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十干十二支についての質問
- 「五行」と「十干」と「十二支」についての疑問があります。
- 「五行」の「木・火・土・金・水」には「兄」「弟」がつく意味はあるのでしょうか?
- 「十干」は何に使われていたもので、その「干」は何を意味しているのでしょうか?
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陰陽五行思想というのは、すべての存在が「陰陽」と「五行」の性質を持つものから 成り立っている、という考え方だったと思います。 このうち、「陰陽」は、全ての「対になった存在」を説明するために考え出されたもの ですので、「男は陽、女は陰」と、「清は陽、濁は陰」と、「明は陽、暗は陰」といった ように、世の中の「対になったもの」全てに対して陰陽が割り当てられます。 従って、『「兄=先」、「弟=後」』の意味も含まれていると考えるのが自然でしょう。 > 『十干』の『干』の『干』とは何を意味しているものなのでしょうか? 「干」とは「幹」の意味で、「世界の根幹をなす要素」ということです。 つまり、「十干」というのは、陰陽五行の「2(陰陽)×5(五行)」からなる「10の要素」を 意味します。 で、「甲(こう)」「乙(おつ)」というのは、「木の性質と陽の性質を持つ要素」「木の性質と 陰の性質を持つ要素」につけた名前、になります。 *本来は中国語ですが、それは私にはわからないので「こう」等の音で代用しました* 日本でこれらを「きのえ(木の兄)」「きのと(木の弟)」等と訓読したのは、この「木の 性質と陽の性質」等という本来の意味に立ち返ってのものと思います。 > 『十干』そして『十二支』とは、事や、年月・日の後先の、順序を示す、符号や表示だと > 理解しておりました。 Wikipediaによれば、「十二支」は元々「日付」を表すのに用い、それが時刻や方位等に 使われるようになったそうです。 http://wpedia.search.goo.ne.jp/search/6984/%BD%BD%C6%F3%BB%D9/detail.html?mode=0 これに、「日時にも陰陽五行があるはず」と考えたのか「十二支(=12種類)だけでは 日時の区別に不便がある」と考えたのかはわかりませんが、後に十干も加えられて、 「十干十二支」による暦法(?)ができた、ということではないかと思います。
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- kitasan2
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中国古来の陰陽五行の考え方に由来します。 ウィキペディア(下のURL)にこんなのがありました。
お礼
有難う御座いました。
補足
やはり自分で、調査・学習・研究ですね。 それでどうも理解できなかったので、ここを頼りました。 ご紹介のものは存じ上げておりましたが、そういうのを理解するための事柄が希望でした。 それで、事項を箇条書きに整理して少しでもお教えを頂きたかったのです。 有難う御座いました
お礼
有難う御座いました。こういうことを理解したかったのです。 ちょいと変な日本語になりましたが。 これでヒンドゥのタットヴァなどとも比べながら、双方の古人が、思索し、瞑想し、直観した気持ちに少しでも、なってみたいと存じます。 有難う御座いました。私には素晴しい説明でした
補足
実はこういうことが、いろいろ独学で勉強していては、文章を読んだだけでは、理解が出来なかったのです。 それはもう長い間。といっても、世間並みの定年が、古希までの間ですが。 むしろ回答者、DexMachinaの知見、識見と補足や解釈がくわえられているのでしょう。そして、私に合わして、面と向かって語ってくれたから、よく理解できたのですね。 有難う御座いました。