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酸化剤・還元剤の所で教えて欲しいことがあるのですが
酸化剤や還元剤の半反応式を書くときは、酸化剤の過マンガン酸カリウムだったら、酸化数が変わる式{MnO4(-)→Mn2(+)}を覚えておかなければ半反応式が作れませんよね? それで、こんな問題があったとします ・銅板を硝酸銀水溶液に入れると、銅が銅(II)イオンとなって溶け、銀が析出する この問題のイオン反応式を書いてくださいとあったら これは、銅の酸化数の変化の式{Cu→Cu(2+)}銀の酸化数の式{Ag→Ag(+)}を覚えておいて、この二つの式からそれぞれ半反応式、銅だったら{Cu(2+)+e(2-)→Cu} 銀だったら {Ag→Ag(+)+e(-)}を作って、その二つの式を足してイオン反応式を作るのでしょうか? やっぱり酸化数の変化の式を覚えておかなければ問題は解けないのでしょうか? 教えてくださいお願いします
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化学反応式は何ができるかがわかっていないと書くことができません。 同じ反応材料から異なるものが出来る反応はいくらでも考えることが出来ます。反応の条件によってできるものが違うというのも多いです。 C+O2→CO2 C+(1/2)O2→CO #2に示されている 過マンガン酸イオン MnO4^(-) は酸性条件でマンガンイオン Mn2-に変化し、中性、アルカリ性条件では酸化マンガン(IV) MnO2に変化するというのもこの例です。 ただ反応式自体は覚える必要はありません。質問にも書かれていますが何ができるかがわかればあとはたいてい組み立てていくことが出来ます。 式自体を覚えなければいけないと思っている高校生が多いです。 質問者様はかなりレベルが上だろうと思います。 どの物質も同じ反応をするのであれば物質の多様性が出てきません。すべての物質がばらばらであるのであれば科学の対象にすることが出来ません。ただ羅列的に取り扱うより他に方法がないことになります。多様性の中にかなりの規則性があるというところが面白い所です。酸・塩基、酸化剤・還元剤、周期表、イオン化傾向、構造と性質の関係、官能基、・・・。すべて物質の性質を考えていくための手がかりです。
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- org1
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規則性を探してみると それほど膨大な暗記ではないと思いますよ
>やっぱり酸化数の変化の式を覚えておかなければ問題は解けないのでしょうか? 今のところそれしか方法はないと思います。 化学が「暗記物」だと思われるのは私としてはあまり嬉しくないのですが、逆に言えばそれだけ元素一つ一つの性質が違うことで多様な物性が現れることが化学の醍醐味なので、やはり基本的な物性は記憶しておいた方が良いでしょう。 覚える数はそれほど多くはありません。 例えば酸性ではMnO4^1- → Mn^2+ですが、中性アルカリ性ではMnO4^1- →MnO2 (Mn^4+)であることなど、一度覚えれば一生使えます。…て、職業にしないと使えないかな。^o^
- link-kun
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こればっかりは覚えるしかないと思います。 ちなみに何種類かあるものもあり、 例えば、銅なんかもフェーリング反応の時は {Cu(1+)+e(1-)→Cu} なんていう反応もあったりします