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長期投資は本当にリスクが小さい?

長期投資はリスクが小さいと言って5~10年の長期を目安にして日本株に投資しているファンドがありますが、長期だと本当にリスクが小さくなるのでしょうか? このファンドは最近、含み損銘柄がどんどん増えているようですが、構わずに製造業を中心にナンピンを重ねているようです。よい銘柄を選択すれば必ず長期には実るという考えですが、そもそも住宅ローンなども 10年を超えるものは固定金利だと、ないかとても少ないかであり、これは長期のリスクが短期より大であることの証明ではないのでしょうか? 金利と株のリスクは違うと言われるかもしれませんが、個別の銘柄でも浮沈が激しく、長期保有がリスク低減になるとはあまり思えないのですが・・・人々が豊かさや便利さを求める限り、世界経済は拡大を続けるので長期で世の中に本当に必要とされる会社の株を持てば必ず報われるという論理を展開して買い向かっているようですが、果たして正しいのかという疑問を持っています。 欧州のプライベートバンクで修行し、日本でもじっくり腰の座った投資を実現したいという代表者の理念はわかるのですが、含み益がどんどん含み損に変わっていくのを見ていると果たして長期投資ってどうなのだろうかと思ってしまいます。

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1. 5~10年は日本株式投資の期間としては長期とは言えない。 過去十数年の日本株式のリターンはマイナスですが、 過去30年間で通算すればリターンは十分に大きいです。 日本株式投資で十分に安全に十分な利益を得たければ 30年投資を目指さなければいけないと私は考えています。 日本株式への投資はかなり危険なので要注意です。 2. 長期固定金利の住宅ローンが銀行にとって危険な理由 長期固定金利の住宅ローンの利率は変動金利と比較するとかなり高くなっています。 その理由は長期固定金利のローンはお金を貸す側が大きなリスクを負うからです。 たとえば2%の金利で長期的にお金を貸したとき、 もしもお金を貸している期間の平均的なインフレ率が 日本以外の先進国では平均的な3%程度になってしまうと、 実質金利がマイナスになってしまい、 お金を貸す側が損をしてしまうことになります。 しかしこの話と長期投資の危険性の話はまったく関係ありません。 なぜならインフレが起こると売上の金額も増えるので それにしたがって株価も上昇することになるからです。 3. ほとんど分散せずに個別銘柄投資による長期投資をすることは危険 最悪の場合、個別銘柄株式は企業が潰れるというリスクがあるからです。 長期的に保有すればするほどその途中で「潰れる」という可能性が 増えてしまうわけです。 しかし、多くの銘柄に分散投資しておけば、その一部の企業が長期投資の 途中でたとえ潰れたとしても、残りの大部分の銘柄の株価が上昇して、 全体ではプラスのリターンが得られる可能性が高くなります。 4. 世界経済は拡大し続ける 世界の人々が生産物をすべて消費することなく、 設備投資などの資本増強に努め、技術革新が続く限り、 世界経済は拡大し続けることになります。 日本だけだと不安を持つ人がいるかもしれませんが、 世界全体であれば経済が長期的には成長することはほぼ確実でしょう。 ただし、世界分散投資しておいても100%株式のポートフォリオだと 一時的に投資金額の半分程度まで含み損が拡大することを 覚悟しておかなければいけないようです。 そういう危険性はありますが、30年投資であればほぼ確実に 大きな利益を得られると予想できます。 