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なぜ民主主義経済ではなく社会主義経済が?
経済成長をしているのか? という課題がでました。 調べていった結果、 中国は毛沢東時代の専制社会主義を脱した。 まずは民主主義を取り入れ基盤を作る。 その上で社会主義を完成させる。 という中国の意図が見えました。 今はその基盤を作っている段階で、人も基盤もなりたっていなかった中国が開放経済を実施したり民主主義を認めたため今経済成長をしているのではないのか。 という結論に達しました。 おおまかな説明ですが、もっと説得力があるような、確固たる答えをだしたいのですが、何かアドバイスはいただけないでしょうか? おねがいします。
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- gungnir7
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経済学の見地から言いますと社会主義にはマルクス型とソ連型があります。 マルクス型は資本主義が成熟してくると社会主義に移行してくるというものです。 ソ連型は社会主義が未成熟な段階で暴力的に展開されたもので 現在では独裁政権が国を治めるときに対外的に体裁の良い隠れ蓑になってしまっています。 あなたの言っていることは民主主義ではなく、資本主義の基盤を作るが正しいです。 上記に掲げたマルクス型は民主社会主義といわれるのですが、 中国は今のところ民主主義を目指す気は到底ないような感じです。 とはいえ資本主義→社会主義というのは人類の目標の延長線上にあるともいえ、 歴史上それに確固たる目標を定めた国はないのではないでしょうか。 確かにあなたの着眼点はよろしいですし、これはこれで興味ある試みでしょう。 おそらくは資本主義が成熟すると労働階級の力が強くなるのは必然なので 中国も民主主義を封じ込めるのは不可能だとみています。 ちなみにあなたの言っている意味での社会主義の先頭を行く国は日本や北欧です。 日本は1億以上の人口がいながら全員が教育を受け、なおかつ貧富の格差が少ない国です。 そして全体主義的な傾向も社会主義の実現では欠かせない要素です。 こんな感じで書いてみましたが参考になりましたでしょうか。
- at9_am
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旧社会主義経済は、全て小規模な経済です。 旧ソ連でさえGDPは崩壊直前の値ではアメリカの1/3以下です。中国は改革解放路線を可なり早い時期から始めていますが、開始直前の1970年の数字でやはりアメリカの1/3以下です。 このように非常に小さな経済では、比較的容易に高い経済成長を達成することが可能です。たとえば1兆円の経済成長は、10兆円の経済が達成すれば10%の成長ですが、100兆円の経済が達成すれば1%にしかなりません。この経済成長は、外国企業の建てる工場などで達成可能です。 因みに言えば、高い経済成長を誇るのは、現在ではブラジル、ロシア、インド、中国(いわゆるBRICs)ですが、どの経済も元々の経済力(少なくとも一人当たりでは)が小さい経済という点と他国からの投資によって経済発展をしているという点で共通していますが、ブラジルとインドは共産主義社会ではありません。ちょっと前で言えば、東南アジアや韓国などもこのグループに入りますね。 逆に社会主義国で発展していない国は、例えばキューバなど。民主化しても発展しなかった国は、例えばエチオピア。この国は、1974年から95年までは社会主義国でしたが、その後は民主化しています。しかし、世界最貧国の一つのままです。 もっとも、先生(教授)によっては、こういった事実に即した考えを持って行くよりも、むしろ「中国が偉いからです」と書く方が、つまり「中国が毛沢東主義を発展させて完成させた共産主義が優れているので世界中のどの国よりも経済的な繁栄を享受しているのだ」と書く方が、良い点が来るかも知れませんがね。 結局、点など採点者の都合でつくのです。
- tono-todo
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中国は、西側諸国で言う民主主義政体ではありません。 経済の分野で私有を認めた、ということです。 要するに市場経済を導入したので、西側の資金が導入されました。 農業分野はまだ未開放です。
- mat983
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中国は社会主義から脱却し、 鄧小平が推進した改革開放のもとに市場経済体制に転換し、 西側諸国と同様に資本家、労働者とも富を得る事ができるようになったのです。 但し、チベット問題を見ても民主主義はまだ根付いていません。 下記サイトをご覧下さい。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%B9%E9%9D%A9%E9%96%8B%E6%94%BE http://www31.ocn.ne.jp/~shangri_la/ng-message22.html
もっと素直に<資本主義的生産様式の発展段階にあるから>でいいのでは? 日本だって、初期の頃には農漁村の安価な労働力を都市に集中して基礎を。 その頃は富国強兵策でもって財閥の育成に腐心してきたものです。 中国だって先頃までは近代工業は未発達で極初期の資本主義の段階だったでしょう。 それが、無尽蔵とも言える安価な労働力を都市に集めて財閥を作り金融資本を育成。 それが、無尽蔵とも言える安価な労働力を都市に集めて近代工業を国策で育成。 ですから、現状は資本主義的生産様式が急速に形成されて発展しているところ。 経済が成長しているのは当然のことです。 民主主義経済ではなく社会主義経済だから発展しているとはトンデモナイ暴論。 単に、<資本主義的生産様式の発展段階に復帰したから>でいいのでは? ということは、いずれ、中国経済も<資本主義的生産様式の矛盾>に突き当たります。 しかし、しまし、それまでは資本主義的生産様式は発展し続けますよ。 と、まあ、トンデモナイ暴論かも知れませんが、これが私の考えです。