• ベストアンサー

なぜ「音楽」で感情が喚起されるのだろう?

音楽心理学?といっていいのかよくわかりませんが、表題のようなことを漠然と思います。 「詩」が大きな要素を閉める音楽分野(非インスト)はちょっとおいておいて、純粋に「言葉」でない「音列」によってある感情が喚起され励起されるということに、音楽は基づいているようです。そういう例はいくらでもありますよね(スーパーのBGMとかドラマや映画のBGMとかクラシックや) 微視的には、長短調(短3度か長3度か)からはじまり、減4,5度減7の和音は「不安」をあらわすとか、6度音程は「あこがれ」をあらわすとか、全音音階は「無限、浮遊」(これはわかります理屈がつきます)とか。巨視的には編成や奏法ですね。何々風アレンジとか。この「何々風」で異国情緒とかそういうものも喚起することができます。 こういう心を動かす、感情を喚起する「音楽」の魔術、からくりはどうなっているわけでしょうか?説明がつかないけど、とりあえずそういうものとしてあるんだからしょうがない。これの根本原理はわからないが、わからないままで、その取り扱い法について大いに考えよう←「音楽理論」ということで、今日まで、あるいは未来永劫続くということでしょうか? 結局は「人間」がわからないから「音楽」もわからないということになるでしょうか?

  • 音楽
  • 回答数3
  • ありがとう数4

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#78143
noname#78143
回答No.2

動物を飼っているとよく目にするのですが、ガサゴソ音がすると そこに確かめに行くんですよ。(うちで飼っているのはネコですが) 他にも大きな音が急にするとビックリして隠れたり尻尾が ボッっとなって身体的変化が出ます。 鳥は鳴き声を覚えますし、犬はサイレンで遠吠えします。 何が言いたいのかというと動物ですら音によって身体的変化や心理 的変化が現れるのだから、人間も音によって心理的変化が現れても 一つも変じゃありません。 じゃあ全く整理されていない音で心理的に変化が出るのだから 音を整理してみても変化は出るのかといえば出るでしょう。 メロディになっても歌っても歌わなくても。 意味は後から解釈されて整理されているだけで、結局は動物的な 反応と考えたほうがいいのではないかと思いますが。 ただ人間も音楽もまだ解明され尽くしてはいませんけど。

garcon2000
質問者

お礼

動物は聴覚が鋭いですからね。人間は非常に視覚に頼りすぎるのかもしれません。生物としては何かバランスが取れていません。そういう人間でも「音楽」をちゃんと理解する人がいるので捨てたものではないです。なにか感情に訴える、その利用法を無意識的にせよ、人は原始から行っていたのでしょう。

その他の回答 (2)

  • ONE-STEP
  • ベストアンサー率35% (44/123)
回答No.3

例えとしてあげられている和声感覚やアレンジ、民族風といったものは根源的な人間生来のものというよりも長いスパンで音楽が変遷してきた結果だと思います。ここでいう全音階の理屈などは近代以降の西洋音楽だけの話ですし、地域と時代で感じかたが違うでしょうね。 一方、生来というか、もっと古くから人類共通の感覚でもっている部分もあるだろうと思います。 まずリズムについては心臓の鼓動だとか、乗馬のリズムとか仕事に伴うリズムなどから生まれたものなど。和声は完全5度などの調和と不協和音(西洋でも古くは3度も不協和だった・・・)の非調和による緊張と緩和とか。

garcon2000
質問者

お礼

日本人として(というかいまは西洋音楽が世界を席巻してしまいましたから)音楽といえば、どういうジャンルであれとりあえず西洋音階的なものになってしまっているのではないでしょうか。西洋の支配は完成してますね。なにか原始に訴えるものは、本当に奥のほうに押しやられているのでしょう。

