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理性的な精神状態の作り方
お世話になります。 精神状態には、理性が良く働いている状態と、理性の働きが弱まり欲望や感情が強まっている状態とがありますが、 私は前者(理性的な精神状態)の作り方と、その理論に興味があります。 質問1 理性の働きが弱まった精神状態から、理性的な精神状態へ、 パッと切り替える良い方法があれば教えて下さい。 質問2 理性的な精神状態をキープする良い方法があれば教えて下さい。 質問3 怒り等の感情に踊らされないように、理性を鍛える良い方法があれば教えて下さい。 ご回答にあたりましては、参考になる理論や方法の概要と要点、 参考文献、参考URL等を紹介して頂けたらと思います。 また、個人的な見解であれば「○○しなさい」等と言った答えだけでなく、 理由も教えて下さい。(もし差支えが無ければ、そのような見解に至った経緯等も教えて頂けたらと思います) どうぞ宜しくお願いします。
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はじめまして。 ご質問1: <理性の働きが弱まった精神状態から、理性的な精神状態へ、パッと切り替える良い方法があれば教えて下さい。> 手を動かすことです。 1.本来感情的な人が感情を押さえると、抑制された感情はその出口を求めて体内でパニックを起こします。それが肉体的な打撃を与えることもあります。 2.そこで、そのエネルギーの出口を作ってやることが大切です。エネルギーは意外と手や足などの末端神経にたどり着きます。興奮すると手が震えるのはそのためです。 3.だから手を動かすのです。それは絵を書いたり、粘土をこねたり、何か作ることでもいいですし、楽器を弾いたり、料理をしたりなどでもいいのです。大工仕事や修理など建設的なことがいいかもしれません。 4.あるいは簡単な握り玉を常に持っていて、それにエネルギーを逃がすようにするといいでしょう。握り玉は緊張や興奮を押さえる効果があります。 5.職人気質の人は、本来頑固で怒りっぽいのですが、手に職を持つことで感情を制御できているのです。 ご質問2: <理性的な精神状態をキープする良い方法があれば教えて下さい。> 1.まず、「キープしよう」と躍起にならないことです。そういう姿勢を保とうとすると、自然と緊張感が体に走ります。それは感情を自然にコントロールできていない無理な状態であり、そのようなアンバランスな状態では、理性と感情のバランスも簡単にくずれてしまいます。 2.逆接的な処方ですが、理性を保とうと思ったら、自然な感情を小出しにすることです。感情は喜怒哀楽がありますから、それらを日々の生活、なにげない日常生活の中で、小出しにしていくのです。 3.例えば、道をあるいていればいろいろなものに目を向けて、子供の遊ぶ姿や、可愛いはなを見て微笑み(喜)、世界で毎日流される理不尽なニュース、物価高などを見て怒りを声に出し(努)、メロドラマに感動し(哀)、家族や友人と余暇を思いっきり楽しむ(楽)といった経験を日々していくのです。 ご質問3: <怒り等の感情に踊らされないように、理性を鍛える良い方法があれば教えて下さい。> 最高の笑い顔を研究することです。 心底の笑いが出せる笑顔の素敵な人は、怒りの感情が笑顔に流されて弱っていきます。目の奥で笑いが感じられるような、最高の笑顔を研究してみて下さい。 もっとも、真に理性を鍛える、というのであれば、読書、音楽鑑賞、美術鑑賞、自然鑑賞、散歩、山歩きをお薦めします。 読書は脳の論理的思考を養い、音楽・美術は静かな感性を養い、自然は空気や小さな生物に対する繊細な感情を養います。理性と感情がうまく共存できる環境を作り出せるでしょう。 あとは、突然怒りが込み上げた場合は、両手を鎖状につないで深呼吸する要領で、天高く突き上げます。体にたまった怒りのエネルギーが空に放たれます。インスタント処方箋ですが。 ご質問4: <私は前者(理性的な精神状態)の作り方と、その理論に興味があります。> 何故ですか?少しひっかかります。ご質問文から拝察するに、parpurさんご自身制御できない感情(怒り)にもてあまされているのではないでしょうか。 感情も理性も両方人間には必要な要素であって、どちらかを殺すことはできません。そうしてしまうと、必要栄養素の足りないアンバランスな人間になってしまい、それはそれで異常なことなのです。 感情を毛嫌いされているように見受けられますが、まずその姿勢を正されてはいかがでしょう。ご自身の感情を愛されては如何ですか?もし、怒りっぽいというのであれば、それを長所として、使える場所で有効に使うようにすればいいのです。 感情が激しいのは長所にも短所にもなりますから、短所となるところを方向転換させるだけでいいのです。無理に感情を押さえこむ必要はありません。ただ、出す時と場所をわきまえればいいのです。 例えば、怒りっぽい人は自分に自信がない、自分が嫌い、自分を許せないという人によく見受けられます。過去の人生であまり「自分が大切な存在」「自分が愛される存在」であるということを教えられなかった人に多いようです。 自分、自分の感情を素直に受け入れることが大切です。もし、怒りが爆発するようなことがあれば、「何故怒ったのか」「何が気に入らないのか」「相手にどうしてほしかったのか」といったことをノートなどに整理すると、自分の感情を客観的に観察することができます。自分の一部である感情を、距離をおいてみることで、ある意味「愛おしさ」がこみ上げてくるでしょう。そうして、自分の感情を愛し、認め、自分の一部として受け入れることができるようになり、その使い方も制御できるようになると思います。 以上ご参考までに。
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- Parismadam
