

  • phantom1
  • ベストアンサー率24% (184/748)
回答No.3

電力の問題は他の方の御指摘にありますが、発射の際の運動エネルギー吸収をどうするかも問題でしょう。とてもアンチマテリアルライフル程度で収まるとは思えませんから、駐退復座装置を用いるか、反動吸収用のガス噴射装置等が必要になります。ガス噴射による反動制御の場合、初速が速い分現用の携行対戦車ロケット・ミサイルに比べてかなり大きなバックブラストが発生するでしょうし、そうなると射撃時の被発見率は高くなります。小型パワーパックの開発に成功したとしても、上記の理由で火器本体の重量が現用携帯対戦車火器より重くなる事は確実でしょう。そこまでして高運動エネルギーの直射火器が歩兵に必要か?と言う疑問が出て来ます。射程の問題では、一般的に海上に比べて見通し距離の短い陸上戦でレールガン程射程の長い直射火器を投入しても、一火力単位あたりの担当可能正面がそれ程拡大するとも思えません。96式多目的誘導弾システムのような視程外射撃能力を持った曲射弾道火器の方が有効ではないでしょうか。 寧ろレールガンを陸上戦用に用いる場合、対車両用よりも対空用の方が現実味があると思います。

cat_v
質問者

お礼

確かに反動はやっかいですね。 火薬弾頭と違い純粋な推進力による反動しかないので、威力に比べ反動は驚くほど少ないんですが、それでも歩兵が戦車の砲弾飛ばしてるようなもんですから、かなりの反動があるのは確かです。 機銃のように一時的に地面に固定して、反動の一部を下に逃せないかとも思っているんですが、運用の面でも難しいですかね。 レールガンなら射程がロケット弾に比べ長いですし、携帯ミサイルのように初速も遅くなく、長距離から戦車を狙えると思ったんですが(あと、熱源反応が火薬・燃料推進式に比べ少ないので、逆探も難しいかと) >一火力単位あたりの担当可能正面がそれ程拡大するとも思えません 日本の場合、憲法9条の観点から防御戦一方になってしまいますので、専守防衛の視点から出来るだけ人員の犠牲を出さずに、遠距離から敵機を食い止める(撃破する)のが重要かと思いますので、私は必要かなと思います。 また、>96式多目的誘導弾システム、も性能こそ高いですがその分お値段も高く、弾数も砲弾に比べミサイルは少ないという欠点があります。 しかも、必ず当たるとは限らず、撃ち尽くしたらひたすら逃げるしかないという現状があります。 砲弾系火器は補給(運搬)と製造(生産)の点でメリットが非常にあるので、特に攻撃よりも防戦に特化した日本こそ有効なのではないか?と思うのですが…。 対空については、逆に初速を活かして近距離での迎撃(弾道ミサイルなどの)に向いてるかもしれませんね。 個人的にミサイルでのミサイル迎撃は無理だと思ってますので(ミサイルより早い何かを当てる必要がある)。 御指摘ありがとうございます。

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