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知識を問わない、理系の研究職探してます
私は、東京の理系(化学)の大学3年生なのですが、研究職に就きたいと思っています。 しかし有名大学や修士の方に、現在持っている知識や能力では勝てるはずがないと感じています。 今の知識を問わず入ってから学べばいい、全員ゼロからのスタートが出来るような分野を探しています。 いま惹かれているのは、香料業界の調香研究という分野です。 私は化学科なので、出来れば食品関係に就きたいと思っています。 他に良い分野があったら教えて頂けないでしょうか。 よろしくお願いいたします。
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- super_K
- ベストアンサー率4% (2/41)
>今の知識を問わず入ってから学べばいい、全員ゼロからのスタートが出来るような分野を探しています。 一見馬鹿に見えるが、逆に言えば素晴らしい発想だ。 どういうものを作りたいか?具体的に提案してみてはどうか? (ブルーオーシャン戦略に似ている) むしろ、新しい発見って、こういういい意味での能天気な人がするんじゃないだろうか。
- bekky1
- ベストアンサー率31% (2252/7257)
#2です。 >だから、研究を儲ける為の手段ではなくて、人を幸せにするための手段にはできないでしょうか。そういう思いだけでは、能力には勝てないのでしょうか。 何か勘違いされてませんか? アナタが事業を立ち上げるか、趣味であれこれ「マゼランシェ」をする ならなかなか楽しそうなのでお止めすることはしません。 企業の目的は【収益】です。 必ず儲けにつながる人を雇用するのです。 結果として儲けにつながる、理想を「雇用」する可能性がないとは言えませんが、そのような人は、既に現実的な何がしかの 【芽】をもっていて、それを企業が【投資として買う】 あくまでも【収益】が見込めるから、雇用されるのです。 社会貢献としてだけ理想を追求するなら、自力でするしかないです。 それと、調香ということをどういうふうにイメージされているのかw借りませんが、どうも、化学を専門にされている方のお考え、 あるいは、いささかでも企業機密ということを知っての上で 「情熱をかえ」という思考にも思えません。 具体例として、以下の話をどのように思いますか? シャルル#100とか香水があるとします。 ヒットした。 コレを調香した人は業界でも有名人・名人になります、ヒットしたから。 引き抜かれて、同じものができると思いますか? これ、絶対にできないのです。 似たようなものはできます。 だから、香水でもイミテーションが沢山あるでしょう。 さらに、トワレとパフュームではその内容(香り成分)は薄いとか、濃いとか言うだけの違いではないのです。 蒸散する速度によって、上がりを変えるということは常識ですから、 成分内容は当然違う。 で、どうして、移籍した「名人」が同じものができないかですが、 各社、たとえるなら原液がABC・・・・とあって、コレを混ぜ、さらに、 名人がアレコレと・・・なのですが、 この原液ABC・・・というのが、実際には、内容が不明・企業秘密です。 料理で言うなら、料理人が【名人】 調味料が「しょうゆ、砂糖、ミリンを1:1:1」という話でも しょうゆも、砂糖も原料が違うと、同じものはできないということ。 で、その、「しょうゆ」は何?ということがわからないということ。 料理人「名人」も原料はすべて企業に握られているということです、その秘密までも。 ドアをあけたいならそれに見合う、能力を身につけることです。 それでも、ドアの外に出ると、同じ原料は手に入らない。
- bekky1
- ベストアンサー率31% (2252/7257)
