- みんなの回答 （3）
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
私は天引き賛成です。私は医療機関で働いているのですが、以前こんな方がいらっしゃいました。 ある高齢の女性の遺族年金を、同居している娘が勝手に使っていて、介護保険料が長期間未納になっていたケースです。その女性には認知症があり、娘が金銭管理をしていました。 介護保険の場合、以前は障害年金と遺族年金は特別徴収（年金天引き）の対象外でしたので、このようなことが起こってしまった訳です。（現在は障害年金・遺族年金も特別徴収の対象になっています。） ある日その高齢の女性が、私の働く病院に入院してきました。認知症が進んだうえに体に障害が残り、介護が必要な状態となったので、介護保険の認定を受けましたが、介護保険料未納で給付制限がかかっていたのです。つまり、介護サービスを使った場合は10割払わなければならない状態になっていました。娘さんに事情を伺うと、娘さんに多額の借金があり、その返済のためにお母さんの年金を使っていたとのことでした。 介護が必要なのに、介護保険が使えない。当然10割負担できるような経済状態ではない。いつまでも病院にいることはできない。大変困ったのを覚えています。 年金からの天引きをしないと、このようなことが起こる可能性があります。「年金からの天引きは弱者いじめだ」と主張される方がいますが、年金から保険料の天引きをしないと、本当の弱者の方の権利が守れないということがあるということです。 天引きをしないと多くの未納が発生します。未納が発生すると、それを回収するために、コスト（人件費・通信費など）がかかります。当然そのコストは税金です。このコストはとっても無駄だと私は思います。そして保険証が使えない人が多く発生し、医療が受けられない人が多く発生します。これは社会不安を招きます。 年金未払いの問題は当然早急に解決しなければなりませんが、年金からの保険料天引きは、高齢者医療を支える財源確保のためには、やむを得ないことだと私は思います。
その他の回答 (2)
- kobachan-p
- ベストアンサー率5% (2/37)
サラリーマンの給料から社会保険の保険料が天引きされているのと同じだと思いますが、何か問題有るのですか？
後期高齢者医療制度の保険料についてでしたら、 天引きされる額については、議論の余地があると思いますが、 天引き自体に問題はないと思います。
