- 締切済み
外国本社からの通達において、「意見」があれば担当者まで?
日本語の「待遇表現」の面から、「意見」という語彙に関しておたずねします。 外国の本社が業務に使うエクセルのテンプレートファイルを作成し、 その日本語版を翻訳しました。 本社側では「関係者の意見を聞きながら 様々な場面を想定して使いやすいテンプレートを心がけたつもりだが、 使いにくいときは遠慮せずに当方まで連絡してほしい」と願っています。 日本語で表現するとき、ご提案、お気づきの点、など その書き方は千差万別だと思いますが、「ご意見」という言葉はどうですか? 文章全体のトーンそのものは高飛車ではないものとします。 ご意見等がありましたら、(外国本社の担当者氏名)までお知らせ下さい。 例えば、上司部下の関係でも顔見知りであれば 「どんどん『意見』を出してほしい」 などとして全く差し支えはないと思うのですが、 ここで特に『意見』という語彙が「待遇表現」の観点から気になるのは、 外国の本社の、会ったこともない担当者から通達がある場合です。 「意見」を出してほしいと求められても 「ここがちょっと使いにくいけれど、意見なんかするのはやめておこう」 という風に読み手を追い逃してしまいませんか? 「意見」という語彙はあまりにも頻用されているので、 気にならない人もあるかもしれません。それをふまえた上で 上の英語の意図を反映する「書き手の」観点からご指導いただければ幸いです。 「意見」という語彙は、円滑なコミュニケーションを図る本社からの通達としては適切でしょうか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
特に気にせず 「お気づきの点がありましたら、お気軽にご意見を……までお寄せ下さい」 でしょうね。
[ANo.1この回答への補足]に対するコメント、 「英語の質問ではなく、国語の質問」であることは承知しています。 ただ「待遇表現」という(一般的には)難解な言葉を使っておられるので、当該テンプレートファイルも特殊な業界での特定の人向けなのだろうかと推察したのです。 原文も“Social Deixis”等の jargon で書かれているのならば、「ご意見」とか「ご感想」よりも それなりの“文言”があるかもしれないと思ったまでです。 失礼しました。 「国語の質問」ではありましょうが、(多分、種々の分野の)翻訳の達人が参集する「英語」のカテゴリーで質問されるのもよろしいかと。
お礼
外国からの文書を翻訳するとき、 原語では誠実さあふれる文章であっても 尊大で無神経な日本語にすりかわってしまうことがよくあります。 「お気づきの点」などよりも「ご意見」の方が『正しい訳』である、 という別の英和翻訳者のコメントを受けて「あれっ?」と感じたことが 実はこの質問のきっかけでした。 待遇表現という言葉は、 この質問の観点を据えるために使っただけですが、 かえってわかりにくくなってしまったみたいで、すみませんでした。 ご検討くださってありがとうございます。
「待遇表現」という日本語に違和感を覚えます。英語では何と書いてあるのですか?
補足
確かに一般にはなじみの薄い言葉ですね。 ウィキペディアから下に引用しておきます。 英語の質問ではなく、国語の質問です。よろしくお願いします。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%85%E9%81%87%E8%A1%A8%E7%8F%BE 待遇表現(たいぐうひょうげん)とは、話者が、人間関係(話者自身と聞き手、話題中の人物同士、話題中の人物と話者との社会的勢力の大小や親しさ・疎遠さなど)や場面・状況、話題中の対象物や内容に対する認識などに応じて行う表現。 待遇表現は言語形式面では、敬意表現(敬語)、軽卑表現、尊大表現、卑罵表現などがあり、これらは話題中の人物に対する素材待遇表現と聞き手に対する対者待遇表現に分けられる。
お礼
そういう風にうまく書けば「意見」という言葉を入れても それほど違和感はなくなるわけですね。 ありがとうございます。