• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:原子力発電所の燃料から出る放射線)

原子力発電所の燃料から出る放射線

info22の回答

  • info22
  • ベストアンサー率55% (2225/4034)
回答No.1

参考URLをご覧ください。 放射線に関する用語や自然界の放射線の量、人体に対する放射線の影響の度合いについては次のURLをご覧下さい。 http://www.env.pref.kagoshima.jp/houshasen/kouhou/k18.html 1 放射能は強力です。ある程度集めれば連鎖反応がおきる濃度です。 天然のウラン鉱石では、ウラン238(99.3%)とウラン235(0.7%)と、 ごくわずかなウラン234という3種の同位体で存在します。 ウランペレットはウラン235(0.7%)のウラン鉱石の濃縮して3%~5%の 約4.3倍~7倍の濃度に濃縮したものです。 U238や劣化ウラン(天然ウランから原爆や原発燃料となるU235を除いたもの)でも、放射能ゼロではなく、1グラムあたりの放射線量は,天然ウラン2万5千ベクレルに対し劣化ウラン1万5千ベクレル(天然ウランの6割)の放射能を出します。劣化ウランを爆弾や戦車の砲弾に使った劣化ウラン弾を米軍が湾岸戦争、アフガニスタンやイラク戦争で大量に使った為、放射線障害や癌患者が沢山発生し、今後も発生し、遺伝的な影響も発生し続けます。まして、原爆にも使われる濃縮された高濃度のU235を含むウランペレットの放射能は超危険な放射能レベルといえます。 2 原子炉でウランペレットが燃焼したあとの発電生成物の核種の構成は、 核分裂生成物(約3~4%)、プルトニウム(約1%)、 ウラン235(約1%)、ウラン238(約94~95%)となります。 ウラン235(約1%)やプルトニウム(約1%)が含まれる燃え尽きた原発ペレットは天然ウランより濃度が高く、核分裂物質のプルトニウムを含んでいて放射能が強いですね。この燃え尽きた原発ペレットから核分裂生成物(約3~4%)を除く再処理して原発燃料に加工され、再利用されます。 U238と劣化ウラン(天然ウランからU235を取り除いたもので殆どがU238)の放射能の影響 www10.plala.or.jp/shosuzki/edit/ippnw/controv.htm 3 以下の参考URLをご覧下さい。 http://www.houshasen.tsuruga.fukui.jp/c0480982.html http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/shiroya-lb/ads.htm

参考URL:
http://www.nisa.meti.go.jp/7_nuclear/16_merumaga/no37/sec2.htm
hdai
質問者

補足

 御回答いただきありがとうございました。また,補足をする順番が前後してしまい申し訳ありませんでした。出張が重なってしまったことと,御回答いただいた内容の理解に時間がかかったためです。  さて,参考URLや他の資料を使って私なりに勉強した結果,若干の疑問がありますので,教えてください。  原子炉に入れる前のウランペレットの表面線量率は0.04mSv/h程度であるという資料を見つけました。極めて低い値だと思います。何と比べるかにもよりますが,放射能は大したことがないように感じます。核分裂後は半減期の短い核種がたくさんできるので,発電前に比べて放射能が強くなることは他の方の回答を得て理解できました。  ところで,私の質問の内容からはそれてしまいますが,劣化ウランは新品のウランペレット以下,さらには天然ウラン以下の放射能しかもたないのに放射線障害が起こるのは何故なのでしょうか?(放射線以外の原因で障害が出るというなら分かります。)  また,遺伝的影響が出るというのは本当でしょうか。被爆地である広島や長崎でガン患者が有意に多いという話は聞いたことがありませんし,遺伝的影響が出続けているという話も聞いたことがありません。  私の理解が不足している点について,新たなご示唆をいただけたら幸いでございます。

