• 締切済み

中央銀行の政策

題名通りなのですが、中央銀行が景気を後退させると発表し、潜在的な支出を減らし、インフレ状態を促進するとします。 こういった状況で、中央銀行はどのような意図を持っているのでしょうか? 知識をお持ちの方、回答していただけるとありがたいです。

みんなの回答

  • at9_am
  • ベストアンサー率40% (1540/3760)
回答No.1

> 中央銀行が景気を後退させると発表し、潜在的な支出を減らし、インフレ状態を促進 そのような発表はしません。 相反することを同時に達成しようとする政策発表をしているということになります。 ごく大雑把な話をすれば、景気が後退するというのは需要が減少するということであり、支出が減ることです。すると、総需要曲線は左にシフトします(つまり物価が同じであっても需要量が減った状態)。そうすると、総供給曲線が変化しない場合、価格は下がる、すなわちデフレになります。 名目の物価であれば、一般的な財(ものやサービス)と貨幣の交換レートですから、貨幣供給量を生産量よりも多くしてあげればインフレとなりますが、実質の意味での物価という意味では以上のようになります。 因みに、貨幣供給量を増やすと、IS-LM分析からいうと、LM曲線が下にシフトするので景気は良くなります。このメカニズムが上手く働かない状態が流動性の罠と呼ばれる状態で、日本もそこに陥っていると指摘されてきました。 いずれにせよ、「景気を後退させる(支出を減らす)」と「インフレを促進する」の二つを同時に達成するような政策がない以上、そのような目標を設定するはずがありません。 もしそのような政策設定をしたと発表したというなら、それは「玉虫色」の発表があったか、あるいは何らかの誤解でしょう(実際あったら見てみたいものだ)。

関連するQ&A

  • 中央銀行の行う金融政策

    中央銀行の行う金融政策 の意図に物価を安定させるというのがあると思うのですが、なぜ物価を安定させることが景気をよくするのですか? 極端な話、インフレ率(物価)が安定して10%くらいで推移しているのより、たとえばインフレ率が2~7%と10%より明らかに低いところで変動している国のほうが景気が良くなる気がするのですが…でも日銀の目標はどちらかというと前者ということになりますよね?! とても基礎的なことで申し訳ありませんが教えていただけると嬉しいです。

  • 中央銀行は利上げのタイミングを隠す必要がある?

    今年はFRBが利上げを発表するタイミング待ちの株式相場ですね。 6月にするのか?9月にするのか?どれくらいするのか?と様々な憶測が飛び交って 委員の一人が何か発言するたびに、相場がピクリと反応する状態です。 私も利上げのタイミングを慎重に伺っているタイプですが、悩んでいるうちにふと疑問に感じたので質問をさせてください。 中央銀行は本来、景気を適正にコントロールするのが役目です。 なら、市場に将来を正しく予測、認識してもらう、つまり利上げのタイミングや率を早め早めに公表してしまう方が コントロールする側も、される側もローリスクで安定した取引ができるのではないか、と思ったのです。 なら、どうして中央銀行というのは利上げや利下げの将来の予定をできるだけ隠すのでしょうか? それとも、それは私の勘違いで、FRBなどは出来るだけ情報は出す方針で、微妙な未決定部分だけ隠しているのでしょうか? 私にはそうは見えないのですが。 合理的な理由が知りたいです。 よろしくお願いいたします。

  • 銀行の金利について

    最近、景気が上向きはじめたと言われるようになりましたが、 銀行の金利は上がらないのでしょうか?銀行の不良債権も少なくなり、 健全化に向かっているようですが。 どういう状態になれば金利が上がるかどうかも教えてくさい。 不況で、金利が下がっていくのしか、見てないので、上がる状況について知りたいです。

  • 豪の利上げと為替への影響について

    「ど」素人ですみませんがよろしくお願いします。 ご存知のとおりオーストラリアの経済の強さは安定続伸中で、ナントカ指数だとかが発表される度に、そのインフレ傾向や楽観度が見て取られるようです。そして、そのような引き続く景気上昇を受けて、11/6だったか、豪中央銀行のミーティングでおそらく利上げが発表されるとの見込みが強いようです。 そこで質問なのですが、他の要件は極力除くとして、ごく単純に言って、豪の利率が上がった場合、円は相対的に円安となるのでしょうか。 利率が上がれば、豪の債権などを買う人が増えて、一方でその資金として円を買う人も増えるような気がするのですが(素人考えで申し訳ない)、どんな流れが一般的に考えられるのでしょうか。

  • 政策金利を0%近く下げると普通はどうなるのですか?

