Aの文
If it is fine tomorrow(1),I will go hiking(2).
Bの文
If it were fine today(3),I would go hiking(4).
の二つの文について教えてください。Bの文は「仮定法過去の文」で、(3)は「仮定法過去用法の条件節」と呼び、(4)は「仮定法過去用法の帰結節」と、以前教えていただいたことによりそうだと思います。
Aの文は自分の文法書では直説法と書いてあったのですが、(1)の節は「直説法現在用法の条件節」、(2)の節は「直説法未来用法の帰結節???」でしょうか?それともAの文は仮定法ではなく直説法だから(1)は「直説法現在」、(2)は「直説法未来」なのでしょうか?またAの文全体としては「直説法現在の文」、もしくは「直説法未来の文」どちらかでしょうか?
文法書、ネットなどいろいろ調べるうちに直説法と仮定法についてようやく分かりかけてきたのですが、上記については分けて説明してあるのがなかなかなく、自分一人ではハッキリとしないです。
この件とまた知っておいたらいい補足知識等があれば教えていただけると有難いです。よろしくお願いします。
Aの文
If it is fine tomorrow(1),I will go hiking(2).
Bの文
If it were fine today(3),I would go hiking(4).
レベルごとに言い方が違いますので混乱しないでください。
1.文の構造で言えばともに「複文」です。主節と従属節からできています。
2.従属接続詞に導かれるものを「従属節」といいます。従属節は主節の目的語・修飾語(形容詞・副詞)・主語として働きます。
目的語や主語になるのは「名詞節」、形容詞になるのは「形容詞節」、副詞になるのは「副詞節」と言います。
名詞節を導くもの… that, whether 間接疑問文の疑問詞など
形容詞節を導くもの…関係詞
副詞節を導くもの…条件の if, unless など、時の when など、様子の as など
3.「法」とは話者の心的態度を表すもので動詞の形によりあらわされます。ただし現代英語では仮定法の独特の形というのは仮定法現在の be (if it be...) くらいしかありません。
4.A,B どちらの文も構造的には「条件節+帰結節」としか言えません。「法」の立場から見ればAは直説法、Bは仮定法です。時制は if it is は現在、 if it were は過去です。文全体の時制はあえて言えば主節の方で決めるのが適切です。Aは未来時制といえます。必然をあらわす「If現在、現在」という構造もありますからこれと対比しても未来と呼んでいいでしょう。
5.問題は I would go で、これの時制をどう呼ぶかは触れないようにしている参考書も少なくありません。
would は will の過去形であるのは間違いないので would「だけ」なら仮定法過去です。しかし「would+原形」や「woud+have+過去分詞」を「仮定法過去」や「仮定法過去完了」と呼んでしまっては if 節の「過去形」や「過去完了形」とどう区別をつけるのか分からなくなります。
実は「もし~ならば、…なのに」という文は
If+仮定法過去、条件法現在
If+仮定法過去完了、条件法過去
という構造で仮定法は条件節、「助動詞の過去形」を使う形は条件法なのです。
しかし条件法などという普通はフランス語でしかお目にかからない用語を持ち出すのも実用的ではなく、「If仮定法過去・過去完了、助動詞の過去+原形/have+過去分詞」という表現全体を「仮定法」と呼ぶ考えが行き渡っています(間違えてはいけないのは文法書や参考書でそのような記述をしているものは(おそらく)なく、学習者や教える側にそういう考えが一般的ということです)。
質問者
お礼
上記、補足
>確認したいことがあります。
でした。
質問者
補足
回答ありがとうございます。いろんな質問に答えていただき感謝しております!
最初一通り読んだときは理解できなかったのですが、なんども反復して、読んで、調べて、してようやくわかりました。
まとめるとAの文は直説法未来として差し支えないようですね。
Bの文は仮定法(過去)の条件節とその帰結節として理解しておけばいいのだと思います。
「条件法」という耳慣れない言葉と示してもらえた
>実は「もし~ならば、…なのに」という文は
>If+仮定法過去、条件法現在
>If+仮定法過去完了、条件法過去
がよくわかりませんでしたが、ネットで調べてわかりました。
最後にもう二つだけ!答えだけでもいいので確認したことがあります。
If the news be true, they will be pleased.・・・Cの文
He insisted that his daughter always come home early.・・・Dの文
Cの文はまれに用いられるif節が仮定法現在の文ですが、この場合は主節は直説法未来と言っていいのでしょうか?
Dの文はthat節は仮定法現在ですが、主節「He insisted」は直説法過去と言っていいのでしょうか?
これがわかればほぼ完璧にこれに関してはスッキリするだろうと思います。お手数ですが、再度ご回答いただきたいです。よろしくお願いします!<m(__)m>
>If the news be true, they will be pleased.・・・Cの文
>He insisted that his daughter always come home early.・・・Dの文
>Cの文はまれに用いられるif節が仮定法現在の文ですが、この場合は主節は直説法未来と言っていいのでしょうか?
>Dの文はthat節は仮定法現在ですが、主節「He insisted」は直説法過去と言っていいのでしょうか?
C…そのような理解でよいと思います。
D…そのとおりです。If を用いた表現全体を仮定法と呼ぶように思わせておいて that 節の原形の場合は that 節の中の動詞だけが仮定法なので混乱するわけですね。
お礼
上記、補足 >確認したいことがあります。 でした。
補足
回答ありがとうございます。いろんな質問に答えていただき感謝しております! 最初一通り読んだときは理解できなかったのですが、なんども反復して、読んで、調べて、してようやくわかりました。 まとめるとAの文は直説法未来として差し支えないようですね。 Bの文は仮定法(過去)の条件節とその帰結節として理解しておけばいいのだと思います。 「条件法」という耳慣れない言葉と示してもらえた >実は「もし~ならば、…なのに」という文は >If+仮定法過去、条件法現在 >If+仮定法過去完了、条件法過去 がよくわかりませんでしたが、ネットで調べてわかりました。 最後にもう二つだけ!答えだけでもいいので確認したことがあります。 If the news be true, they will be pleased.・・・Cの文 He insisted that his daughter always come home early.・・・Dの文 Cの文はまれに用いられるif節が仮定法現在の文ですが、この場合は主節は直説法未来と言っていいのでしょうか? Dの文はthat節は仮定法現在ですが、主節「He insisted」は直説法過去と言っていいのでしょうか? これがわかればほぼ完璧にこれに関してはスッキリするだろうと思います。お手数ですが、再度ご回答いただきたいです。よろしくお願いします!<m(__)m>