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仮定法を斬る

googoo1956の回答

  • googoo1956
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回答No.5

 英国で発行されているある辞書によると、「仮定法」のもとの英語である「subjunctive mood」の意味は「a verb form or a set of verb forms in grammar, used in some languages to express doubt, wishes etc. 」と出ています。  ポイントは「to express doubt, wishes etc. 」の部分ですね。ご存知のように「仮定法」は次の3種類に分けられます。そして、それぞれの中にさらに細かい用法が含まれています。主なものだけまとめてみます。  1.仮定法現在    A.祈願文    B.不安を表すlest節    C.要求を表すthat節  2.仮定法過去    A.if節    B.I wishに続くthat節    C.as if節    D.It is timeに続く節  3.仮定法過去完了    A.if節    B.I wishに続くthat節    C.as if節  私の推測にしか過ぎませんが、英語が日本で使われ始めて文法としての知識が必要になり始めた時代において、「subjunctice mood」という英語を日本語に訳すときに、当時の学者の意識の中で上記の2と3の占める部分が大きかったのではないでしょうか。その結果「仮定」という言葉を使われ、その後その言葉が「subjunctive mood」の訳語として定着してしまったのでしょう。  その言葉の持つ語感に違和感を持つ後の学者の中には「直接(直説法)法」の代わりに「叙実法」、「仮定法」の代わりに「叙想法」という言葉を用いる者も出てきました。(1933年「英文央汎論」細江逸記)  確かに「叙実」は「事実を述べること」、「叙法」は「頭の中にある概念(希望、不安、仮定など)」という内容を示すと考えられますので当時としては良いネーミングだったのだろうと思います。しかし、現代の私たちにとっては、それらもあまりピンとくる語ではないように思います。     ここらで若い文法学者が新しい呼称を考えても良いのかもしれませんね。例えば「直説法」は「現実法」、「仮定法」は「仮想現実法」などのようなものはいかがでしょうか。

noname#47281
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >ここらで若い文法学者が新しい呼称を考えても良いのかもしれませんね。 その必要はないと思います。ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語など日本人にも第2外国語として認知度の高い西洋の言語では 接続法という呼び方が使われていて、いくら英語が日本では別格的な地位にあるからといって、それでは、西洋の言語の代表として ???と思いますので、接続法と呼んだ方がいいかもしれません。他に西洋の言語ではオランダ語も「仮定法」という用語を用いますが、こちらはかなりマイナーですし。

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