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日本人のノーベル賞受賞者

近年立て続けに日本人がノーベル賞を受賞しているそうですが、受賞理由というか、どのような研究に対して評価されたのかを、初心者にも分かり易く教えて頂けないでしょうか? 今回の田中氏の授賞理由は「生体高分子の同定および構造解析のための手法の開発」だそうですが、実はあまりよく分かりません・・・。 特に物理や化学などの分野での受賞者について知りたいんです。出来れば受賞年と共に教えて頂けるとありがたいです。よろしくお願いします。

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回答No.3

受賞年度は前の方がたくさん書いてるんで、省きます。 まず生体高分子について説明したいと思います。 生体高分子とは、生物が体を構成する為に必要なもの。 例えば、タンパク質や糖やアミノ酸(これらはすべて元はおなじようなものなんですけどね)。 一般に高分子とは名前のとおりひとつの分子の重さ(正式には分子量)が大きいものをいいます。 例えば糖の一番小さなものはC6H12O6(数字はすべて下付き)であらわせれる物です。 これは、単量体とよばれます。 それに、くらべてタンパク質はいろんなアミノ酸がくっついてタンパク質になります。 アミノ酸がタンパク質になるときには、アミノ酸についている水素と酸素がとれて水とタンパク質に分かれますので、アミノ酸がいっぱいあれば、それだけたくさんの水がとれるので、それだけ大きなタンパク質が作れます。 ということは、タンパク質の正式な分子式は分からないことになります。 ようするに、タンパク質の分子式はひとつひとつばらばらで、二酸化炭素は直線の形で結合しているとかいった、きちんとした構造もないわけです。 だから今まではタンパク質の正確な構造や分子式を理解するのは不可能でした。 田中氏は、それを可能にしたわけです。 長い説明ですいません。 まだ、専門家って言っても専門家の卵なんで、説明が下手とは思いますが 参考にはしてもらえると思います。

その他の回答 (3)

  • tak_o
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回答No.4

今回受賞された田中氏の技術について、少しお話しします。 物質の同定の方法として、質量分析(mass spectrometry)というのがあります。 これは、物質を何らかの方法でイオン化して、その質量によって分離し検出する方法です。イオン化の方法と、分離・検出する方法によって、様々に分類されるわけですが、田中氏はMALDI-TOFという方法を開発されました。 詳しくは、参照ページ(島津製作所の説明)を見ていただいのですが、 ポイントとなった点は、イオン化の時に反応を起こして別の物質になりやすい生体高分子を、マトリックスによって保護することによって、それを防いだ、という点です。

参考URL:
http://www.an.shimadzu.co.jp/bio/product/tech.htm
  • rei00
  • ベストアンサー率50% (1133/2260)
回答No.2

<物理学賞>  1949年 湯川秀樹      核力の理論による中間子存在の予言  1965年 朝永振一郎      量子電磁力学の分野における基礎的研究  1973年 江崎玲於奈      半導体におけるトンネル効果と超伝導体の実験的発見  2002年 小柴昌俊      素粒子ニュートリノの観測による新しい天文学の開拓 <化学賞>  1981年 福井謙一      化学反応過程の理論的研究  2000年 白川英樹      伝導性高分子の発見と開発  2001年 野依良治      キラル触媒による不斉水素化反応の研究  2002年 田中耕一      生体高分子の同定及び構造解析のための手法の開発 <生理学医学賞>  1987年 利根川進      多様な抗体を生成する遺伝的原理の解明  内容については,下記のページほか,検索エンジンで「ノーベル賞 受賞者 日本人」等を検索するとヒットします。

参考URL:
http://www1.odn.ne.jp/haru/data-result/nobelsho.html,
  • Mell-Lily
  • ベストアンサー率27% (258/936)
回答No.1

1949年 物理学賞 湯川秀樹 中間子論 1965年 物理学賞 朝永振一郎 繰り込み理論 1973年 物理学賞 江崎玲於奈 トンネルダイオード 1981年 化学賞 福井謙一 フロンティア電子理論 1987年 生理・医学賞 利根川進 抗体の多様性の生成の遺伝学的原理の解明 2000年 化学賞 白川秀樹 導電性高分子の発見と開発 2001年 化学賞 野依良治 触媒による不斉合成 2002年 物理学賞 小柴昌俊 ニュートリノ天文学の確立 2002年 化学賞 田中耕一 生体高分子の同定及び構造解析のための手法の開発

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