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対称式xe^y+ye^xをs=x+y,t=xyで表すことができるか?

普通、対称式とは多項式で考えますが、いま、例えば、 xe^y+ye^x、 x^2log(1+y) + y^2log(1+x) といったものを考えます。 それらを一般に、s=x+y,t=xy を用いて、いわば無限次数の多項式として表すことはできるのでしょうか? 収束は適度な範囲で考えるものとします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.3

それって結局のところ「簡潔に書けるものは簡潔に書けるし, そうでないものはそれなりに書ける」というだけのような気がするんですが. 例えば, (1+x+x^2+...) + (1+y+y^2+...) = 1/(1-x) + 1/(1-y) 1/(1-x) + 1/(1-y) = (2-x-y)/(1-x-y+xy) = (2-s)/(1-s+t) としてから s, t の級数に変形してますけど, 本来はもとの形から (1+x+x^2+...) + (1+y+y^2+...) = 2 + (x+y) + (x^2+y^2) + (x^3+y^3) + ... = 2 + s + (s^2-2t) + (s^3 - 3st) + ... = ... と処理するのが筋ではないですかね. とはいえ, この結果の式もあまり「簡潔」と言えないと思うんだけど.

katadanaoki
質問者

お礼

再度ありがとうございます。 なにか有理式の対称式があって、それを基本対称式で表すには、 次数の高いほうから順番に「くずしていく」方法が、 ウェアリングによる方法とかコーシーによる方法とかいう名前で http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BE%E7%A7%B0%E5%BC%8F に書かれていました。 具体的なx^3+y^3をs=x+y,t=xyで表すにはそういった方法でいいかもしれないですが、 一般のx^n+y^nをs=x+y,t=xyで表すには、ニュートン多項式と呼ばれるものから帰納的な考察をすることや、前回僕が書いたように、(形式的)母関数(生成関数) Σ[n=0,∞]x^n+y^n を考えることが必要になると思います。 例えば、 (x*y)^n=(x^n)*(y^n) という公式はきれいですが、 (x+y)^n=Σ[k=0,n]C(n,k){x^k}*{y^(n-k)} は一見汚いながらも、二項係数の性質には深い理論や公式があります。 同じように、 e^x * e^y = e^(x+y) という公式はきれいですが、 e^x + e^y をs=x+y,t=xyで表すことで、その係数にこめられる意味があるのではと考えています。

その他の回答 (3)

  • tgb
  • ベストアンサー率78% (32/41)
回答No.4

表題のみについて考えて見ました。  x+y=s  xy=t から形式的にx,yを求めると x,yは  (s+sqrt(s^2-4・t))/2,(s-sqrt(s^2-4・t))/2 と書けるのでこれを元の式に代入すればいいのでは? ここで、(s+sqrt(s^2-4・t)),(s-sqrt(s^2-4・t))のどちらがxでどちらがyに対応するかについては問題がありますが対称式の場合はf(x,y)=f(y,x)であり、うまく問題点が解消されてしまいます。 ただし、  x,y=((x+y)+|x-y|)/2,((x+y)-|x-y|)/2 において  |x-y|=sqrt((x+y)^2-4・x・y) と置き換えるのと同じ様な事をしているので無理矢理x+yとx・yに置き換える操作をしているような感じがしてsqrtでうまく逃げたと言われそうですが・・・。

katadanaoki
質問者

お礼

ありがとうございます。 x,y =(s+sqrt(s^2-4・t))/2,(s-sqrt(s^2-4・t))/2 を代入することはいい考えだと思いました。 それは別途、三角関数cosθ、sinθで書かれた有理式において、 cosθ=x、sinθ=√(1-x^2) を代入することに対応していると思いました。 僕はまだ深く考えていないですが、三角関数におけるn倍角の公式の一般論、チェビシェフの多項式におけるのと同じような理論が、 対称式にもあるのではないかと妄想しています。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.2

「x と y の対称式」をベキ級数に展開すると, 出てくる項は必ず x と y について対称です (当然). で, 任意の m, n (m > n) に対して x^m y^n + x^n y^m を x+y と xy で表現できればいいんだけど, これは x^m y^n + x^n y^m = (xy)^n (x^(m-n) + y^(m-n)) より結局 x^n + y^n が基本対称式で書ければいいということになる. これは自明に可能だから, ベキ級数になってしまえば基本対称式で書けることはほぼ自明. x e^y + y e^x = (x+y) + xy Σ(k: 1→∞) [x^(k-1) + y^(k-1)]/k! で右辺の [~] は... どうやって基本対称式で書くんだっけ?

katadanaoki
質問者

お礼

たいへんありがとうございます。考えてみました。 s=x+y,t=xyとします。 無限次数のx,yを変数とする多項式(x,yの無限級数)で対称式となるものを考えます。 簡単なものとして、 (1+x+x^2+x^3+…)*(1+y+y^2+y^3+…)、 (1+x+x^2+x^3+…)+(1+y+y^2+y^3+…) がありますが、これらは簡潔にs,tを使って表せます。 (1+x+x^2+x^3+…)*(1+y+y^2+y^3+…) =1/(1-x) * 1/(1-y) =1/(1-x-y+xy) =1/(1-s+t) =Σ[k=0,∞](s-t)^k =Σ[k=0,∞]Σ[j=0,k](-1)^j s^(k-j) t^j (1+x+x^2+x^3+…)+(1+y+y^2+y^3+…) =1/(1-x) + 1/(1-y) =(2-x-y)/(1-x-y+xy) =(2-s)/(1-s+t) =(2-s)Σ[k=0,∞](s-t)^k =(2-s)Σ[k=0,∞]Σ[j=0,k](-1)^j s^(k-j) t^j =2Σ[k+j=n,0≦j≦k](-1)^j s^(k-j) t^j -sΣ[k+j=n-1,0≦j≦k](-1)^j s^(k-j) t^j 次に簡単なものとして、 (1+x+x^2/2!+x^3/3!+…)*(1+y+y^2/2!+y^3/3!+…)、 (1+x+x^2/2!+x^3/3!+…)+(1+y+y^2/2!+y^3/3!+…) がありますが、前者は簡潔にs,tを使って表せます。 (1+x+x^2/2!+x^3/3!+…)*(1+y+y^2/2!+y^3/3!+…) =e^x * e^y =e^(x+y) =e^s ここまで考えましたが、後者を実際にs,tを使って表すと、複雑になってしまうのですが、いままでが簡潔だっただけに、なにかいい方法がないかと思案中です。 つまり、 e^x + e^y をs=x+y,t=xyを使って表すとどうなるか?

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.1

収束性を無視すれば可能です.

katadanaoki
質問者

お礼

xe^y+ye^x、 x^2log(1+y) + y^2log(1+x) はどのように表すことができるのでしょうか? 元の式がベキ級数で表される対称式のとき、いつでもs=x+y,t=xyで一意的に表すことができるのでしょうか? どうぞよろしく教えてください。

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