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半規管と前庭

ヒトの平衡器官の半規管について質問します。 からだが回転を始めると、 半規管内のリンパ液もを始めますが、 からだの回転の向きとリンパの流れの向きが 逆になるのはなぜですか。 また、からだの回転が止まると、 半規管内のリンパ液は、それまでと逆向きに流れます。 いつ、どのようにして向きが入れ替わるのですか? (問題集の図に書いてあるんです) それに対して、前庭の平衡砂は からだが傾いた方に素直に移動しています。 半規管と前庭でこのような違いが生じるのはなぜでしょうか。 よろしくお願いいたします。

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回答No.1

半規管内のリンパ液の流れは、あくまで「相対的」なものです。実際には、リンパ液は動いておらず半規管が回転運動をしているのです。 動いている車に乗っている人間が外を見ると、景色が後ろに流れていくように見えますよね。動いているヒトが止まっている物体を見ると、自分の動きと逆向きに動いているように見える、この現象と同じことが半規管でもおきているのです。 言葉で説明するよりも、視覚的なものの方が理解しやすいでしょうから、下記のHPの「回転の知覚がおこるしくみ」の動画をぜひご覧になってください。

参考URL:
http://www2.edu.ipa.go.jp/gz/a-cg/a-500/a-510/IPA-acg320.htm
kuuya
質問者

お礼

さっそく見てきました。 イメージできてよかったです。 実際にあんなことが起こってるなんて信じられないですが、 生物ってうまくできていますね。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • ecotomed
  • ベストアンサー率56% (34/60)
回答No.2

ANo.1の方のおっしゃるようにリンパの動きを感知する仕組み自体は相 対的な動きを追っているものです。 通常の運動をする程度ならばリンパ液自体にほとんど動きがないという のも事実ですが、厳密に言えばリンパ液も動いています。 ただ液体なので器官そのものよりも動き出しが遅くなります。 しかし回転が持続するような状況ですと器官との間に生ずる粘性抵抗を 受けてリンパ液自体も回転を始めます。 器官が回転をやめてもリンパ液は同じく抵抗を受けて止まりますが、 動き出しが遅いのと同じ理由で止まるのも遅くなります。 身体の回転が止まっているのにリンパ液が動いている状態、これが一般 的に言う目が回っているという状態です。 水を入れたコップ、あるいは味噌汁の入ったお椀を回しているようなもの だと考えていただくと分かりやすいかと思います。器の回転が身体(器官) の動き、中身がリンパの動きに近い動きをします。

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