- ベストアンサー
電線についてです。
よく見かける電線ですが、太い線と細い線(又は同じ位の線)がねじって束ねてあるものが多いことに気付きました。 これは、ただ単に「束ねる」だけなのでしょうか? それとも他の効果、例えば電流で生じる磁界を弱める…(?)などあるのでしょうか?巻き方も同じ方向に巻いてあるような気がするのですが。 どなたか暇な時にお願いします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
電力線における回答です。 電力線にはシースと呼ばれる層があります。このシースはケーブルの安全対策として必ず設置されます。 単身ケーブルでは必ず電磁誘導が起こりシースに起電圧が発生したり、発熱が起こったりします。 これらを解消するために導電線間で正三角形の配置にしたり、クロスボンドと呼ばれる接地を行っています(電力線三芯で実現できる)。 e3563さんが見かける電線は三本のケーブルを撚っている(正三角形を実現するため)ケーブルは、前途の現象が電力ケーブルの安全性を損なうものなので、そのようなケーブルの構成になっているのです。 また、e3563さんのおっしゃる通り磁界を弱める(送電損失を減少させる)意味もあります。
その他の回答 (2)
- daigopapa
- ベストアンサー率44% (60/135)
e3563さんが言っているのは、電柱に張ってある電線のことでしょうか? それとも、電線の断面の事を言っているのでしょうか? もし、電柱に張ってある電線のことであれば、これは送電線が切れたりしないように 素線というものを電線に這わせて丈夫にしているものです。 電線の断面の事を言っているのであれば、それはより線の事ですね、 一般的に単線(よじっていなく、銅線が被服の中に一本だけ入っているもの)は家庭内の 照明や、コンセントの配線に使用します、また問い合わせのよじっている電線は、 幹線といって簡単に言えば電柱に張ってある電線から家屋内に引き込んでくるときに使用することが多いです。 見た目では、単線は硬く曲げたときに針金のように曲がる、より線は比較的にやわらかく曲げたときは 簡単にくにゃっと曲がる感じがします(太いのはさすがに硬いですが) といった感じですね。 ちなみに、電線の太さの単位は単線はmm2、より線は゜(スケア)で表されます。 (電線の断面積によってサイズは違います)
お礼
ご回答ありがとうございます。 質問がすこし曖昧でしたね、すみません。 電柱に張ってある線です。(説明は前者ですね。) 補強の意味もあるのですね?
- myeyesonly
- ベストアンサー率36% (3818/10368)
電気抵抗を少なくするには、断面積が大きい方がいいので、一本の針金みたいのもあるけど、数回曲げ伸ばしすると切れちゃいます。 ですから、一本の針金(単心線といいます)は曲げ伸ばしの必要のないけど、大きな電流を通さなければいけない、屋根裏や壁に這わせるような配線に使います。 電気機器のコードなんかのように曲げ伸ばしの多いものは、切れちゃこまるので、細い線を束ねたものを使います。これはよってあるのもあるし、よってないで束ねただけのもあります。 また、電波になるような周波数の高い電流では、表皮効果といって、電流が電線の表面に集中する性質があり、電気抵抗を低くするのに、線を太くしてもあまり意味がないので、表面積を広げるために、わざと細い線を沢山よりあわせたものを使います。 あと、大電力用の送電線なんかだと、真ん中に丈夫な鉄の針金を入れて、その回りにアルミの針金を巻きつけた綱心アルミ線なんてのも使います。
お礼
回答ありがとうございます。 質問の内容がうまく書けていなかったようです、すいませんでした。 でも、ためになりました。
お礼
回答ありがとうございます。 質問に不備があったようですが、私の意図する回答でした。 損失の減少の働きもあるのですね。 そういえば、撚ってあるのは3本の気がします。