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心理物理量

今、色についての勉強をしているのですが、今ひとつ『心理物理量』の意味が自分の中でつかめていなくて………。『物理量としての刺激の強さを感覚料の強さで評価した量』とは書いてあるのですがよく分かりません。 どなたか私にも分かるように説明して頂けませんでしょうか? 宜しくお願いします。

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  • ベストアンサー
  • Diogenesis
  • ベストアンサー率49% (859/1722)
回答No.1

観測者の感覚経験を前提として成り立つ量という点で 心理量(=感覚量)と心理物理量は似ていますが, 心理量は主観的に経験される量そのものであって, 刺激提示条件や観測者の個人差による変動を含んでいます。 これに対し心理物理量は操作的に定義された量, すなわち平均的な標準観測者について標準化された手続きに則って測定された客観的なものです。 心理物理量は物理量との対応関係が明確になっているため物理量に準ずるものとして扱うことができます。 たとえば,光度,輝度,照度といった測光学的な量はいずれも心理物理量です。 紫外放射や赤外放射は物理量として測定可能でも, われわれには不可視であるため(ヒトの視覚の)心理物理量として扱うことはできません。 下記のページには物理量,心理量,心理物理量に関してもう少し詳しい解説があります。 参考にしてください。 ■心理物理学とは何か      http://www.cvs.rochester.edu/people/o_masuda/J/principia/whatsVPP/whatsVPP.html#PsychophysicalAndPsychological 余裕があるなら心理学史をひもといて, フェヒナー以来の精神物理学(=心理物理学)の歴史的展開を跡づけると理解が深まると思います。 過去のQ&Aから関連するものをいくつか挙げておきます。 ■ウェーバー・フェフナーの定理について  http://okwave.jp/qa1838091.html ■フェヒナーの法則について簡単に教えてください。  http://okwave.jp/qa1956774.html ■スティーブンスべきの法則について教えて下さい。  http://okwave.jp/qa2013307.html 色彩に関する用語の定義や用法に関しては下記の書籍等で確認なさってください。 JISの用語集(照明用語?)では「色」の項に知覚色と心理物理的色,2つの定義が並んでいたはずです。 ■JISハンドブック/色彩  財団法人日本規格協会  http://www.webstore.jsa.or.jp/lib/lib.asp?fn=/jis2007/jis07_61.htm ■色彩用語事典  日本色彩学会(編)  東京大学出版会  http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-061120-6.html  ■新編色彩科学ハンドブック 第2版  日本色彩学会(編)  東京大学出版会  http://www.utp.or.jp/bd/4-13-061112-7.html ところで 少し前に同じ内容の質問を投稿なさっていませんでしたか? 余裕のあるときに回答するつもりでいたら, はやばやと質問が削除されてしまい残念に思っていました。 ここは専門家の棲息密度が低く,週末だけの回答者もいるので, 少なくとも1週間ぐらいは気長に待ったほうがいいですよ。

kuuner
質問者

お礼

返事遅くなってしまい申し訳ありません。 そういう意味だったんですね。 参考書にも同じように説明されたかったです。そうすれば理解できたのに。。 本当にありがとうございました。

その他の回答 (1)

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回答No.2

> 物理量としての刺激の強さを感覚料の強さで評価した量 私でも良く分からないかも、、、というような説明文ですね(^_^;) 簡単にいうと、「重い」とか「痛い」と"感じる"のがどの程度かということです。例えば、肉体労働をしている人が20kgの砂袋を担いでも、それほど重いと感じることはありませんが、生まれてこの方スポーツなどしたことがないというようなデスクワークタイプの人間は「こんな重いもの持てるわけがない」となるでしょう? 物理学的には20kgの砂袋というのは「同じ重さ」なのですが、ヒトによっては物理的には"同じ"重さも"違う"重さになってしまう。これが心理物理量です。 40度のお風呂が熱いと感じる人もいればちょうど良いと感じる人もいる(あるヒトはそのお湯が30度だというかもしれないし、40度だというかもしれない)。でも実際には同じ40度のお風呂なので物理的な水温は変わらない。こういうのも心理物理量ですね。

kuuner
質問者

お礼

返事が遅くなってしまいすいません。 例をあげての御説明ありがとうございます。 かなりはっきりと理解できた気がします ありごとうございました。

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