日本が「治安が良い」と言われる所以は？

質問

日本は世界の中でも「治安が良い国だ」と言われますが（最近は悪くなってきているようですが）、日本が治安の良さを尚維持している、その理由は何なのでしょうか？他国に比べてこれと言って特別な措置をとっているわけでもないし・・・。どうなのでしょうか。ご存じの方が用いましたら、是非教えて下さい。

回答No.5

Vwiyoonn · ベストアンサー

いままでの回答者の方のご意見に加えて、原状に対して不平不満をいいつのりいたずらに怒りを掻き立てるよりも先に、しょうがない、と思考停止してしまう日本人の心性があるのではないかと思います（台風や地震などの大規模自然災害に見舞われることが多いためにそんな心性をはくぐむこととなったとの説もあります）。
　一般的にネガティヴに語られることの多いこの心性があるからこそ、ついぞこの間の都内の地下鉄で起こった改札機の不具合や、公共輸送機関の事故などに対しても、驚くほどのお行儀のよさで対処できたのではないかと思われます。
　ま、しょーがないかぁ。と思ってしまえば怒りに駆られて衝動的に粗暴な行動に走ることも少なくなるのではないかと。

　また、治安が悪化している、という印象については、いままでの警察の発表が自分たちの優秀さを喧伝するために相当ゲタをはかせたものであったのと同時に、昨今の『報道』が情緒的なセンセーショナリズムに偏りすぎているきらいがあるからではないでしょうか。加えて、社会－経済が愚かな者に対して優しすぎる（もちろん、彼らの財布目当てですが）システムを作ってしまったため、露骨に愚かしい（が、故に共感を呼ばない）犯罪が増えたということも、治安の悪化を感じさせているのではないでしょうか。

回答No.10

63ma

昔は余り外国人も多くなく、日本という島国に日本人だけという安心感と、銃器等の治安を乱す武器所有が禁止されている事が、治安維持の役に立っていたと思います。
　また、地域に密着した「交番」や「駐在所」により、絶えず警察機関による治安維持が図られている事も一因です。
　また、「交番」は日本独特の治安維持制度です。
　しかし残念ながら、最近は治安慣れした日本社会を狙い撃ちするように、諸外国人、特に中国・韓国人が密入国して治安を乱しています。

回答No.9

eroero1919

昔のサザエさんを読むと、当時の世相が垣間見えて面白いです。磯野家は九州から東京へ引っ越してくるのですが、そのとき不案内な磯野一家は電車の中で居合わせた男性に道を尋ねます。するとその男性は「自分も九州出身だ」と喜んで親切に自ら道案内をします。そのあまりな親切ぶりに逆に怖くなって磯野一家は震えながら話に夢中になる男性を尻目に後をついていくのをそっとやめます。つまりその男性を強盗なんじゃないかと疑ったんですね。つまりその当時はそれなりに治安が悪かった、ということです。戦後すぐには警察も手が回らずヤクザが仕切っていた地域もありました。
たぶん、経済がよくなって多くの人々が豊かになれたからだと思います。ところで、若者の凶悪犯罪というのが近年急に少なくなっているそうです。そういえば若者がキレると恐れられていたのは平成不況のど真ん中のときでした。やっぱり、景気が悪いと治安が悪くなるんじゃないでしょうか。

回答No.8

pluto003

ある一側面においての話です。
「割れたガラス窓理論」をご存じでしょうか。
壊れた窓が放置されていたり、落書きがそこら中に氾濫していたり、といった風紀の乱れや小さな犯罪を放置しておくと、そこでの罪悪感が薄れ、徐々に犯罪がエスカレートし治安が悪くなり、やがてはその街は警察や住人の監視のない場所だと判断され、犯罪組織が寄り付くようになったり、凶悪な犯罪が当然のようになったりするというものです。
そしてこの理論を応用して、治安を劇的に回復させ、効果を上げたニューヨーク市長の話が有名です。
NYは1990年アメリカ最大の犯罪多発地帯となっており、社会問題化していました。当時ニューヨークでは地下鉄や駅のホームや車両など、おびただしい数の落書きで覆われていました。「割れたガラス窓理論」の応用からすべての落書きを消すという提案がなされたのに対し、「まずは犯罪を取り締まるべきだ」と猛反発にあいながらも、落書き消しや軽犯罪の取り締まりといった、じみ～な政策が断行されて行きました。
４年後、凶悪犯罪は約半分にまで激減し、犯罪の温床と呼ばれた地下鉄でも治安が回復していきました。

