ウエイトトレーニングを肯定しますか?否定しますか?
よくウエイトトレーニングをすると筋肉が邪魔をして関節の可動域が狭くなるとか、おもりになってしまい、スポーツをするうえでパフォーマンスが落ちるという説がありますよね。
こと格闘技においては、胸筋が発達しすぎるとストレートパンチを打つのに邪魔になるとか、居ついたり効かせ癖がついてパンチが遅くなるという意見があり、格闘技のジムでもワークアウトをする人が日本ではほとんどいません。
でもボクシングの減量などを抜きに考えたら、より破壊力のあるパンチを打つためには少しでも筋肉が発達したほうがいいに決まってると思います。
効かせ癖や一つの筋肉だけ使う動きを覚えてしまうからワークアウトはダメという考え方もある部分正しいのかもしれませんが、それは何秒かけて挙げて何秒かけて降ろすというゆっくりした動作で鍛えればいいという日本特有の間違った知識でやるからそうなるというだけで、海外のアスリートがやっているように重いものを速く挙げるトレーニングを素直にやっていればいいのではないかと思います。
もちろん何がいいかは人にもよるかもしれませんが、自分の場合はウエイトトレーニングなんてやったこともない高校時代、空手をしてたときは体型もガリガリで突きに力強さがないから腕立てを定期的にやるように・・といった意味不明なアドバイスをよく受けていましたが、空手を辞めて大学で趣味で人生初のウエイトトレーニングを四年間やってそれなりに細マッチョに近い体型になり、社会人でボクシングを始めたら、パンチが速くて強いとかパワーが凄いっていろんな人に言われるようになりました。
これはウエイトトレーニングを大学時代にやった成果だと思います。
ボクシングだとマイク・タイソンはガンガンやっていたという話だし、現役時代の魔裟斗選手もあの体を見る限りは全くやってなかったとは思えません。
陸上短距離でも朝原選手や塚原選手などは間違いなくやっていただろうという体つきをしてますよね。
なのでやり方を間違えたり常識にとらわれすぎなければ、ウエイトトレーニングは強くて高性能な肉体を造るのに非常に有効だと思います。
日本のスポーツ界はウエイトトレーニングを毛嫌いせずに、各スポーツの練習と併行してもっとガンガンやっていいと自分は思います。
そういう努力なしに日本人はもともと体格的に劣るからどうのこうのというのは、やるべきことをやってから言えと思います。
皆さんはウエイトトレーニングの有用性についてどう思いますか?