回答No.1

的外れな答えだったら申し訳ありません。 細かいテクニックなどはわかりませんが、 音と言うのは空気の振動を利用して、 鼓膜という敏感な部分に間接的に触れるものです。 そう考えれば音楽というのも、 ボディータッチ等と同じといえるのだと思います。 1、何度か頭を軽く叩かれてから、優しく頭を撫でられた時と、 2、優しく頭を撫でられてから、何度か頭を軽く叩かれるのは、 受ける側の印象がだいぶ違うのではないでしょうか。 そういった時に相手側が受けた印象を蓄積したのが、 クラシックテクニックと呼ばれるものでしょう。 異国情緒については、 インプリンティング(心理的刷り込み)の要素が大きいと思います。 日本人の多くは、中国の古典曲と日本の古典曲が区別がつきますが、 西洋の人たちは区別がつきません。 沖縄の音階には「レ」と「ラ」がないので、 たくさんの沖縄の曲を聞いた人は、例え音楽の知識が無くても、 感覚的に「レ」「ラ」がないことを覚えます。 沖縄アレンジ、と言ったら当然 レ ラ はつかわないそうです。 外国の人が聞いた場合、 洋楽とは明らかに違うので、異国情緒が生まれます。 また音楽家は、インプリンティング(心理的刷り込み)の要素を 非常に重要視していて、 かつて人々を感動させたドラマに似たフレーズ 一世を風靡した盛り場のBGMに似たフレーズ 等を必ずと言っていいほど組み込むようです。 クラシックテクニックと心理的刷り込みが主要なテクニックで、 引き出しをいくつ持っているかが重要らしいです。 音楽心理学と言うよりもむしろ、心理学そのものだとおもいます。 結局は「人間」がわからないから「音楽」もわからないという…

garcon2000
質問者

お礼

総括的で深慮のあるお答えありがとうございます。 インプリンティングの利用って言うのが、音楽の骨格かもしれません。その由来とか原理がわかっていなくとも。結局商業主義と不可分なのですね。 外国人には、沖縄音階だか中国音階か区別できない。本当に刷り込む意識の好例です。

関連するQ&A

  • 音楽心理について

    どこに投稿したらよいのか迷いました、間違いだったらすみません。 音楽心理学って言葉は聞いたことがあるのですが、それはどういう学問なのでしょう。 私が前から疑問に感じているのは、なぜ「~にあう曲、~の雰囲気の曲」あるいは、そう感じさせる「効果音、音列」があるのか、ということです。主に、放送、映画分野で使われる音楽です。 これは悲しい、これは楽しい、これは滑稽、これは非常、これは恐怖、これは…というパターンはほとんどの人に受け入れられているから、映像とその内容に音を付け加えられるわけです。 そして、もはやこのBGM効果がない映像表現は、非常に無味乾燥なものです。 そもそもなぜ、どういう音が、特定の感覚感情を呼び起こす事ができるのか、どういうメカニズムが働いているのか、そういう解説ってどこかにあるでしょうか。 これは音楽の分野なのか心理学の分野なのか、私にはわかりませんでした。

  • 神秘和音とはどういう和音?

    いくつかお聞きしたいことがあるので教えて下さい。 1.スクリャービンが使用した神秘和音とは具体的にどういう構造の和声のことをいうのでしょうか。和音構成を教えて頂けると助かります。 2.ある本を読んでいて「7度の半音下降したリディア調とはすなわち「倍音列音階」であり、バルトークが使用したので有名であるが(省略)さらに、倍音列音階を4度音程で垂直に重ねるとスクリャービンの『神秘和音』が得られる」という文章が出できて理解できないのですが、どなたか具体的に例を出して教えて頂けないでしょうか。リディア調とは楽典で調べたのですが、ファソラシドレミファのことですよね? 3.あと、音大卒の楽理科卒(音楽学卒)の研究者の私にとって、まことにお恥ずかしい質問なのですが、ある病気で3年間研究から離れていてど忘れしてしまいました。 その質問なのですが、Cis-Fの音程は完全4度が1個狭まったから「減4度」でよろしいのでしょうか?また、この「減4度」はCisを異名同音でDesと読み替えた場合「長3度」と言えるのでしょうか。「減4度」はつまり「長3度」ともいえるものなのでしょうか。その辺がごちゃごちゃになってしまい、研究上、大変困っております。 どなたか1つだけでもいいので分かれば教えて頂けないでしょうか。 師事教官がいるのですが、「神秘和音も知らないの?」とか「今さら音程のことが分からなくてどうするの?あなたどうしちゃったの?」とか言われそうで、2番目の質問意外、恐くて質問できそうにありません。 どうかよろしくお願いしますm(__)m

  • 音楽に詳しい人、演劇やTVドラマの音楽担当の人はどうやって曲を覚えているのですか?

