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加水分解について
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酸性条件下と塩基性条件下の違いです。加水分解といっても幅広いですが、たとえばエステルの加水分解では酸性下と塩基性下では反応機構が異なります。従って区別されるべきものです。当然、矢印の上にプロトンが書いてある場合は酸性下、水酸化物イオンが書いてある場合は塩基性下ということになります。
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- usokoku
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記憶が怪しげなので、何かで確認してください。 → 又は 左右方向へのやじるしが、反応式にかかれている場合で 矢印の上には、触媒を書きます。加水分解の場合には、H+とかかれていたら、水素イオンが触媒として機能します。OH-やH2Oも触媒としては上に書きます。 矢印の下には、反応条件を書きます。 たとえば、△とかかれていた場合には、加熱を意味します。温度とか圧力とか色々書くときがあります。 そして、溶剤を書く時があります。下に、H2Oと記載されていたらば大量の水を溶剤として使っている場合です。水ですと大きな間違いはないと思いますが、溶剤を間違えると麻薬が0.0?%で副生成するなんて物騒な反応がありますので。 加水分解の場合にややこしいのが、酵素とベースの取り扱い。ベース、わけのわからないぶしつが存在していないと反応が進みません。糖代謝にしてもクエン酸回路にしても反応原料や反応性生物はベースと呼ばれる巨大なぶしつと結合しています。 研究によってnad+, nadhが、ベースとしてわかってきたとかの場合に、触媒としてではなく、ベースであるとして下に書きます。ところが、触媒と考える人は上に書きます。酵素も膜酵素で膜の表面での反応を強調する場合には下に書きますが、酵素を触媒として書く場合には上に書きます。 反応式ではなく、反応経路の場合には、書き方が代わってきます(矢印を書かなければならないので表現不能)。 情報が古いのでまち蛾っている場合があります。
>ではH2Oとかいてあるときは、酸性、塩基性を気にせず とりえあず加水分解だってことを強調したいときにつかってるんでしょうか? その通りです。特に複雑でかつ長い過程を書く場合、水の収支を合わせて書くのは話をややこしくするだけです。例を書きましょう。 A→B→C→D→E という反応経路で、炭素骨格に変化がなく、物質が化学反応していく場合。例えば経路B→Cが加水分解だったとしましょう。この時、 A→B+H2O→C→D→E と書いたらAからBと水ができたことになってしまいます。 この場合B→Cの矢印の上にH2Oを書いて「加水分解したよ」という意味を表します。H+やOH-、時には使った試剤や溶媒、温度など反応条件を矢印の上に、反応収率などを下に書くことが広く行われています。 これに対し単一の反応を書く場合ははっきりとB+H2O→Cと書くことが推奨されます。
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補足
ではH2Oとかいてあるときは、酸性、塩基性を気にせず とりえあず加水分解だってことを強調したいときにつかってるんでしょうか?