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脂質二重膜の水の透過について
ヴォート基礎生化学第2版とLODISHの分子細胞生物学第五版には 水分子が生体膜を透過する時は生体膜にあるアクアポリンを通る事で生体膜を高速で透過でき、純粋なリン脂質二重層は全く水を通さないと書いてあります。(ex.カエルの卵母細胞にはアクアポリンが発現しておらずアクアポリンを発現させる事で水透過性が増す) 一方、細胞の分子生物学4版には タンパク質を含まない人工脂質二重層の透過性について、水や尿素のような小型で電荷のない極性分子は速度はかなり遅いが脂質二重層を越えて拡散する。人工二重層で調べると、水はNa+やK+のような小さなイオンの10^9倍もの透過性を持つと書いてあります ヴォート基礎生化学第2版とLODISHの分子細胞生物学第五版の方が新しくこちらの方が正しいと思うのですが、分子細胞生物学では水は純粋なリン脂質二重膜を全く透過しないと言っているのに対し、細胞の分子生物学ではわずかながら透過すると書いてあるため混乱してしまって どちらが正しいのでしょうか?
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膜の化学みてみます ありがとうございました