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【回答求む!】映画監督・デルクールさんからみなさんに質問「映画について」
こちらはOKWaveが主催するイベントカテゴリー 【特別企画】『10 QUESTIONS』からの質問です。 フランスの映画監督デルクールさんからの質問です! なお、回答いただいた方の中から2名の方に、デルクール監督の作品『譜めくりの女』のプレスシート(サイン入り非売品)を差し上げますので、みなさんふるって回答をお願いします。 http://10q.okwave.jp/ 「映画に関する質問です。 日本にも素晴らしい監督はいるのになぜ日本人の目は海外に向いてしまう傾向にあるのでしょうか。 日本には世界に誇る文化があるのにそれを大切にしていないのが残念だと思うのですが、日本のみなさんはどう感じてるのでしょうか。」 ※参加にあたっては、下記リンク先の注意事項をご一読ください。 http://10q.okwave.jp/ デルクール監督のインタビューも下記からどうぞ! http://service.okwave.jp/okwave/event/category/758/vol06.html
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- yasupyon
- ベストアンサー率40% (6/15)
そうですねー。わたし個人もとっても海外好きなので(とゆうより憧れがあります)難しいですが、やはり日本は鎖国をしていたせいか、あまり他人種が交じり合っていない国だと思います。 そのため、自分達と違う人たちに対して、同じような感覚で見れなかったりするのかもしれないです。 “外国人”という意識が高いというか。 特に西洋人に対しては、日本独特の抑える考え方や、わびさびなどと正反対な部分が多く、憧れるのかもしれないですね。 でも、監督の言わんとするところは分かります。 日本ならではの美や映画文化(黒澤や小津などは素晴らしいです)を誇りに思ってはいるものの、おおっぴらに言えない性質なんじゃないでしょうかね。
- nessun
- ベストアンサー率0% (0/0)
No4です。まだ締め切ってないようなので。前回あまりにも現実的な話をしてしまったので、別な意見も言わせていただこうかと思いまして。 日本人は古来、聖徳太子の時代から外国文化好きなのだと思います。 それはもう当時の最高の文化人と思われる人々が、海外の文化(当時は唐や隋、新羅、百済なんていうあたり)で、最新のファッションの如く、身の回りを埋め尽くしていた事を考えれば分かると思います。 日本は、四方を海に囲まれた土地柄上、意識的に(文字通りの)海外の文化を取り入れなければ、井の中の蛙になってしまう危機感がそうさせていたと思います。しかもそれは日本の中心に居る人に限ったことではなく、日本人全体にいえる事と思うのです。 なぜなら、日本の地方はさらに海と山によって細かく分断され、江戸時代に幕府が村からの出入りを厳しく取り締まるまでも無く、そのずっと前から、一生を村から出ることなく過ごす人が居る事が普通だったのです。そんな一地方の普通の人々にとって、隣の国(今で言う隣の県)は、もはや別世界でした。 そんなわけで、外国が河ひとつ隔てた向こうにあるヨーロッパの国々の人々とは、日本人は、外国に対する憧れや畏れの意識が格段に違うように思います。 だから日本人の外国好きはある程度仕方ない部分もあると思うのです。
- vtetfn
- ベストアンサー率50% (32/63)
難しい質問ですね。 黒澤・小津をはじめとする日本の巨匠たちの映画は私もいずれ見たいと思っているのですが、まだ果たせずにいます。そもそもエンターテイメント映画やハリウッドものをあまり見るほうではなく、映画を見る本数自体も多くはないのですが、見ておきたいという気持ちはあります。 映画に限らず言うなら、明治維新がもたらしたそれまでの日本文化との断絶、西洋文化輸入という風潮はそれ以降の日本を決定づけたと思います。「日本文化の素晴らしさ」というのも西洋の目を経て日本に逆輸入されているような感覚もあるように思います。 そして第二次世界大戦の敗戦も文化の面で断絶を生んだのではないでしょうか。今も伝統文化・伝統芸術を守っていこうという人たちがいる中で、戦後直後にはとりあえず西洋の新しい文化を取り入れて新しい民主的な日本に生まれ変わろうという雰囲気もあったのではないかと思います(推測ですし、このこと自体を非難するつもりはありません)。その雰囲気が今も長く尾を引いているように思います。
海外に憧れる人が多いからだと思います。 外見にも憧れますし、言語にもなんだかオシャレさを感じで憧れちゃいます。 でも、日本の文化のすばらしさも、最近の若者の間では再認識されつつあるので、今後は海外の文化以上に日本映画もにぎわってくると思います!