    お世話になります。 音楽に詳しい人、演劇やTVドラマの音楽担当の人はどうやって曲を覚えているのですか? たとえば、演劇、TV、映画界の音楽担当の人。 いろいろな演劇やドラマ、映画、ニュースショーやワイドショー、バラエティショーなどに、そのシーンにぴったりの音楽をBGMとしてつけています。 こういうときに使われる音楽は有名なクラシック曲やその場面の出演者の持ち歌のカラオケだったりもしますが、それ以外にいわゆるBGM曲専用として作曲された曲から選んでいるものも多いです。また、最近ではTVゲームの性能が上がって昔の「ピコピコ音」ではなく、オーケストラ並みの音質で流れるBGMも多くありますので、それらを使用する担当者さんもいます。図書館のCDコーナーやCDショップにも「BGM曲集」というコーナーがあります。 そういったBGM専用曲の中には、題名が「喜び」「悲しみ」「怒り」「はかなさ」など、非常に抽象的なタイトルだったり、 「ヨーロッパの空」「地中海の朝市」「アフリカの夕日」「南海のさんご礁」など、作者の感性なのか、テキトーなのかよくわからないタイトルだったり、曲数が多すぎてタイトルがついていないCD(CDのトラック番号のみで管理する)ようなものすらあります。  さて、映画やTV曲の音楽担当者というのは仕事柄、さまざまな曲やCDを聴いているのでしょうが、どうやって、この世にあふれる数多の音楽を覚える(記憶する)のでしょうか?  そしてどうやってその記憶の中からベストの音楽を選び出してくるのでしょうか?(制作費がふんだんにあるTVドラマや超大作映画のように、専門の作曲家がその作品のために新曲を書き下ろす場合は別として) 普通の人なら、歌詞やタイトルを覚えて何度も何度も聞いてようやく覚えていられると思います。小学校のころ歌った童謡・唱歌を覚えているのも、繰り返し歌ったり、一緒に歌った友達との思い出があるから覚えていられるし、有名な映画のテーマ曲や挿入曲を覚えていられるのは、その映画の強烈な印象、スクリーンの視覚との結びつきがあって初めて覚えていられると思います。  シロートさんにまったく初めて聞く曲を聞かせて、一週間後に 「あの曲、どんな曲だった? 歌ってみて」 とテストしてもまず覚えていないでしょう。 自分で考えてみたのですがこんなところです。 1 音楽担当者はみな音楽に対しては異常なほど記憶力がいいので、一度聞いた曲は、作曲者名、CDタイトル、曲タイトルは必ず覚えてしまう。またその曲の中で印象に残るフレーズが開始何秒後に出てくるのか、も全部覚えてしまう。将棋界にたとえれば、羽生名人のような人たちなのである。 2 実は音楽担当というのは各CD会社の人間であり、そのときどきの最新BGM曲CDの中からぴったりの曲を使う。要するにあれはプロモーションの場である。 3 人間の感性というのは結構適当で、BGMに使われる曲なんて、どんな曲を使っても大して差はない。やろうと思えばベートーベンの第九交響曲の中からおおよそ人間の喜怒哀楽すべての感情に合うフレーズのBGMは作れる。 真相を教えてください!!

  • 音楽における転回を使用する意義を教えて下さい。

    音楽における転回は、どういった時に用いられ、用いるとどういった変化が期待できるのか教えて下さい。 [現状説明] 音楽の自動生成プログラムを作ろうと思っているのですが、和音の「不安感」を評価する際に、ファ、ラ、ド等の各音に値を割り当てて、「ファラド」なら 1+0.5+0=1.5(不安度) のように、不安感を評価し、小節末にこれが来ないように調節しようと思っています。(たいていの音楽は小節末に安心するドミソのような音を持ってきて締めくくっていると感じたからです。) しかし、この評価方法で区別できない和音の要素が2つあります。 ・全音を揃えて数オクターブ上げ下げした和音(ドミソ→高いドミソ) ・転回(ドミソ→ソ(低)ドミ) これらを評価に含むとき、オクターブは何となく線形な係数を掛けて高さという一次元で扱えそうなのですが、転回の場合、割と和音を聞いた感じが違ってくる感じがしたので、どう扱えばいいのかなと思っています。 ●音楽家の方、元の和音と転回の音を聞いたときの感じの違いを感情や理論等で教えて下さるとありがたいです。 ●物理、音波に詳しい方、和音とその転回音の、合成波の類似点・相違点などを教えて下さい。 よろしくお願いします。m(_ _)m 知り合いが一応音楽に詳しいので聞きましたところ、楽典をやるといいよ、ということと、転回はそっちのほうが良いときにそっちを使う、といったことを言っていましたが、どういう違いがあるからそっちを使うのか、といったところはわからない感じでした。調べた感じ楽典にもその理由というのは見あたりませんでした。