関連するQ&A

  • 原子力発電

    最近、原発に興味を持ち始め、いろいろ調べているのですが、分からないことがいくつかありましたので質問させてください。 1.原子炉内の温度はいったい何℃なのでしょうか? wikiの燃料ペレットの項目に、ウランの酸化物の粉状を成型し、焼結させ、融点を2700℃近くまであげてあると書いていましたのでそれ以下だと思うのですが・・・  2.また炉内の温度はどのように測っているのでしょうか? 融点が非常に高く、熱伝導率が分かっているような金属で温度計を被覆させるとかでしょうか? 3.原子炉を動かすときに、一番最初の核分裂に必要となる中性子はどこから出てくるのでしょうか?またどの程度のエネルギーを持っているのですか? 4.核分裂生成物であるXe-135(半減期9.1h)の熱中性子反応断面積は非常に大きいので中性子吸収効果が高いことは理解できるのですが、Xe-135の娘核種のCs-135(半減期230万年)は実際どの程度、出力低下に寄与するのですか?Cs-135の熱中性子反応断面積はU-235の100分の1程度ですが、半減期が長いのでどんどん蓄積して寄与がありそうなのですが。。。

  • 原子力発電前後での、放射能収支はどうなっている?

    ウラン原子力発電は、天然ウランを濃縮してそれを燃料に発電する。 つまり、天然の放射性物質を使用し、放射性廃棄物を出すわけですが、 この時、地球全体の放射能収支はプラス、イコール、マイナスのどちらに傾くのでしょうか? ヨウ素のように半減期の短い物質の場合は、時間軸も考えないといけないので、話がややこしくなるかもしれませんが。 あと、トリウム原子力発電はプルトニウムを消費すると聞きましたが、こちらもトータルの放射能収支はどちらに傾くのでしょうか?

  • 1Bqの放射性物質=崩壊時に放射線を出す原子1つ?

    こんにちは。 1 秒間に1つの原子核が崩壊して放射線を放つ放射能の量が1 ベクレルなのですよね? すみません、そもそも放射性物質とは放射線を放つ能力=放射能をもつ物質、つまりウラン、プルトニウム、トリウムなどのことですよね? それは原子の各種類の名称ですから、ウランもプルトニウムもトリウムも、原子1個なら1Bqの放射性物質、ということでしょうか。 1Bqの放射性物質っていう言い方は、いったいどういうことを指しているのですか? 100Bqの放射性物質ってどういうことですか? 放射能について勉強したくていろいろ読んでいるのですが、 上記のことがはっきりと理解できていないため、さっぱりなんです。 本当は放射能についてもっと違う質問があるのですが、 定義がわからないため、質問文を書くことができません。 この質問も、言いたいことが伝わっているか不安です。 たぶん、1番答えを知りたいのは、 「100Bqの放射性物質ってどういうことですか?」 だと思います。 よろしくお願いします。

  • ヨウ素131とセシウム137について

    今、福島原発での放射能汚染について、体内被曝についてヨウ素とセシウムについてよく言われていますが、なぜこの2つの放射性同位元素が注目されているのでしょうか?たしかにヨウ素は体内の甲状腺に取り込まれること、セシウムは半減期が30年と長いことが理由の一つだと思いますが。 原子炉の中では、実際、ウラン235およびウラン238の核分裂が行われていることまではわかりました。ということは、核分裂によってできる核種がヨウ素とセシウムが多いので問題になっているのでしょうか?他にもプルトニウムとかストロンチウムとかよく聞きますけど・・・ あと問題となる核種は、全てどのような崩壊のしかたをするのかよくわかりません。分かる方お願いします。少し専門的でもかまいません。

  • 原子力

    原子力について質問します。 (1)使用済み核燃料を廃棄する際にガラスを中に入れて処分するのは何故か? (2)実際に発電所ではウランペレットをどのようにして核分裂をスタートさせるか?仮に一つのウランペレットが分裂し始めた場合、近くにあるペレットも連鎖して核分裂を引き起こすのか? 回答お願いします。

  • ヨウ素以外の放射能量は何故報道されないのですか?