    日銀が政策金利を0%近くまで引き下げても 景気回復が進まなかったことから、 2001年3月に量的緩和策を初めて導入しました。 具体的には、公開市場操作で金融機関から国債を大量に買い入れ、 銀行などが日銀に開いている当座預金口座の残高を目標額まで 増加させることにしました。 これにより、銀行に融資の積極化や債券などの資産購入を促し、 経済の活性化を図ろうというものです。 日銀は06年3月にこの政策を解除しましたが、 13年4月に操作目標を再び金利から量に移す 「量的・質的金融緩和策」を導入しました。 また、米国の連邦準備制度理事会(FRB)や 欧州中央銀行(ECB)なども量的緩和策を導入しました。 政策金利を下げるだけでも今までは効果があったけれど それでもだめで、お金をじゃぶじゃぶ放り込んで インフレの状態にしているということなのですか? 教えて下さい宜しくおねがいします。(*´∀`)

  • 日本はスタグレーションでしょうか?

    円高でないと言う説もありますが 実体経済は輸出の利益が吹き飛んでいます。 商品の原材料も値上がりして 物の値段もじりじりと上がる途上にあります。 先行指標と言われる株価も全然ダメポ♪状態です(笑) インフレで景気後退、株価もさっぱり 日本は、いつくらいに景気が持ち直すのでしょうか? さらに株価は、いつくらいに買い出動すれば いいのでしょうか?

  • 原油高騰とFRBの利上げの関係

    経済番組で原油高騰で物価を抑えるために利上げを検討するかもしれないと言っていましたが、違和感を覚えました。 インフレも国内のデマンドプルなら金利を上げて押さえるのはわかるのですが、原油の輸入物価が上がったから利上げというのは腑に落ちません。もちろん国内のインフレ率は上がりますが、それで景気が過熱して物価が高騰するとは思えませんし、利上げする理由がわかりません。むしろ輸入インフレは不景気になるので金融緩和で対応すべきと思います。 アメリカの場合は原油の国内生産も増えているので輸入インフレではないのかもしれませんが、一般に輸入インフレに対しても金融引き締めで対応するのが中央銀行のセオリーなんでしょうか。

  • 世界が同時に利率を0%にしたら...

    サブプライムローンを期にした景気後退。世界の中央銀行が揃って利率を下げて、過去に見ぬ低金利になってきました。 そこで、世界が同時期に利率を0%にしたら、どのような影響が出てくるの? 為替等は、その国の情勢・将来性・利率等から高低に触れます。 でも、その一つの要因が相対比較できない状態になると。。。 どんな影響が出るか、教えてください。

  • 銀行に預金が一千万円あります。

    銀行に眠らせておくのも勿体無いのでローリスクで運用したいのですが世界的な景気後退の状況で何がいいのでしょうか? 他の金融資産は国内株式が約二百万円の含み損で 評価額 約五百万円 海外投資信託が二百万円内含み損約五十万円 評価額 約百五十万円で共に放置してます。 FXは百万円→三百万円→十万円になり辞めました。 基本的に放置で20~30年後プラスになればと考えています。

  • 世界恐慌時の日本とドイツ

    世界恐慌から、インフレが始まる、不景気なドイツと 銀行から、昭和恐慌が始まった日本。 この頃の日本とドイツが、状況や様子など、 なにか似ているところはあったのでしょうか。 詳しく教えて下さい。 宜しくお願いします。