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EGRの効果 ガソリンとディーゼルの違い
エンジンのEGRについて教えてください。 ガソリン車はスロットルバルブで出力制御しており EGRを使用するとポンプロスが減る分燃費に効果がありますが、 ディーゼルの場合はどうなのでしょう? 燃費に対して効果があるのでしょうか? またある場合どのようなメカニズムで効果があるのでしょうか?
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- lexanblue
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ディーゼルエンジンの場合のEGRの燃費に対する効果と、そのメカニズムは、メカニズムを意図的に構成することで燃費が向上するものです。 以下、すべて参照URLの抜粋です。参考になれば・・・ このパルスEGRシステムの特許技術を用い、全運転領域における大量EGRによるNOxの大幅な低減を図った場合には、NOx規制値に適合するための尿素SCR触媒によるNOx削減の負担を軽減することが可能となる。その結果、NOx削減の負担が軽減された尿素SCR触媒では、消費する尿素水の消費量を少なくできる効果がある。勿論、この特許技術による中速の高トルク領域におけるEGR増大は、ターボ過給機の効率悪化を抑制できるため、エンジン燃費を悪化させることは無い。 http://www.k5.dion.ne.jp/~ishida/page007.html 各種EGRシステムによる多気筒ディーゼルエンジンの排出ガス低減に関する研究 1. 研究の背景と目的 多気筒ディーゼルエンジンにおいて一般的に用いられているEGRは,High Pressure Loop (HPL) EGRと呼ばれ,比較的高温のEGRガスを還流するものである.この場合,EGRの導入には排気圧力を吸気圧力より高める必要があり,ポンプ損失の増加に起因して燃費の悪化につながる.それに対して,後処理触媒後のガスをターボの上流に還流するLow Pressure Loop (LPL) EGRは,過渡運転時に応答遅れを伴うが,低温かつ大量のEGRが可能である.また,全てのガスがタービンを通過するため,排気エネルギーの回収,過給圧の増加につながる.そこで本研究では,負荷の違いによる各EGRシステムの適性を検討することとした.この中で,HPL-EGRと多量の低温EGRガスを還流できるLPL-EGRを組み合わせたデュアルEGRシステムを構築し,それらを最適に制御することにより,ディーゼルエンジンの排出ガス性能と燃費の向上を両立させる燃焼制御法を提案することを目的とする. http://www.f.waseda.jp/daisho/H18EGR.html EGR(排気ガス再循環)システム EGRはExhaust Gas Recirculationの略。排ガスの一部をエンジンに還流させることによりシリンダー内の燃焼温度を下げ、粒子状物質(PM)とトレードオフの関係にあるNOXの生成を抑える。三元触媒が実用化される以前はガソリンエンジンにも使われていた。エネルギーロスを減らすことで燃費改善につながる効果がある。 http://gazoo.com/NEWS/NewsDetail.aspx?NewsId=629a6c44-7cd9-4f4e-82ff-8cded4591e7a 直列6気筒E13C型は、新世代ディーゼルエンジンとなるべく日野が総力を挙げて開発しました。世界初、電子制御パルスEGRと高効率クールEGRの組み合わせにより、NOxの低減を一段と確かなものとするコンバインドEGRを採用。そして、アイドリングレベルの低回転域から圧倒的な高トルクを発揮し、1,100回転で最大トルクを発生するエンジンに仕上げました。これにより、極めてスムーズな発進性を確保するとともに、マニュアルトランスミッション車では900~1,100回転で、早め、早めにシフトアップしても粘り強い走りをするため、低燃費を実現。さらに、プロシフトと組み合わせれば、つねに最適な燃焼回転数(グリーンゾーン)での走行となり、群を抜く低燃費をもたらします。 http://www.hino.co.jp/profia/keizai/index.html