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アルミニウムイオンの性質についてと思うのですが・・

こんにちわ。化学の本など見ているのですが分からないことがあります。どうかよろしくお願いします。 AlイオンとSrイオンの存在する混合溶液に、グリセリンとpH調整のためにアンモニア水を入れているのですが、この2つの意味って何だと思いますか? いろいろ調べてるんですが、分かったことは、グリセリンの意味はアルミニウムイオンとストロンチウムイオンは電荷が違うので、グリセリンを加えることで均一な溶液が出来るし、均一に沈降させることができるから、云々とあります。なぜグリセリンでこのようなことが出来るのでしょうか? あと、pH調整は、PH=5~7にする理由は、 [Al(H2O)6]3+ + 3NH3・H2O → [Al(OH)3(H2O)3]↓ + 3NH4+ + 3H2O 2[Al(OH)3(H2O)3 → 2AlOOH + 8H2O 2AlOOH → Al2O3 + H2O という反応を起させるためとあります。 pHが高ければAl2O3のコロイドが出来ずアルミニウムイオンのままのようなことがかかれてました。そして、pHが高ければ、Al(OH)3が生成され、付加逆となる云々とかかれてました。これらはいったいどういうことなんでしょうか?AlOOH という化学式今まで見たこと無いのですが、こんなの本当にあるのですか?

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noname#160321
noname#160321
回答No.1

アルミニウムに限らず、酸にはオルト酸とオキソ酸があります。 炭素ですと炭酸は通常H2CO3で構造はHO-(C=O)-OHですが、これはオキソ酸型で、それが加水分解されてC(OH)4になっている部分があります。こちらがオルト酸です。 オルト酸で有名なのはオルト蟻酸エチルです。蟻酸はH-(C=O)-OHですが、オルト蟻酸エチルはH-C(-O-Et)3となります。 アルミン酸もAl(OH)3ですが脱水してO=Al-OHとなる部分がいつもあります。それが条件により主たる部分になったものが、お話に出てきたAlOOHです。 ここで話題になっているのはアルミニウム酸化物の固体構造です。私も触媒をいじったことはあまり無く、同僚が毎日シリカアルミナを合成するのを見ていた程度ですが、 >2AlOOH → Al2O3 + H2O というのは 2O=Al-OH → O=Al-O-Al=O + H2O であろうと思います。 高pHではAl(OH)3が結晶化してそのため構造が不可逆に固定されるのだと思います。

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