- BlurFiltan
- ベストアンサー率91% (1611/1754)
映画に限った話ではなくなってしまいますが, 根本的に日本人は「新しい物好き」です。 日本人の「新しい物好き」は食生活に由来するところも多いと思います。 たとえば, 昔から日本人はほ乳類の肉ではなく,魚を多くとりいれています。 肉であればある程度時間が経っても大丈夫ですし, 逆に時間が経った方が余分な水分などが抜けて肉にうまみが増すこともあります。 しかし魚はそうは行きません。 魚は新鮮なものほど美味しいです。 日本には「腐っても鯛(鯛は腐っても鯛という価値がある)」という諺がありますが, 現実には,そういうことはなく,鯛であっても「腐ったらゴミ」です。 腐った鯛より,今日取れたイワシの方が当然美味しいですし高価です。 また魚に限らず他の物でも, 「新鮮とれたて産地直送」という言葉がそのまま客の呼び文句(アピール)になります。 このような「新鮮さ」を求める気持ちが他のものにも影響を与えているのではないかと考えられます。 映画や情報の発信は, 当然,「世界の中の日本」 より 「世界の中の日本以外」 の方が多いです。 つまり,映画や情報の発信は日本人から見た外国の方が多いです。 日本人は,自国の映画や情報に決して目を背けているわけではありません。 目新しいものを見ようとすると,当然外国の情報の方が多くなります。 逆に「日本」「外国」という意識はなく, 「日本」であっても「外国」であっても新しい情報に飛びつきたくなるのが日本人の感性です。 したがって,結果的に外国映画の方が注目されることになってしまいます。 「新鮮とれたて産地直送」 を好むこと。 それが逆に日本人が大切にしている文化かもしれません。
- nessun
- ベストアンサー率0% (0/0)
興行収入の問題がまずあると思います。 人気の高い映画は、幅広い年齢層向けの有名なシリーズもの、という傾向があると思います。そういう映画は日本全国各地の小さい映画館まで上映してくれます。上映回数も多いし、期間も長い。国内、国外の作品を問わず、上質な映画であっても、そもそも地方では 上映自体が無いに等しい。映画館としても同じ設備を使って上映するなら、集客の確実なファミリー向きの娯楽作品ばかりを1日に何度も上映するほうが得と計算するようです。なので、そもそも上質だけれども興行収入があまり期待できない映画は、熱心な映画ファン以外は、DVD化されてから楽しむ事になる。そのDVDも同じ原理で販売されますから、一般に映画文化自体が向上しない。となると、国策の問題という事になるでしょう。良質の映画界を育てる土壌がないって事でしょうか。
- etopitika
- ベストアンサー率36% (760/2102)
厳しい質問といいましょうか、厳しい指摘といいましょうか。まったくその通りなのです。 日本映画の作品やそれらに出演する俳優の話題より、舌をかみそうな外国人俳優の名前を挙げて話題にするほうが、なにかしら一歩すすんだ見識を持っているような風潮が日本に広まっているように思えます。 監督のモットーである「早く!早く!・・・」がより進歩的なんだという勘違いがあるのかもしれません。人よりはやく外国の名の知れた作品、俳優と触れ合うことが、より進んだ文化的素養を身につけているという見栄かもしれません。勿論その見栄に値するような外国の良い作品が数多くあることも間違いないのですが。 黒澤をはじめ小津作品など、逆に海外で認められている監督がいること、その作品も質が高いことは誇らしく思えることは間違いありません。しかし、日本人は残念なことに新しいもの好きなのです。監督が認めておられるように、能などの間の取り方、お茶をたてるゆとりなど目の前にいくつでも教科書があるのに、それらを受け入れるだけの心のゆとりが失われているのです。 良い作品といわれる海外の映画は劇場でじっくり見る。日本映画はテレビドラマの延長上に映画を見るという感覚が、根底にがあるのも否定できません。映画も娯楽ですが、日本映画の場合、質の高い作品と一過性の作品を同一レベルで観過ごしている感があります。
- live-evil
- ベストアンサー率0% (0/5)
ここの筧昌也監督の方のインタビューに裏表のような話が出てますね。。 文化の違いでないものねだりなんじゃないでしょうか。 作る人自体がそう感じている、ということになってしまうのではないかと。
- airwolf86
- ベストアンサー率7% (9/117)
近年は邦画も十分に人気あるように見えますよ。 でもヒットしたテレビドラマが元になっていたりするので、テレビから入らない人にはついていけないのかもしれませんね。
お礼
当企画ご回答いただいたみなさま、ありがとうございます。 デルクール監督のサイン入り『譜めくりの女』プレスシートのプレゼントについては、ご回答いただいた方から抽選で2名の方に別途お知らせいたします。 今後も、様々な“OKな人”が登場予定です。今後のご参加もお待ちしております。 OKWave事務局