5~10年の短期の投資だとかなり危ないし、 20~30%程度の含み損程度でガタガタ言うような人には 絶対に無理な投資法だと思います。 やはり定跡通り、ポートフォリオのリスクを下げるために、 株式だけではなく、債券にも投資しておくべきだと私は思います。 5. 世界各国の株価指数の比較チャート http://finance.yahoo.com/charts#chart2:symbol=%5Egspc;range=19880128,20080128;compare=%5En225+%5Eftse+%5Efchi+%5Egdaxi+%5Ehsi;charttype=line;crosshair=on;logscale=on;source=undefined GSPC=米国、N225=日本(日経平均)、FTSE=イギリス、FCHI=フランス、GDAXI=ドイツ、HSI=中国 ここ20年では日本以外の国の株価指数は右肩上がりの傾向を示しています。 一時的に大きく下落する場面もありますが、日本を除けば長期投資で大きな利益を得られそうです。 過去20年で日本株式の成績はかなりひどいです。 しかし、期間を37年に広げた次のリンク先も見て下さい。 http://www.shinseibank.com/unyo_info/tool/allocation/index.html 1969年12月から2006年12月までの37年間で比較すると 国内株式と外国株式への投資で得られる利益はほぼ同じになっています。 このように少なくとも過去のデータでは 多くの銘柄に分散して十分な長期で投資すれば ほぼ確実に大きな利益を得られそうなことがわかります。 6. さわかみファンドについて さわかみファンドは長期投資という合理的な投資法を広めたという点において 社会的に大きな貢献をしていると思います。 しかし、個人的にはさわかみファンドを長期投資に使うことはおすすめできません。 その理由を以下で説明します。 まず、一時的にさわかみファンドがTOPIXより良い成績を出していますが、 果たしてこれから30年間同じような好成績を出し続けることができるか かなり疑問だからです。 次にコストの問題。 ETF 1306 に投資すれば信託報酬は0.1%程度ですみます。 さわかみファンドはその10倍の信託報酬を要求するだけではなく、 その他こまごまとしたコストがかかります。 コスト面では ETF の方が圧倒的に有利です。 インデックスファンドでもさわかみファンドより信託報酬が 低いものがたくさんあります。 しかも去年のナンピンの仕方もかなり下手糞だと思いました。 サブプライムローン問題の根がどれだけ深いかを見極める前に 一時的に下がったときにどんどん買ってしまい、 その後のさらなる下落時にはキャッシュが尽きてしまっていました。 さわかみファンドの保有者の中にはあまりにも下手糞なナンピンに 激怒している人もいるのではないでしょうか? なによりも怖いのは、さわかみファンドが大金を預かっているファンドで は考えられないような振る舞いをしていることです。 (1) ファンドマネージャーを世襲させた。この件については次のリンク先を見て下さい。 http://d.hatena.ne.jp/zoe1/20070112 私はファンドマネージャーを世襲させてしまうようなファンドに 自分の大事なお金を預けることは論外だと思います。 努力して実力を身に付けた優れた息子に後を継がせるのであれば良いのですが、 そういう感じではないようです。 (2) 2006年3月に30日に金融庁から行政処分を受けている。 http://www.sawakami.co.jp/html/if20060330.html 他にも不安要因があり、30年の長期投資に使える投信だとは思えません。 以上は個人的な意見であり、さわかみファンは不快に感じるかもしれません。

