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今、ホールマウントin situハイブリダイゼーション でウニの遺伝子

今、ホールマウントin situハイブリダイゼーション でウニの遺伝子の染色やってるのですが RNAプローブを胚に加えて一週間ほどインキュベートした後、MOPS バッファーで何度も洗うのはなぜですか? それから加えるRNAプローブの濃度が0.1ng/mlだったのですが、もし加えるRNAプローブの濃度を高くしたら(100ng/ul)何が起こるのでしょうか?

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回答No.1

>MOPSバッファーで何度も洗うのはなぜですか? 原理的にはRNAプローブは相補的なmRNAに結合するのですが、 そもそも発現しているmRNAに比べて0.1ng/mlという濃度は「超」多すぎる、過剰量のRNAです。 なので、目的のRNA以外の何かしらに引っ付いていたり、引っかかっていたります。 それらを洗い流す必要があるからです。 目が小さいスポンジをRNA溶液中に浸して洗わずに次の工程に進むか、 しばらく何かの液に浸して洗ってから次の工程に進むか、 これを想像すると、何となくわかると思います。 >もし加えるRNAプローブの濃度を高くしたら(100ng/ul)何が起こるのでしょうか? 先にも述べましたが、0.1ng/mlという濃度は「超」多すぎる、過剰量のRNAです。 なので、それ以上というと、さらに目的のRNA以外に引っ付いたり、引っかかったりする確立が高まります。 あと、必要以上のものを使うと、経済的にも厳しいです。

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質問者

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早速回答していただきありがとうございました。 大変解りやすく助かりました。 もうひとつお伺いしたいのですが、そもそもMOPSバッファーで洗い流すとき、MOPSバッファーはどのように作用するのでしょうか? MOPSバッファーでなければいけない理由はあるのでしょうか?

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