    Wikipedia によれば 「3% 濃縮 Uranium 燃料の放射性物質組成は U238 が 97%、U235 が 3% であるが、燃焼後は U238 が 95%、U235 が 1%、Pt が 1%、その他の放射性物質生成物 3% になる」 と説明されています。 また「その他の放射性物質生成物」が 30kg となった場合の、その内訳は 白金属 2kg 短半減期核分裂生成物 26kg 長半減期核分裂生成物 1.2kg Am、Np、Cm などの Minor Actinide 0.6kg とあり、 核分裂生成物は長半減期核分裂生成物:短半減期核分裂生成物=1.2:26=4.4%:95.5% の比率になっていることが判ります。 このことから半減期が短いヨウ素 (I-131) の量が解れば半減期の長い Strontium や Cobalt、Plutonium なども全部で I-131 量の 1/20 ほど存在している筈だと想像するのですが、こうした半減期が長く、危険な放射性物質の量が滅多に報道 (計測?) されないのは何故なのでしょうか? それとも「原子量の大きな長半減期核分裂生成物はガスや汚水の形で漏れても拡散しにくく、ベントで放出されるガス内に含まれる量も極めて少ない」とか「実際は存在しているのに計測が非常に困難であることから信頼できる値として公表できるものではないので報道できない」ということなのでしょうか。 半減期の短いヨウ素 (I-131) は遠からず減少していきますし、食品や大気中に含まれる量も危険視するほどの量ではないので心配はしていないのですが、半減期が長くて蓄積するだけの長半減期核分裂生成物の量がが排気公害のように身体に影響を及ぼす量になって行くのかどうかは気になるところです。 なお、知ったところで対応策を採れるわけではないので「困り度選択」は「暇なときにでも」とさせていただきました。

  • 原子力発電所の炉の原子燃料の寿命は何で判断するのですか?

    原子力発電所の炉の原子燃料にも寿命がありますよね。 制御棒を入れなくても蒸気が少なくなるのでしょうが、その時のペレットの状況はどうなるのでしょうか? どうしてそうなるのでしょうか? 核分裂の連鎖反応が起こりにくくなるのだろうと思いますが、どうしてそうなるのでしょうか? などなど、燃料を取り替えなければならないときの原子燃料の状況を教えて下さい。 よろしくお願いします。

  • 原子核の崩壊

    原子核の崩壊についても問題で 1) 静止していた226_Raがα崩壊して222_Rnが生成した時、α粒子と222_Rnの速さの比は? 2) 238_Uは半減期4.5×10^9年で234_Thになり、さらに数回の崩壊を経て安定な206_Pbになる。234_Thから206_Pbにいたる崩壊系列の半減期は、238_Uから234_Thへの崩壊の半減期に比べてきわめて短い。地球誕生から45億年経過しているとすると、現在のウラン鉱石中における238_Uと206_Pbの質量比に最もちかいのはどれか? A. 119:103 という問題が分かりません。 回答を求めるのはマナー違反だと思いますので、 解き方を教えていただけないでしょうか?

  • ウランの核崩壊が進むと最後は何原子になりますか?

    ウランの核崩壊が進むと最後は何原子になりますか? ポロニウム以上の原子番号の物質は放射性を持つ。 放射性物質が半減期を迎えると質量が半分になる。 久しぶりに開いた物理の教科書にあった記述です。てっきり、核崩壊が進んでビスマスになったところで放射性を失うと思っていたのですが、それでは質量が半分にならないことに気がつきました。 すべてヘリウムになるのでしょうか…?

  • 放射能量

    99mTc1gの放射能量(Bq)(*半減期は6時間、原子番号は43)を求めるにはどうしたらいいのか分からないのでどなたか教えて下さい。 Bqは1秒間に原子核が1個が崩壊する量なので何かを6で割ればいいのでしょうか?