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原子力発電前後での、放射能収支はどうなっている?

ウラン原子力発電は、天然ウランを濃縮してそれを燃料に発電する。 つまり、天然の放射性物質を使用し、放射性廃棄物を出すわけですが、 この時、地球全体の放射能収支はプラス、イコール、マイナスのどちらに傾くのでしょうか? ヨウ素のように半減期の短い物質の場合は、時間軸も考えないといけないので、話がややこしくなるかもしれませんが。 あと、トリウム原子力発電はプルトニウムを消費すると聞きましたが、こちらもトータルの放射能収支はどちらに傾くのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • wiz0009
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回答No.3

>ただ、放射線量だと単位時間当たりか、全て崩壊するまでの積分値で答えが変わると思うので、変な質問になってしまいました。 半減期は「放射性物質」の崩壊するまでの期間ですよ。 そして放射性物質が増えた分だけ放射線が多くなるということは、 消える放射線も増えるわけですから、累積で考えたら結局は変わりません。 例えば地球上の時間あたりの放射線総量が100だとしたら、消える量も100なのです。 これが110になっても消える量が110になるだけです。 だから基本的に期間の累積という概念は使えません。 生物が被曝した場合に関してはその影響値として累積が使われますが、 地球単位や空間に存在している放射線については「累積は無い」ということです。 放射線は原子よりもっと小さな物質になって常に消え続けているのです。

1-ryu-1
質問者

補足

質問の意図が分かりにくくて申し訳ありません。 おっしゃる通り、全て崩壊までに要する時間当たりにすると答えは一緒ですね。どこかの時間を切り取って単位時間当たりにすると答えが変わってくるという意味でした。 例えば、半減期の長い物質Aが、発電後に半減期の短い物質Bに変わったとします。もし、AとBが全て崩壊するまでに出す放射線量がイコールと仮定しても、発電しなかった場合に比べ、発電した場合は、地球上で放出される放射線量が一時的に増えると思いますが、質問の意図はそうではありません。 一時的な話ではなく、発電前に存在する放射性物質と、発電後に存在する放射線物質の、全崩壊までに出す放射線総量はどちらが多いのでしょうか?という事です。 改めて読むと、この質問文では分かりませんね。

その他の回答 (2)

  • Mumin-mama
  • ベストアンサー率45% (1140/2503)
回答No.2

>地球全体の放射能収支 プラスです。 二つ目のビデオをご参照ください。 http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/07/10/kouti-2006-sep-16/ 世界の核実験の地図 http://www.youtube.com/watch?v=fvB9HdtAjvY 1993年に海洋投棄禁止の国際法ができるまでの50年間世界中で15万トンの使用済み燃料が海洋投棄されました。1:45~ http://www.youtube.com/watch?v=65mLCMSSsC0&feature=related 放射性廃棄物の量を示した世界地図 http://www.worldmapper.org/posters/worldmapper_map304_ver5.pdf >トリウム原子力発電はプルトニウムを消費すると聞きましたが、こちらもトータルの放射能収支はどちらに傾くのでしょうか? 高速増殖炉の話しだと思いますが、こちらもプラスです。 高速増殖炉の話 http://www.youtube.com/watch?v=LLRhlt3qJ78 プルサーマルの話し。 http://www.youtube.com/watch?v=CeyKCgUBrJ0 http://www.youtube.com/watch?v=yNBGUHQfAFo&feature=related http://www.youtube.com/watch?v=oetWtubZcNo 放射性物質(放射能)核種とその半減期と人体に与える影響 http://blog.goo.ne.jp/liberty7jp/e/c9ab0fa03d18be7b19e3a799bd0410c9 プルト二ウムの半減期は2万4千年、エアゾール状などになって塵として、呼吸器から入ると必ず肺ガンになるといわれています。 また、角砂糖5個分で日本の人口の致死量だそうです。

1-ryu-1
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

1-ryu-1
質問者

補足

情報量が多すぎて…放射線収支の情報はどこをみれば良いですか? もんじゅはウラン-プルトニウム系列でプルトニウムを産む原発で、トリウム原発はトリウム-ウラン系列でプルトニウムを産まない原発、と理解しているのですが、放射線収支の観点で違いを知りたいのです。

  • wiz0009
  • ベストアンサー率22% (107/474)
回答No.1

質問がちょっとわかりにくいですね。 そもそも放射能というのは「放射線を出す性質」のことなので・・・。 分解するわけですから放射性物質の数は当然増えます。 核分裂の際に放射線が発生するので放射線の量も増えます。 ただ、放射線は二酸化炭素などの物質とは違って 地球上に存在し続けるものではないですから、 半減期がいくら長くても放射線の総量が増えていくことはありません。 なので、地球全体の平均でいえば放射線量は増えますが、 一カ所に集中させることで地球上の人間の平均被曝量は減るということになります。 もちろんごく微量の話ですが。

1-ryu-1
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

1-ryu-1
質問者

補足

「放射能」より「放射線量」の方が良かったですね。 ただ、放射線量だと単位時間当たりか、全て崩壊するまでの積分値で答えが変わると思うので、変な質問になってしまいました。 すいません。

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