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No.2です。お返事を有難うございます。幾つかのメールがスパム防止用のメールboxに送られていたため、メールを見ることができず、お返事が遅くなってすみません。補足質問にお答えします。 ご質問1: <この二つについて、もう少し詳しく知りたいので、もし宜しければ、参考になるキーワードや書籍等を教えて頂けないでしょうか?> 特にはすぐに思い浮かばないのですが、エリクソンの「笑い」という本は参考になるかもしれません。 回答は何かの参考書やURLなどを参考にして書いたものではなく、経験や知識として頭の中にある辞書から引き出しています。それらを総合しての回答で、それがどこからの引用かは、忘れている部分が多いのです。 なお、手とtension「緊張」の関係は、いろいろ研究されていると思いますので、緊張、ストレスと手の関係、といったキーワードで探されると、何か文献が見つかるかもしれません。 ご質問2: <怒りの問題については、怒ることを肯定する立場もあれば、否定する立場もあるようですが、Parismadamさんは前者の立場を取られているようですので、その立場の説について、教えて頂けたらと思います。> 誰の説、というわけではありません。 ただ、個人的に感情は出した方がいいと思っていますから、怒りの感情は出した方がいいと思うのです。何故なら感情は人間の自然の発露だからです。自然の発露を閉ざすことは、排泄をしないのと同じく不健康なことなのです。無理やり飲み込んだ感情はやがてそれは膿となって、人の心身に障害をきたします。 日本人は「沈黙」「隠す」「主張しない」「感情を出さない」というところに徳を置く国民ですから、平常でいる時と爆発した時の格差が激しいのです。そして、一旦爆発するとそれは火山の噴火のように致命的なものになることが多いのです。 熟年離婚の増加などは、そうした「感情の爆発」が起因しています。人生それではもったいないです。後で大爆発するくらいなら、小出しにしていいと思います。特に親しい夫婦や友人、家族であれば、それを受け止めてくれるはずです。 西洋人、特にラテン系などは感情を貯めず小出しにしますから、健康体そのものです。いやなこともカラッと忘れます。国の風土とも関係あるかもしれませんが、日本人はジメッとして陰湿な怒りが多いですね。「恨んでやる」「一生忘れない」「呪ってやる」的な、人の不幸を願うタイプの怒りは、自分を不幸にしています。西洋人はそんな自分に損な人生は選ばない人が多いです。 ご質問3: <怒られたくらいじゃ分からない人間は幾らでもいます。そのような人間に対して怒ることは、怒りが増すことはあっても、良いことは無いように思うのですが、> おっしゃる通りです。 分からない人を説得しても無駄です。自分と相容れない人に怒りを出すだけ怒り損です。日本人は説得する癖がありますが、自分と違う主義や考え方の人を、そういうもの、として認めることに未熟な、子供の人が多いと感じます。 特に家族や親しい人がそうだと、なんとか自分の思い通りにしようとしたり、相手を変えさせようと躍起になりますが、それは個人主義が行き届いていない証拠でしょうね。 相手の人格をひとつの別格として尊重することができないのです。それは、日本人は感情に頼る国民で、理性で割り切るのに不慣れだからだと思います。例えば、先祖代々の土地に執着するのも、「感情」が影響しているひとつの例です。 自分の感情を出す、という意味では怒りも哀しみ、喜び同様、TPOと常識をわきまえて、自由に出していいと思います。しかし、無駄な感情は出す必要はないのです。それが、感情を伴う相手(家族など)であっても、無駄だと悟る・諦めることも幸せに生きる知恵だと思います。 怒りを出すのも、洗練された出し方があります。外交のプロであるフランスに住んでいると、その出し方に日本とは違うマナーを見出し勉強になります。以前住んでいた英国では、怒りを「皮肉」に摩り替える手の込んだテクニックをよく目にしましたので、陰湿な気候と比例して、人も陰湿なのかな、と感じたりしました。その点、ラテン国はカラッとしていますし、天気も変わりやすいですから、気持ちの切り替えも早いのかもしれません(笑)。 以上ご参考までに。
お礼
詳細な補足ありがとうございます。 参考資料の件、さっそく探してみます。 怒りの件、了解しました。 参考にさせて頂きます。
- tinycat19
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一番単純な方法は、数を数えたり、計算をすることではないでしょうか。 医学部の文化祭で、エゴグラム行っていましたが、それによると私は女性でも理性が強い性格のようです。医学的な理性と言うのは、何も考えていない状態(1+1=2と言っている状態では何も考えていない)だそうです。 ならば、一番単純な方法は数字を数えたり、計算をする方法ではないでしょうか。 ちなみに友人は理工学部でしたが、私より二点理性が低いだけで、理性が強い性格に分類されると思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 参考にさせて頂きます。
お礼
はじめまして。詳しい御回答ありがとうございます。 >手を動かすことです。 >最高の笑い顔を研究することです。 この二つについて、もう少し詳しく知りたいので、もし宜しければ、 参考になるキーワードや書籍等を教えて頂けないでしょうか? 怒りについて。 当質問の趣旨からは逸れてしまいますが、興味があるので、 もし宜しければ教えて頂けたらと思います。 怒りの問題については、怒ることを肯定する立場もあれば、否定する立場もあるようですが、 Parismadamさんは前者の立場を取られているようですので、 その立場の説について、教えて頂けたらと思います。 『馬鹿は死ななきゃ治らない』と言う言葉がありますが、死ななきゃ治らないほど酷い人間でなくても、 怒られたくらいじゃ分からない人間は幾らでもいます。 そのような人間に対して怒ることは、怒りが増すことはあっても、良いことは無いように思うのですが、 その辺りについて、怒り肯定派の方々は、どのようにお考えになられるのでしょうか? もし宜しければ、教えて下さい。 どうぞ宜しくお願いします。