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ガロア拡大

体Kの単純代数拡大体 L=K(γ) f(x):元γのK上の最小多項式 n=deg(f) G=Gal(L/K) M=L^{G}(固定体) g(x)=Π(x-σ(γ)) σ∈G の時、g(x)∈M[x]を示して、[L:M]=|G| を示したいです。 g(x)∈M[x]であることとはつまり、 σ(γ)∈M(=L^{G}) であることを示せばいいと思うのですが σはK上同型写像でありますが、γはK上にないので σ(γ)=γ であることをいえません。どのように示せばよいのでしょうか?

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  • koko_u_
  • ベストアンサー率18% (459/2509)
回答No.3

>すみません。各σ(γ)は M の元とは限らなくて、対称式はMの元になる違いがわかりません。 ということは、体の拡大がまったくわかっていないということです。 Galois 拡大のそもそもの動機は有理数体の代数的拡大なので、その辺の例を踏まえてもう少し考えましょう。

jon-td-deen
質問者

お礼

すみません。わかりました。 もうすこし、自分で勉強したいと思います。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • koko_u_
  • ベストアンサー率18% (459/2509)
回答No.2

>ただ、σ(γ) の対称式がMに含まれるということは >任意のσ(γ)がMに含まれることを示せばいいのではないのでしょうか? まったく違う。各σ(γ)は M の元とは限らない。しかしその対称式は M の元。

jon-td-deen
質問者

補足

すみません。各σ(γ)は M の元とは限らなくて、対称式はMの元になる違いがわかりません。 対称式がMの元ということは ξ(σ(γ)+τ(γ))=σ(γ)+τ(γ) :ξ∈G ということになると思うのですが・・・・教えてください。

  • koko_u_
  • ベストアンサー率18% (459/2509)
回答No.1

>g(x)∈M[x]であることとはつまり、 >σ(γ)∈M(=L^{G}) >であることを示せばいいと思うのですが 違います。g(x) の係数が M に含まれればよいだけです。係数は σ(γ) の対称式ですね。

jon-td-deen
質問者

補足

確かに、係数がσ(γ) の対称式になることは確認できました。 ありがとうございました。 ただ、σ(γ) の対称式がMに含まれるということは 任意のσ(γ)がMに含まれることを示せばいいのではないのでしょうか?

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