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仏教に詳しい方お願いします

戒名についての質問です。家にあった御先祖の戒名を見ていて、「忠信慈孝耕司」と「月岑清光耕女」という名を見つけました。他の御先祖の位号は居士や大姉なのにこの二人だけ「耕司、耕女」なので変に思い調べてみましたがこのような位号はありませんでした。何か御存知の方が居られれば教えていただけないでしょうか。因みに、この二人の没年は元文5年(1741年)、安永2年(1774年)で、並んで書いてありましたが夫婦ではないようです。よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • sgm
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回答No.1

曹洞宗の僧侶です。 古い時代の位号には、現在でも良く知られているものの他にも、色々なものが用いられていたようです。 現在であれば、信士・居士・大居士、信女・大姉・清大姉、といった風に、どのお寺さんでも同じような方法に従って位号が付けられます。 しかし、明治の中頃までは、一般的な位号の他にも、お寺や地域の習慣によって、他では見られない独特な「位号」を付ける事が、ままありました。 これらの「位号」に関する習慣は、多くの場合、正規の作法書とは別にメモ書きのような紙片や作法書への書き込みのような形で手順だけが伝えられていて、それを見ただけでは、どのような意図があって成されたものか良くわからないものも多くあります。 しかし、その中の少なくない部分は、当時では半ば当然のことと思われていた、職業差別や居住地差別、身分差別と結びつくものでした。 戒名の位号が現在のような形に標準化(?)されてきた背景のひとつには、こういった古い時代の偏見や誤った因習を排除しようという意図があります。現在では、どの伝統仏教の各宗派でも、過去に付けられた不適切な戒名や法号をあらためる活動を行っています。 ご質問にあるご先祖さまの戒名が、即、不適切なものであるとは判断できませんが、菩提寺さまに相談して、もしもあらためた方が良いということであれば、現在、一般的にもちいられている位号をおくり直して頂くことをお奨めします。

hesohikami
質問者

お礼

返答ありがとうございます。大変、参考になりました。今度実家に帰ったときにでも菩提寺にお話をききに行ってみます。

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