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自動車事故の過失割合について

保険代理店に勤務している者です。 損害サービスの知識が浅いので、プロの方々に質問です。 自動車事故の過失は「なぜ双方ともに動いている」と取られるのでしょうか? 損害課の社員に聞いても、 「動いているとどうしても過失があるのですよ」 「道路交通法で決められているので・・・」 と言ったあいまいな回答が多いです。 「動いていると過失がでる」理由を教えていただきたいです。 もめないために車両保険があるのですが、その理由がうまく説明できないため、車両保険もあまり売れません。 車両保険を勧めるポイントもアドバイスいただけるとうれしいです。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • umigame2
  • ベストアンサー率40% (886/2202)
回答No.4

>「動いていると過失がでる」理由を教えていただきたいです。 動いていると過失がでるではなくて、車を動かしている限りは危険を予知して回避する義務があり、事故が起こった場合は回避できなかったという部分の過失を問われるということです。 仮に、10人が10人とも同じケースで事故を起こすかといえば、必ず何人かは危険を察知して事故を回避するはずです。 10人が10人とも避けることが出来ない事故であれば、過失0といえるかもしれませんが、何人かは回避することができる事故であれば、過失0とはならないでしょう。 >車両保険を勧めるポイントもアドバイスいただけるとうれしいです。 お客さんは、修理代のうち相手の過失分は保険会社が相手から回収してくれるものと思い込んでいます。 この部分がそもそも誤解を招くもとになっています。 保険会社が行う交渉は「相手に賠償するための交渉」であって、取立てのための交渉はできないと教え込むことから私は始めています。 交渉に応じない相手や、自分が悪くないと主張する相手、保険に入っていない相手など様々です。 そんなときでも保険会社は一応手を尽くしてくれますが、無理やり示談させることはできません。 相手が頑なに応じなければお手上げです。保険会社の限界がそこにあるわけです。 事故ですんなり解決するケースは希です。ほとんどがもめます。 「車両保険が付いていれば楽ですよ。もめたらそんな相手ほおっておいて、さっさと修理できますから。」と教え込むことが大切だと思います。

en_japan
質問者

お礼

車両保険のありがたみはよく分かります。 お客さんを教育するのも我々の仕事ですね!

その他の回答 (3)

  • donbe-
  • ベストアンサー率33% (1504/4483)
回答No.3

過失相殺については概ねNO2さんの回答のとおりです。 顧客説明には判例集持参するとか、具体的事故のケースには判例集の事故過失相殺部分をコピーして説明するとかすることですね。 動いていれば過失がある、などの文言説明は一般素人がよくすることで契約者、顧客を納得させるには不十分 逆効果のように思いますね。 車両保険については、加害者・被害者 どちらの立場になっても最悪自己防衛のために必要なものです。 車両保険・人身傷害加入は自己防衛のために必須ですね。よく弁護士特約加入してれば、あたかもすべて解決できるみたいな幻想をもたれますが、むしろ両保険加入してれば弁護士依頼する必要もなく自分補償してくれます。 相手が無保険、過失相殺で揉め示談が長引いた場合、にかなり有効な補償です。特に過失が少なく示談が長引けば保険金の支払いはありません。修理代は当面自己負担する必要がでてきます。 車両保険加入なら示談に関係なく先行払い、立て替える必要もなくさっさと修理ができます。 また、相手が質の悪い輩で、直接交渉したくない場合なども自分の保険で補償して貰い、後の交渉、取り立て回収は保険屋に任せ一切関わることもなく処理できる場合もあります。 100%被害事故だからといって、必ず相手が賠償補償してくれるという確証、保証はどこにもありません。 事故は相手を選びません。自分の身は自分で守る、といったことも、自動車保険加入の上で最重要事項のひとつですよ、と説明されたらどうですか。 担当代理店も契約者が最悪自己加入保険で補償されるという前提がなければ、自信と安心を持って的確な事故対応が出来ないと思いますよ。

en_japan
質問者

お礼

車両保険があるとないのではかなり事故対応に差がでますよね! 自己防衛のための車両保険ですか・・・。 事故はもめますので、車両付帯率を上げたいと思います。

  • n_kamyi
  • ベストアンサー率26% (1825/6764)
回答No.2

まず「動いているから過失が出る」という概念が間違ってます。 過失を決定する要素には「結果回避義務」と「予見性」というのがあります。 つまり、まったく予見不能で、回避も不可能な状態であった場合にはじめて過失が0となるのです。 通常は「予見性」という部分でほとんどの場合過失がとられます。 例えば、優先道路を走行中には道交法としては徐行義務はありませんが、過失の面では常に脇道から車が出てくることを予見する必要があるので、1割の過失がとられます。 今後の参考のために交通事故の判例集を一冊購入して熟読されることをお勧めします。 次に、車両保険ですが、これは過失が出るために備えるという話法に問題があるかと。 盗難や車上荒らし、いたずらに備えるためという方向性にしてみてはどうでしょうか? ほとんどの人は自分が事故をするということは想定していません。 盗難や車上荒らしの発生件数などのデータを示して参考にしてもらうとかいいかと思います。 少し前の事件ですが、連続車両放火事件とかありましたよね。 そういう時事的な話題を持ち出して、こういう場合でも車両保険があれば助かりますよと案内していけば、件数も増えていくのではないかと思います。

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質問者

お礼

いろいろとありがとうございます。 もう少し勉強してもみます。 プロとして仕事ができるようがんばります。

  • ADATARA
  • ベストアンサー率43% (583/1345)
回答No.1

こんにちは! かつて、損害保険業界にいたことのある者です。 代理店という保険のプロの方に回答するのは、釈迦に説法するようで気が引けますが、お客さんに分かりやすいという視点から回答して見ました。 (1)判例タイムズの交通事故の過失割合に関する別表のことはご存知ですね。これは、最高裁判例をまとめたもので、過失割合判定の根拠として保険会社が使用しているものです。ですから、「最高裁判所の判例タイムズ別表に基づいて算定される」とお客さんに言えば、その権威から納得すると思います。 (2)クルマが動いていれば、安全運転義務とか事故回避義務などなど交通安全上の運転者の義務を言えば、納得すると思います。  それから、蛇足ですが、対物保険を勧める場合は、クルマが店舗に突っ込んだ場合の損害が、ん百万円かかるとか、お客さんが想定していない場面も説明してあげたほうが、お客さんのためにもなって、営業にも役立つのでよいですよ。  現実の保険金支払いの場面になると、代理店の力があるところと力のないところでは、保険会社の対応がちょっと違うので、お客さんのためにも営業実績をあげて、力のある代理店になってください。

en_japan
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 判例タイムズをもう一度熟読してみます。 営業成績上げて、力のある代理店になりたいと思います。

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