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質問者からのお礼

詳しく解説いただきありがとうございました。さわかみファンドに毎月定額投資しています。ファンドの趣旨に賛同して始めたのですが、最近???と思うことが増えてきましたので質問してみました。 そうですね、最近では中小の製造業銘柄をたくさん半分とか数分の一になって損切りして国際優良に乗り換えたりしているのを見ると今さらどうして?と思います。 下位の組み入れ銘柄には何故こんなところを買ったのかと驚くような銘柄も結構あります。ファンドで所詮人の金だから?なんて思ってしまいました。 じっくり考えてこれからどうするか考えてみます。

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その他の回答 (4)

  • 回答No.5

>長期投資は本当にリスクが小さい? どのあたりで買っているかによって、大きく違います。

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質問者からのお礼

どのあたりで買ってどのあたりで一旦手仕舞うかで大きく違いますよね。

  • 回答No.4
  • su-siba
  • ベストアンサー率66% (169/256)

長期投資とは耐えることだと,私は考えます。 投資の世界では,過去の実績は分かりますが,将来の見込みは 誰にも分かりません。 株価(投資信託の基準価額も含む)とは,毎日上下するもので, 毎日の上下運動が蓄積して,一ヶ月単位,一年単位,十年単位 の成績が,結果として出てきます。 すなわち,過去の実績からすると,長期(例として20年間)で 保持した時の結果(=リターン)は,おおまかに見て, どの時代もプラスでしたよ,という結果論が,いろんな本や パンフレットに書かれていると思います。 言うなれば,毎日毎日(または毎年毎年)の上下運動がある ものであって,急激な相場の上昇がある年もあれば,急激に 相場が下降する年もあるので,短期的な相場がどうであろう と,長い目で見れば,購入価格から見てプラスの時点を出口 (=売却)と設定すれば,結果としてプラスになりますし, 逆にマイナスの時点を出口と設定すれば,当然,結果として マイナスになります。 長期投資とは,その出口(=売却時点)を自分で選択できると いう点で,相場の波動がちょうどプラスとなった時を出口に 選択すれば結果リターンもプラスで終われるという意味で, それをメリットと捉えているのだと考えます。 なので,ただ漠然と長期保有していれば良いという訳ではなく, その出口を見定めることが投資家に求められているのだと, 考えております。

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質問者からのお礼

出口の設定によるというのは正しいですね。どこで手仕舞うかの判断がちゃんと出来る人は結果を出せるのですね。

  • 回答No.3

テーマは「長期投資」でいいのですよね?そうであれば・・・ >長期だと本当にリスクが小さくなるのでしょうか? 答えはNoです。長期だとリスクは拡大します。 例えば、現在優良(と思われる)A社の株を買ったとします。これをデイトレですぐに決済すれば、まあ0になることは無いでしょうし、数倍になることも無いでしょう。 しかし、これを20年保有しようとしたらどうなるか。1日では倒産する可能性は限りなく0に近くても、20年もあれば倒産しているかもしれません。逆に数十倍~数百倍になっている可能性もあります。 長期に持つことで0になるリスク、数百倍になるリスクを背負うことになります。 【以下は余談】 リスクを下げるのは分散です。 期待リターンがプラスのものに十分にリスクを下げるだけ分散投資した場合、そのリスクを吸収できる程長期的に保有すると長期的にはほぼ期待リターンに近づくというのが「分散+長期」投資です。 ですので、ファンドが期待リターンがプラスを思われるものに「分散して」「長期的に」保有することは、長期的に想定リターンに近い結果を残すためには合理的な方法です。

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質問者からのお礼

おっしゃる通りですね。さわかみも今は日本株にうまみがあると見ているので日本株100%で運用していますが、そのうち判断が変われば債権などにシフトするとか言っていますからお手並み拝見といきますか。

  • 回答No.2
noname#63764
noname#63764

これが新興国だと違うと思いますけど、日本での長期的な投資は、もはやリスクの増大のが大きいのではって思います。 だって、どう考えても長いほうが色々ありますよ? 投資方法で一番安全なのは、デイでしょう。 翌日に大事件や、ブラックマンデー並みの下落が起きても、一切無傷でやり過ごせます。 投機って感じもしますが。 次に安全なのは、今みたいな相場で買って、少し戻したら利益確定って流れでしょうかね。 そのファンドって、たぶんさわかみさんのファンドですよね? 私は、買う→下がる→買い足しって流れは、失礼ながら素人のナンピンと変わんないと思ってます。 下がると思ったら損切り。底を打ったら買い戻す。 プロって、こういうもんじゃないでしょうかね? どこまで下がるかわからないのに歯を食いしばってホールドし続けるって、どう考えてもリスクのが高いです。 仮に長期投資が身上だったとしても、今回みたいな相場では一回手仕舞いすべきだったと思います。 規模が大き過ぎて逃げられないというのはあるかもしれませんが。 まあ、最終的に勝てばいいんだと思いますけど。

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質問者からのお礼

そうですよね。05,06年の相場では1年以上持っていて、倍とか3倍になって売り、大儲けもしましたが、07年からは長く持つと買値に戻るどころかさらに下に行く事が多くなりましたね。下値を切り下げてくる場合には長ければリスクも大きくなりますね。 さわかみ大丈夫かなっと思っています。デイトレが一番安全というのには賛成できかねますが・・・

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