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in situ のプローブについて
antisense probeと sense probeはどのように区別されるのでしょうか? 例えば、T7プロモーターの下流に遺伝子配列が組み込まれている場合、T7 RNA polymeraseでは、どちらのプローブが合成されるのでしょうか?
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anti-sense probeは、mRNAの相補配列でmRNAと二重鎖を形成できます。 sense probeは、mRNAと同じ配列ですのでmRNAと二重鎖を形成することが できません。 T7プロモータの下流に遺伝子が正方向に組み込まれていれば、 T7 RNA polymeraseでmRNAと同じ配列が転写されますから、 sense probeが合成されるということになります。 T7 RNA polymeraseでanti-sense probeを合成したければ、 遺伝子を逆方向に組み込む必要があります。 ちなみにですが、 元々anti-senseとsenseは、DNAの二本鎖を区別する名称で、sense鎖(+鎖)は、 TをUに変換するとコドンの並び(=mRNA配列)になるので、「意味のある配列」 と言う意味で命名されたものです。
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- otx
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回答No.2
>T7プロモーターの下流に遺伝子配列が組み込まれている場合、T7 RNA polymeraseでは、どちらのプローブが合成されるのでしょうか? プラスミドDNAに組み込まれている遺伝子の「向き」によります。 失礼ですが、基本的なことが全くわかっていらっしゃらないようですので(馬鹿にしているのではなく)、 研究室の先生や先輩から、基本的なことを学ばれることを強くお勧めします。 そのまま実験しても無意味です。
質問者
お礼
返答ありがとうございました。
お礼
返答ありがとうございました。 おかげさまで、疑問が氷解しました。