ベトナム戦争について

質問

ベトナム戦争において悪者扱いされるのは常にアメリカもしくは南ベトナムです。アメリカによる侵略戦争だといわれます。しかし、北ベトナムだって南を侵略しました。テト攻勢の時にフエで虐殺事件も起こしました。それなのに責められるのはアメリカばかりで北ベトナムやべトコンは責められません。やはり、勝てば官軍ということなのですか？

回答No.6

googahaku

負担や犠牲ばかり大きいアメリカにとってほとんど利益のない「代理戦争」がアメリカ国内で糾弾されたのは事実です。日本でも、「べ平連」なんて変な組織が出来て、一部にアメリカ悪者の批判がありました。アメリカの戦術面でも、負け戦にあせってか、枯葉剤使用とか集落の焼き討ち、傭兵韓国軍の暴虐振りなど、評判がよくなかった一面もありました。
　しかし、世界的な視野に立てばアメリカだけが悪者という評価にはなっていないでしょう。途中で投げ出した共産側にしてやられたとの口惜しさは自由世界が共有したはずです。

回答No.5

at9_am

ベトナム戦争は、責められるのは確かに米国側ばかりです。

当然と言えば当然です。
簡単に経緯を述べれば、投票で米国側に付くかソ連側に付くか、という選択をして、ソ連側に付くという結果が付いた直後に、アメリカが謀略で開戦したのですから。

ベトコンやなんかの話は、国際法廷や国内の法廷で裁かれる話がほとんどです（国は違いますがポルポト派等はほとんどが国内法廷で裁かれます）が、今は裁かれて審議中の人が結構いますね。

回答No.4

komes

ベトナム戦争だけでなく、朝鮮戦争も冷戦構造から生まれた代理戦争なのです。
資本主義と共産主義との争いに巻き込まれた悲劇です。

どちらが良いとか悪いとか言える訳ではありません。　　その判断は後世の歴史家にしか出来ないでしょう。
ただ先進国の植民主義に対する民族自決を掲げて成功した北ベトナムには一部の理があります。

これに比し南ベトナムには極端な保守主義があり、民衆は自決の為蜂起したという事実があります。　　
ただ共産主義の拡大を恐れた米国の支援をうけた南ベトナム政府の弾圧で民衆の蜂起は失敗し、結果的に北ベトナムの介入を招きました。
その結果北の勝利に終わり南北ベトナムは統一されたわけです。
民衆にとってどちらが幸いであったかで判断すべきでしょう。
歴史の流れは複眼的に見る必要があると思います。

回答No.3

ucok

北も悪者扱いされていますよ。ハリウッド資本のベトナム戦争映画の大半ではそうでしょう。『ディア・ハンター』しかり、オリバー・ストーン監督三部作しかり。南出身の元難民がハリウッド近辺にたくさんいますからね。日本でベトナム料理店を繁盛させている人たちの多くも、南出身の元難民ですから、下手にベトコン・グッズなんて見せられません。

ただ、西側諸国（すなわちアメリカの影響を受けている国々）のあの戦争に対するイメージは、どちらが悪いとかいうことではなく、「どちらも悪く、ゆえに泥沼だった」ということです。つまり、北はアカで、虐げられた南を助けに行ったが、北は小ざかしく、そうこうするうちに、南は南で汚れていると気づき、それらを目の当たりにした我らがアメリカは病んでいったが自業自得、というのが西側の定番のイメージです。

では、西側以外の諸国、とりわけ、当のベトナム社会主義共和国はどうなっているかというと、ホーチミン万歳の世界です。全国各地でホーおじさんを称える様子が見られ、ホーチミン市には、通称American War Museumという博物館があり、ベトナムの側から見たベトナム戦争（ベトナムではAmerican Warと呼んでいます）、すなわちアメリカの残虐行為を軸とした戦争の悲惨さを解説した常設展が展示されていて、とても興味深いです。

というわけで、まとめますと、日本を含む西側諸国では「北も悪かったが、あの戦争は失敗。南やアメリカやそれに味方した国々は反省を」という姿勢。ベトナムでは「アメリカが悪かった」という姿勢ですね。

回答No.2

unchikusai

あんな小さい国に第二次世界大戦でヨーロッパに落とされた量を上回る爆弾を落とした。
　人の皮膚に粘着して高温で燃え続けるナパーム弾を大量に落とした。
　全ての生命に遺伝子の異常を起こさせるダイオキシンを枯れ葉剤として大量に散布した。

　イラクでもそうですが、他国へ殴り込んでの戦争で、自国が戦場にならないから、ありとあらゆる非道な兵器を平気で使用します。劣化ウラン弾とかクラスター爆弾とか。

回答No.1

misaemasa

アメリカは力ずくで戦争ばかりをして、
諸外国から非難されやすいんです。