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DTPの年収
景気がよくなってきて、僕の周りの友達も結構稼げるようになってきました。 僕は就職氷河期の真っ只中で大学卒業し、一度はスクリーン印刷系の会社に就職し、腕を磨いて現在はとある新聞社関係の会社でDTPとデザインを主にやっています。ただ、印刷会社ではなく、どちらかと言うと、会員向けに発行するカタログ(4色カラー)を作ったり、新聞の折込チラシ(2色)を制作するといった仕事をしています。 最初に入った会社(22歳くらいの時)は環境も厳しく、朝から終電まではたらいて、月がだいたい18万~19万で、残業代が無し。2年目からボーナスって感じでした。 今働いている会社も似たようなものですが、5時で定時あがりです。残業は多少ありますが、しっかり残業代は出て(しかも上限無し)ボーナスも2回でます。自分の時間も作れて、前の会社にくらべて仕事のペースも自分なりにコントロールできています。 給料は27歳現在で年収360万程度です。もちろん手取り年収ではもっと下がりますが。自分としてはDTPならまあそこそこいい環境かと思うのですが、やはり一般の企業で働く友人達は全然稼いでます。 僕は1人暮らしなので、どうしても給料から差っ引かれ、手元に残るのは10万いくか、行かないかってところです。しかし、友人達は実家暮らしの上、ボーナスが7ヶ月分と凄まじい稼ぎっぷりで、挙句、自分の彼女にも収入では及びません。 DTPという職種に不満は無いのですが、もしかしてこの職業自体、格差社会の底面に置かれているのでは?と思い始めました。 DTP経験者の方にお尋ねいたします。 僕と同じように、回りの友人との格差を感じ、収入面や、時間の浪費具合で「この仕事、変えたほうがいいんじゃないか?」と悩んだ事はありますか?また、僕の年収ってDTPとしてはどうなんでしょう?
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- tetsutetsu7
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こんにちは 印刷会社で画像・出力をしている者です DTPの業界とゆうより印刷業界自体、賃金の低い業種です この業界の中でも分類され、それぞれ景気の良いとこ悪いとこに分かれています とくに印刷をしないデザイン・DTPのみの会社で儲かってる会社は少ないでしょうね 私も某新聞系列の会社に勤めてていわゆる総合印刷なんですが、勤続20年(独身)で年収600万に届いていません 賃金に伸びはないが安定していてボーナスも約2.5ヶ月でています 組合の資料で他の組合加盟している会社とくらべてもかなりいいほうです その中でも出版社は飛びぬけています もちろんよくない出版社もあります それでなんでこんなに賃金が低いかとゆうと、前工程(DTPなど)の低コストが一番の原因かと思っています DTPがないころは、1文字入力→2電算などで小組み→3版下で大組→4スキャナーでフィルムにする(写真も別でフィルムにする)→5フィルム集版→6色校正印刷 簡単にわけましたがこれだけで6つの工程があります もちろん編集作業とかこまかいのもいれればもっと工程があり、それだけ人件費と材料費がかかります それが今ではほとんどの工程を一人でできてしまうDTPになったわけですから、人件費がかかりません 工程をわけたとしても多くて3人ぐらいかな? もちろんデータでの作業なので材料費がほとんどないに等しいです 作業に何人もの人の手がかからないので、yoshisumi9さんが朝から終電までってのも解る話です そしてやりがいを感じるのも解ります 人件費や材料費がかからないのなら儲かるんじゃ?って思うでしょうが、今ではクライアント側でデータを持ち込んでくるとこも多いですし、なにより価格が安いです じゃないと仕事とれないですからね 仕事をもらうには、価格を低く設定するか印刷込みで仕事をうけるしかないです それに某大手印刷会社2社が仕事を独占しているなか、下請け会社は安い価格で仕事をうけるしかないですからね まわりくどくなりましたがyoshisumi9さんの年収ですが、若干低い気がしなくもないですが・・・ もちろん総支給額ですよね? DTP専門ならそんなもんなのかもしれません ただ同じ業界でも広告代理店とかだと景気いいと思います この業界が格差底面に置かれているとは思いません コストからいえば仕方ないと思います 儲かる儲からないは経営しだいかなと思います 印刷は歴史も古く色んな技術の最先端をいってますし、なによりこれほど生活に密着した仕事は他にないでしょう どこをみても印刷物を目にしますしね
お礼
tetsutetsu7様 早々の回答、ありがとうございます。お返事が遅れました。 6っつの工程が1人で出来てしまう、というのは非常に良くわかります。tetsutetsuさんの言うような事を以前の会社の上司や営業さんは良く言っていました。スクリーン印刷は昔、それこそ職人が版下を作って版をカッターで切って一色ずつ製版していた時代があり、この会社の社長や長く勤めている営業さんは「写植屋」と呼ばれている時代から取り残されて、DTPをやってるチームとケンカばかりしていました。それでも、創業60年近くの印刷屋のDTPを20代前半の社員5人程度で回せたのですから、各部署に多くの職人を抱えていた当時から考えれば、人件費的なものはすごく削減されていたと思います。 (会社の倉庫に行ったら、その「写植屋」時代の製版が大量に保管されていて、その版一つ一つが手作りと聞いてびっくりしました。) tetsutetsuさんのご意見を聞く限り、大手の印刷業や、広告代理店ではそう景気は悪くない、との事でした。 僕の会社ではDTPは会社の営業を伸ばす上での一つの「オプション」みたいなものであまり重要視されていません。だから会社でDTPが出来るのは僕だけです。ようは新聞業界ですので、「折込料」で稼ぐために「うちの会社でも版下作れる奴雇ってみるか」という方針で、3年前から制作などを始めたばかりです。 当然、もともと制作なんて請け負ってない会社なので、営業は無知識、制作で使うPCの環境も素人がそろえたものだったので入社したときはびっくりしました。(今は僕の意見を聞いてくれてそれなりの環境になりましたが) というわけで、純然たるDTPとはもしかしたら言えないと思います。しかし、物造りの楽しさは絶対にそう簡単に辞める事が出来ず、転職してもクリエイターでいたい、と考えていました。しかし、この業界自体、この先続けていく上で、本当に稼げるのか、と不安に感じ始めていたので今回、こちらで質問させていただきました。 僕の友人で印刷業をやっている友達はいまだに手取りが13万~16万ほどです。(同学年)それにくらべて僕は恵まれているとはいえ、どうステップアップしたらいいのかと悩んでいます。もう少し貯金しながら考えてみます。