そこに来て日本は、異常なまでのきれい好きで清潔を重んじる国民性と文化があり、今もそれは多くの人に受け継がれていたり、企業文化にも反映されています（衰退している面もおおいですが）。年末に「大掃除」という習慣があったり、抗菌材使用のボールペンがよく売れたり、といったことろがわかりやすい例でしょうか。
明治時期などに日本を訪れた西洋人は、貧しい者から裕福な者まで皆がきれい好き、掃除好きな日本人の姿に驚き、その記録が書物文献などにも残されています。

私には、この二つに関連性があるように思えてなりません。
きれいで清潔であるといった、環境整備が人によい影響を与えるといったところでしょうか。
江戸の清潔好きについても同じです。当時、ロンドンやパリでは人糞が窓から投げ捨てられ馬糞と並んび町のあちこちに点在し、石炭など暖房を多用していたため黒煙が町を汚し、非常に不衛生な都市でした。スラム街もあり治安もよくありませんでした。対して、江戸では町組織が整備され清掃整備がなされ、100万人口都市で当時世界一の巨大都市でありながらやはり治安も比較的よく町も清潔でした。

（ある一面と書いたのは、それまでの長引く不況から脱出し、90年代初頭からアメリカは景気が回復しており、一概に「割れたガラス窓理論」のみで治安回復とは結論付けはできないとも思うためです）

回答No.7

iwate

治安が良い要因は色々あるでしょうが、日本は島国で殆んど単一民族、単一言語、かつ　国民の道徳心が高い為に犯罪発生率が低い。

経済が安定している為に、貧困層が少ない。

銃器の取締りが厳しく、特別の許可が無い限り所持できない。

地域の連帯感もPTAや町内会等で強く、新入居者や不審者とまではいかなくても、胡散臭い人間はある程度情報が回りに伝わる等、地元の防犯意識が高く、町内会役員や行政区長は地元の交番や防犯関連団体と連携を保っている。

日本警察独自のシステムの交番制度や、警察官のモラルも外国の警察官よりかなり高く、犯罪発生率が低い為に警察官の負担率が先進国で一番であるにも関わらず、重要凶悪事件を他の事件に人を割り振らずに集中的に捜査できる。

警察自身統計に非常に敏感なので、検挙率を維持若しくはアップさせようと試行錯誤し創意工夫をしている。

回答No.6

noname#93734

こんにちは。個人的な意見です。
まず、移民がすくないこと。大都会以外は、世間というものがうるさい。
土着民もけっこういるし。一生　ある土地にすむことは、けっこう気を使うのでは？と思います。
民間の警察みたいなものです。これって、費用が、かからないし。政府にとって、いちばん効率いいかも、と思います。
どうしてそうなったかのかは、知らないけれど。
ただ日本人が、従順とかいうことではないと思います。
なんとなく、そう思いました。

回答No.4

mat983

一番感じるのは夜中に外出していても危険性をあまり感じないことです。それが一番治安の善し悪しを図る要素です。

荷物を体から離しても持ち逃げされる危険性もありません。
発展途上国は子供、ジプシーには要注意です。
日本は子供たちに囲まれ怖い思いをすることもありません。

一番の違いは日本には極端に貧しい層が少ない事が原因ではないでしょうか。
海外はその日の生活に困る層がひったくりや泥棒を働きます。
また、日本は単一民族で識字率は１００％。道徳感もある事が安全に寄与していると思います。

回答No.3

gaisei

こんにちは。たしか豊臣秀吉の頃「刀狩り」があってから、武器の所持が規制されたと思います。そして、周りが海に囲まれて自由に人が出入りが出来ないことと、麻薬は国内生産が不可能であり、他の国ありがちな警察のワイロで犯罪を見逃すことが少ない、以上が理由だと思います。

回答No.2

chipatan

あまり得意な分野ではないのですが、私なりに思うことをコメントします。

細かな理由は多々あるかと思うのですが、一番・・・と感じるのは、貧富の差が激しくないことがあるのではないでしょうか？

実際に、ホームレスの方などもいらっしゃいますが、諸外国のようにスラム化して集団で犯罪を犯す、、、といった行動にならないことがひとつ大きな要因としてあるかと思います。
貧困の激しい国では、子供ですら銃を持ち、生きる（食べる）為に強盗をしたりするのですから、、、

憲法については色々な意見があるものの、基本的な内容はとても素晴らしいものになっていると思います。
子供たちが教育を受けることが出来、貧困者には生活保護など、最低限の生活を送ることのできる政策もとられています。

第二次世界大戦は本当に多くの痛手を日本に残しましたが、それを無駄にすることのないよう、より治安の良い、住みやすい国になって欲しいと願うばかりです。

回答No.1

noname#57948

日本人の中には道徳心が強く、人に迷惑掛けるのは恥ずかしい事。と言う気持ちが少しはDNAに組み込まれてるのではないですか?

日本人は、真面目なんですよ!