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動物による腸の長さ

 動物によって腸の長さは違うものですが、その理由は「食べているものの違い」ということらしいのです。(肉食動物は草食動物に比べて腸が短い。)しかし、「腸」といってもいろいろな腸がありますよね?具体的にどの腸が長いのでしょう?調べてみたところ、コアラは盲腸がやたら長いと書いてありました・・・。ご存知の方、教えて下さい!

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回答No.3

植食動物の消化管は肉食動物に比べ発達した物が多いです。 なかでも,反芻動物(ウシ,ヤギ,シカ,ラクダなど)は腸管が長いだけでなく,胃も発達しています。 反芻動物の胃は4つの袋からなっていて・・・ 第一胃:発酵タンク 第二胃:第一胃の内容を掻き混ぜるためのポンプ 第三胃:固形分を分離するフィルタ 第四胃:胃酸を分泌しタンパク質を分解 という役割を持っています。 ウサギ,ウマ,コアラなどは反芻動物と違い胃が一つしかありませんが,盲腸が非常に発達しています。これらの動物は盲腸が発酵タンクの役割をしているのです。 それと,一般的に鳥類は哺乳類にくらべ腸管が非常に短くなっています。これは体重を極限まで少なくするために進化(退化?)したためだといわれています。 ここでちょっと小話を! ○ウサギは時々自分のウンチを食べないと生きていけません。ウサギは盲腸で発酵させた分解物(「盲腸糞」という特別なウンチ)を口から取り入れないと栄養素を吸収しきれないのです。 ○赤ちゃんコアラの離乳食は,なんとお母さんのウンチなのです。赤ちゃんはお母さんのウンチ(バップ)からユーカリの毒素を分解する微生物をお腹の中に取り入れて,はじめてユーカリの葉っぱを食べられるようになるのです。

maedachshund
質問者

お礼

 回答ありがとうございます。せっかくすぐに回答してくださったのに、お礼が遅れて大変申し訳ありませんでした。  鳥類が短いのは飛ぶためというのは聞いたことがあります。でもそれでも身体の何倍かはありますよね?魚が短いのはどうしてなんですかねぇ?身体よりも短いですよね。

その他の回答 (2)

noname#29428
noname#29428
回答No.2

確かに食性によって、腸の長さは異なります。特に大腸(盲腸を含む)の長さが異なります。 植物食性動物(昔の用語で草食動物)は、#1さんが言っているように、植物繊維のセルロースをバクテリヤによって分解してもらい、その分解産物とバクテリアそのものを分解吸収しています。(セルロースはバクテリアが分泌するセルラーゼでしか分解できません。高等動物自身では分解できないのです。) 植物食性動物といえども、植物だけの栄養だけでは、タンパク質が不足して死んでしまいます。ですから極端に言うとバクテリアを食べるバクテリア食性動物ともいえるでしょう。そのために、バクテリアを培養するための長い腸、特に大腸が必要なんです。 ここで大腸でバクテリアを消化吸収できるのだろうかと疑問に思いませんか。そうですよね。そこで糞をもう一度食べるのです。ほとんどの草食動物はそうします。ゴリラさえ自分の糞をうまそうに食べます。

maedachshund
質問者

お礼

 回答ありがとうございます。せっかくすぐに回答してくださったのに、お礼が遅れて大変申し訳ありませんでした。  ゴリラも自分の糞を食べるんですね・・知りませんでした。回答どうもありがとうございました。

回答No.1

全部の腸をあわせたものではないのでしょうか? 草食動物(特に繊維質の多い草木を食べる動物)は、一般的に盲腸が長いのではなかったですか? 盲腸が長いのは、盲腸内の微生物に食物中の消化が困難なセルロース分の分解をしてもらい、その分解物を大腸で吸収するためだったような気がしますが..... 後、コアラについては、確かうさぎさんといっしょで一回目のうんこ(確かやわらかいうんこらしいのですが)はもう一度食べるのではなかったでしょうか? [食べないと栄養失調で死んでしまうこともあるとか.....] P.S.  肉食動物の腸が短いのは、食物を分解して出来た分解生成物や腸内微生物がつくる分解物の一部が体によくないこともあり、早く体外に排出するためだったよう気がします。 正しいかは不明ですが、ご参考になれば幸いです。

maedachshund
質問者

お礼

 回答ありがとうございます。せっかくすぐに回答してくださったのに、お礼が遅れて大変申し訳ありませんでした。  確かに、コアラは子どもが親のうんこを食べるらしいですね。そうか・・・どこの腸が長いとかは関係ないのか・・・どうもありがとうございました。

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