>いま惹かれているのは、香料業界の調香研究という分野です。 私は化学科なので、出来れば食品関係に就きたいと思っています。 他に良い分野があったら教えて頂けないでしょうか。 んんんん、くそ甘い、舐めるなといわせていただいても良いですか? 化学にいらっしゃるならヨーックわかっているはずですが、 香料に使えるようなものはまずは天然物質の、「香料」から始まります。 当然に歴史的な背景で、香料となるようなものは、少量で高価です。 精製の過程すら、極秘というのも当たり前。 飛ぶから、香料として機能するわけで、蒸散するから余計に成分としての安定性がない。 これらを合成できればもちろん、「ぼろもうけ」できるので、 分析と、合成と、最後に調香という人としての微妙な機能を要求される。 何がいいたいかですが、 「香料」というのは、化学としての錬金術の発祥といっても過言ではないのです。 だから、この分野は昔から、才能あふれる人が世界的に目白押しです。 更に、化学におられるならわかるでしょうが、「香料」というのは非常に その構造式も特殊なものが多い。 蒸散するという性質(ニオウ)、安定性というのはいわば相反するものです。 更に、食品に配合するといことはかなりの安全性を要求される。 蒸散という変化に耐えられないと、「毒」ではないが、臭いが変わるということに等しい。 ・・・・とまあ、「錬金術」の昔から、香料関係は 隙間なく、「ボロモウケ」をねらって、英才がひしめき合って、企業も 秘密をターックサン抱えているということです。 >他に良い分野があったら教えて頂けないでしょうか。 よろしくお願いいたします。 嗤っても良いですか? 研究というのは自分で開発するから研究です。 30年以上前、バスケット構造(カーボンでカゴのような分子を作って その中にイオンを閉じ込める)というような研究を とくとくと面白そうに、教授が話していました。 何に役に立つのかはわからないが、中に入れるイオンによっては ・・・・という話です。 今は、ソレが実用化されています。 研究とはそういうものです。 そうかと思うと、鉄に微量に混じった銅はいまだに分離できないそうです。 こういう原始的なコンタミというのもお安く解決できるなら「ボロモウケ」できるかもしれない。 「研究」というのは、「ボロモウケ」するための魔法の杖です。 誰が、人様に話すと思いますか? 嗤ってもいいですか? 人に聞く時点で、あなたは研究職に向いてない。
- kirin_beer
- ベストアンサー率23% (163/687)
知識の無い人は研究者としては生きていけません。それに、国1受けて国研で研究者なんてスーパー天才コース以外学部卒で研究職はありえないと思います。特に化学分野は博士課程進学者も多いですから・・・。 ただ、研究をやっている企業に就職すれば、後々能力が認められたら、研究部門に配属される事はあるかも知れませんけど、知識無しでって言うなら、それも無理でしょう。 「有名大学の修士に勝てない」と仰っていますが、それは間違いです。学会の研究会にいけば、首都圏の有名私立大学に比べたら、遥かに知名度も低い地方の国立大学の人が沢山発表していますし、レベルの高い発表をしています。自分の環境に悲観する事なく、上を目指されたらいかがでしょうか?
お礼
ありがとうございます。やはり、修士以上が必要なのですね。 私は学歴のことは受け入れていますが、自分が不利だとは思っていないんです。 「知識はないけど、熱意・思いがある」 「今は大したことないけど、これから急成長する」 このような人材を求めている企業を探してるんです。
お礼
すごく具体的な説明で、自分の甘さが身にしみました。 こんな風に教えていただくと、香料が表に出て来ないわけや、揮発性でありながら安定を保つことの難しさ、 老舗の約3社しかシェアを増やせないことにも納得がいきます。 そんな大した能力もありません。今までの遊んできた私の力では基礎研究にも就けません。でも、もしかして調香研究なら・・・。 食品の研究職を探していたのは、香料に就けない時のためです。 しかし、これもすごく甘い考えだとわかりました。正直自分がみじめになりました。 きれい事かもしれません。それでもやっぱり私は香りで思い出を集めたいと思うのです。 理由は、どうしようもなかった私を支えて、変えてくれた方への恩返しです。社会に貢献することでしかその恩を返せないからです。 だから、研究を儲ける為の手段ではなくて、人を幸せにするための手段にはできないでしょうか。そういう思いだけでは、能力には勝てないのでしょうか。