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化学反応式のつくりかた

たとえば、 NaOH+CO2→「      」 の「」はどうやってつくるのですか?やはり「」内にくるであろう化学式をしっておき、係数を合わせるのですか? それとも左辺から右辺(「」)を導けますか? 方法をおしえてください 

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  • htms42
  • ベストアンサー率47% (1120/2361)
回答No.3

係数を合わせるということも考えているようですので 質問文に書かれている式 >NaOH+CO2→「      」 は「水酸化ナトリウムと二酸化炭素とが反応したら何ができるか」という問いだと思います。まだ係数が1:1と決まっているわけではないのです。溶媒の水が関係するかしないかもまだ決まっているわけではありません。 水酸化ナトリウム水溶液に息を吹き込んで行けばまずできるのはNaHCO3ではなくてNa2CO3です。中和反応のイメージで考えてもこの順番です。フェノールフタレイン溶液を入れておいて色の変化を見ることもできます。 反応式は2つあります。 2NaOH+CO2→Na2CO3+H2O  (1) NaOH+CO2→NaHCO3       (2) (1)がまずおこってから(2)が起こるということでいうと Na2CO3+H2O+CO2→2NaHCO3 (3) が必要になります。 この3つの式はすべて高校で出てきます。どちらかというと(1)(3)の方が多いと思います。教科書で探してみてください。(2)は式を書くことはできますが反応条件とうまく対応しないのです。 どうしてこういうことが起こるかというところで酸・塩基、中和という考え方が必要になるでしょう。これも高校でやることです。 化学反応式は何ができるかがわからなければ書くことができません。 起こらない反応式を書いても意味がありませんから何ができるかがわかっていないと書けないということになります。 Mg+2HCl→MgCl2+H2  (4) Cu+2HCl→CuCl2+H2  (5) (4)は起こりますが(5)は起こりません。(5)は起こらないのですから書いても意味の無い式だということになります。間違いという判断をされるかもしれません。 ただ反応材料が決まれば「できるとしたらどういうものができるか」という可能性は考えることができます。反応材料に含まれていない元素を含む物質はできないのですからかなり絞られてきます。 よく出てくる燃焼の式でも反応の結果「二酸化炭素と水だけが生じるとしたら」という前提です。C、H、Oを含む化合物は燃えてCO2とH2Oだけを生じる反応は「完全燃焼」と呼ばれています。実際の燃焼ではこの2つの物質以外にいろんな物質が生じています。「完全燃焼」という反応の条件を表す言葉が無ければ反応式は書くことができません。 CH4+O2→[ ? ] とただ書かれていても反応式は書けないのです。CとHとOを材料にしている物質ができるということしかわかりません。「完全燃焼」という条件が無いのに完全燃焼の式を要求している問題があれば欠陥問題です。 反応式を書くだけであれば水素と酸素の反応でも H2+O2→H2O2 2H2+O2→2H2O の2つがあります。どちらの物質もよく知られているものです。でも上の式の反応は普通起こりません。 中和反応、沈殿反応、気体発生の反応、酸化・還元の反応、・・・ すべて反応の起こる仕組み、裏づけのためだと考えてもよいでしょう。起こる反応と起こらない反応の判断に用いることになります。何ができるかの判断の材料になります。 上に上げた例で(4)は起こるが(5)は起こらないというのは酸化・還元反応で出てくる「イオン化傾向」を判断の材料にします。 物質の個性は多様ですから決まった枠で考えてすむというものでも有りません。でもすべてがばらばらであれば道筋のつけようがありません。暗記だけでは対応できません。限られた理論だけですむというのでもありません。

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  • Ichitsubo
  • ベストアンサー率35% (479/1351)
回答No.2

高校生レベルなら、 >Na+ OH- と CO2 とでNa+ とHCO3- になりそれからNaHO3になるという ことは理解すべきです。 中和反応に関しては高校化学Iや理科総合Aで学習します。 ぱっと見て、ああ、塩基と酸性酸化物だなと気づき、中和反応なんだからと高校生ならば気付くべきです。

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回答No.1

NaOH+CO2→NaHCO3 炭酸水素ナトリウムの生成反応ですね。 中学高校レベルの知識だと覚えるしかない反応だと思います。 大学に行けば Na+ OH- と CO2 とでNa+ とHCO3- になりそれからNaHO3になるという 段階をきちんと理論だてて理解できるのでしょうが中学高校だと上記のメカニズムを理解するのはちょっと困難ですから覚えるしかない反応になるのです。

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