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エコファンドを取り入れた株価はなぜ評価が高いのか?
グリーン・インベスターが投資しているのはわかりますが、 それだけが原因ではないとおもうのですが たとえば、なんかありますかね? 教えてください。
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>エコファンドに投資する際に「環境格付け」なるものが欧米ではあるそうなのですが、日本の調査会社でもすでに環境格付けを行っているところもあるのでしょうか? 日本のエコ・ファンドへの組み入れ銘柄の選択基準と企業の環境格付けとは、将来的には密接な関連が出てくると思いますが、現在しばらくは別と考えたほうがいいと思います。 エコ・ファンドへの組み入れ銘柄は、証券会社や投資顧問会社などが独自基準により環境経営評価を行って選択しています。日本での環境格付けは、エコ・ファンドが先駆的存在になっていますが、欧米のような第三者機関による格付けは、まだまだこれからという段階です。これまで日本は、国際的に通用する環境格付けを行うノウハウを持っていなかったというのが実態です。 しかし今年5月、独自基準による環境格付け機関の一つとしてトーマツ審査評価機構が、環境報告書発行企業330社を対象に格付けを実施し、日本で初めて格付け規準とその上位企業を公表しています。 また、NTTデータ経営研究所はイノベスト社(米)と提携し、環境格付けのノウハウ取得を目指しています。これにより日・欧・米の企業が同一基準で評価され、国際的な格付けがはっきりすることになります。主に投資家向けの情報になります。 また、大学・企業の集まりである環境経営学会が設立した環境経営格付機構(SMRI)では、環境省公表の環境パフォーマンス指標などをもとに、企業だけでなく自治体などについても格付けを行うということです。今年11月頃には国内外約100社の格付けを、投資家だけでなく消費者にも向けて公表するようです。 その他にも、ニッセイ基礎研究所では独自インデックスによる環境格付けサービスも研究されていますし、今後はますます増えてくると思います。
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- yasai-cap
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エコ・ファンドへの組み入れ銘柄の選択は、企業の収益性・将来性などとともに環境配慮が優れているかどうかがポイントになっています。逆に言えば、環境保全への取り組みが進んでいるというだけではなく、財務・資金面や組織効率・事業効率面などのファンダメンタルがしっかりしている優良企業が選ばれているということです。 これらの銘柄に対する株価期待感は、環境配慮を行えるだけの財務・資金面での余裕や、省資源・省エネルギー化による経費削減などとともに、国際的な環境保全要求に対する対応能力などへの高評価につながっています。 また企業自身も、環境配慮を率先して行うことは、環境保全はもちろんのこと、それ以上に、一般向けの企業のイメージアップや、投資家に対して自社が優良企業であることのPRになるとともに、更にはそうした高評価が、積極的な事業展開のための資金調達を他の企業よりも優位に進めることができる材料となっており、それがますます株価期待感に好影響を与えています。 法人・個人を問わず投資家から見れば、環境配慮などの社会的責任を果たしていない企業は、財務・資金面に余裕がないと判断されても仕方のないことかもしれません。 欧米ではエコ・ファンドへの組み入れ銘柄の多くが平均株価指数を上回っており、この点が日本でもかなり注目されています。ただ、日本ではイメージ先行の感じがあり、今後、欧米ほど株価に期待ができるかどうかは投資家の判断如何といった感じです。
お礼
回答ありがとうございます エコファンドに投資する際に、「環境格付け」なるものが 欧米ではあるそうなのですが 日本の調査会社でもすでに環境格付けを行っているところも あるのでしょうか? もし、よければ引き続きお助けをおねがいしたいのですが
- neko2100
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エコファンドに取り入れられた企業の株価が、高い評価を受けるのはなぜかということでしょうか? エコファンドに取り入れられた企業というのは、その企業が環境対策を行う資金的余裕があるとか、製品が自然保護の規制に対応できる高い技術力を持っているとか、株価が上昇するための好材料を持っている企業だと判断されたからではないかと思います。 国際的に官民問わずグリーン調達の動きが広がってきており、環境によくない製品しか生み出せない企業の国際競争力は劇的に弱体化するでしょう。
お礼
さっそくのお答えありがとうございます。 やはり環境配慮企業ではないと投資されない時代が来て淘汰されるのでしょうね
お礼
詳しいお答えありがとうございます。 凄く勉強になりました 感謝です