  • イメージを喚起させてくれる音楽を探しています

    どちらかというと、サウンドトラックものかもしれません。 曲を聴いて、独特のイメージを表現しているような曲を探しています。 いい曲を探しているのではないんです。 曲を聴いて、「これは一体どんな状況にあるんだろう」「どんなイメージを表そうとしているんだろう」などと考えたくなるような曲です。 そういう意味でよかったのは、「アインシュタインロマン サウンドトラック」という、テレビ番組のBGMです。 1.歌のない曲(歌詞ではなく、音の組み合わせである音楽から来るイメージを喚起してくれる曲) 2.長くない曲(5分くらい?例えば交響曲みたいに長いといろんなイメージが出てきて、イメージを考えにくいので) 3.「なんかいい演奏してるね」「なんか楽しそうに踊ってそうだな」で終わってしまう曲は避けて(一般に聴かれる曲、とくにライブ演奏はたとえいい曲であっても、ほとんどこれになりますが) そんなわけで、お勧めを教えていただけると幸いです。

  • なぜ、音楽は感情をゆさぶるのだろう?

    なぜ、音楽は感情をゆさぶるのだろう? 1)音楽はすごくふしぎだなと思います。音を音階にして並べ、音のひとつひとつには言葉のように意味はないのに、感情をゆさぶります。 これはなぜなのでしょうか? 2)ひとによってはジャンルによってまったくひびかないということもあると思うのですが、それはなぜなのでしょうか? 3)こういう疑問は、学問として分類するならばなににあてはまるのでしょうか? こういうことについて書いている参考になる本などもあげていただいたら、とてもありがたいです。

  • 24時間喚起

    今、法律で決められている24時間喚起ですが、マンションの換気扇を365日休まず何十年の回しっ放しで、モーターの加熱などで火災の心配などはないのでしょうか?古い人間なので心配なのですが、わかる方教えてください。

  • 外壁喚起口はどれがいいでしょうか?

    鉄筋コンンクリート2階建、築22年の店舗兼住宅ですが、雨漏りが酷くなってきました。良く見たら喚起口の塩ビパイプに穴が開いています。鳥が巣穴を作ってる場所も有ります。雨が入り込まない長めの、錆に強い、鳥が入り込まない、喚起口は何がいいでしょうか?

  • イメージを喚起

    こんばんは。 「イメージを喚起」(する、何か)について、 それは「表現」で佳いでしょうか? (「OSが旧いから見られない」 「プレイヤーを持ってないから見られない」 「会員でないから見られない」 等、の問題が連想されましたが、 それも一つの表現形態ということなんでしょうか。) 最近見た中では、 トランプ大統領の就任式・・・トランプ大統領がなかなか出て来ない、 というのと、プーチン大統領のテロ現場での献花 というのが、印象に残って居ます。 【訊きたいポイント】・・・「イメージを喚起」(する何か)とは「表現」でしょうか? 宜しくお願いします。

  • 注意を喚起するには

    いつも利用させて頂いております。 エクセルで顧客1人1人にブックをつくって入金管理をしています。基本的には顧客から入金があればその方のブックの表へ日付と入金額を入力する単純作業なのですが、条件が色々ある顧客もおり、入力に注意を必要とする場合もあります。このような人のブックを開いた際に注意を促せられる様なものは無いでしょうか。(フリーソフト・マクロ等) とりあえず入力者へ注意を喚起できればどのようなものでも構わないです。エクセルの図形のオートシェイプで透過文字を作ってシートの背後にうっすら表示させたかったのですが、そうすると通常の入力に支障がでますよね? 何か良い方法がございましたら御教授お願い致します。