近代小説を読むことが出来ない。(川端康成「有難う」など)
日本の純文学(近代小説)に挑戦してみたいのですが、
読むことが出来ません。
と言いますのも、字面を追うことは出来ますが、
意味が全く理解出来ません。
その小説の含む、深い意味が理解出来ない・・といった次元ではなく、
まず、状況すら理解出来ません。
例えば、川端康成の「有難う」は、3千字程度で、難解な語句もなく
近代文学に触れてみるには比較的易しいような印象のものでしたが、
上記のように状況が理解できないままに終わりました。
以前、泉鏡花の「外科室」を読んだ後も、同じようなことに陥り、
4回程読み直して、やっと、話の筋がわかりました。
しかし、(今、思いつくかぎりの例ですが、)
夏目漱石の「こころ」、三島由紀夫の「金閣寺」、
太宰治の「人間失格」、武者小路実篤の「友情」などは、
そのようなことはなく、(内容を掘り下げられているかは別にして)
すんなり読むことが出来ました。
ちなみに、私は、今、大学生ですが、
読書量が極端に少ないわけではなく、
小中学生の頃も本は好きでしたし、
高校生から今に至るまでも1か月に1冊は読書します。
(現代小説ですが・・。)
ひとつひとつの語句の意味がわからないわけではなく
(わからない場合は注釈や、辞書でしっかり調べるようにしています。)
文脈の意味をとることができない場合は、
どのようにすればいいのでしょうか。
また、川端康成の「有難う」は、
結局どういったあらすじだったのかということも
読んだことがある方がいらっしゃれば、教えて頂きたいです。
よろしくお願いします。
お礼
どうもありがとうございます。 すっごくお役に立ちました!